ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2025年5月22日 10:00

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • Crucial
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • DeepCool
  • Team
  • ASRock
  • Antec
  • アキバの食
  • 街ネタ
  • コレオシ
  • 中島さん
  • PCケース
  • 新着記事

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1223

最新CPUの性能を引き出す堅牢設計のブラックマザー、MSI「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI DDR4」

2022.12.02 更新

文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
LGA1700 MSI Z790 マザーボード 第13世代Intel Coreプロセッサ

「CPU Cooler Tuning」の効果を確認する

MAG Z790 TOMAHAWK WIFI

MSIでは、Intel 600シリーズ以降のマザーボードに、クーラーに合わせて最適なパワーリミット値を設定する「CPU Cooler Tuning」機能を搭載している。そこで今回はPL1が253Wの「Boxed Cooler」、PL1が288Wの「Tower Air Cooler」、事実上無制限になる「Water Cooler」を選択して、どのように動作が変わるのか確認してみることにした。なおベンチマークテストには「CINEBENCH R23:Minimum Test Duration:10 minutes」を使用している。

MAG Z790 TOMAHAWK WIFI MAG Z790 TOMAHAWK WIFI
「Boxed Cooler」ではPL1/PL2とも253Wに設定される 「Tower Air Cooler」ではPL1/PL2値が288Wに上昇
MAG Z790 TOMAHAWK WIFI
「Water Cooler」では、事実上の無制限となるPL1/PL2=4,096Wに設定されていた
MAG Z790 TOMAHAWK WIFI
MAG Z790 TOMAHAWK WIFI

PL1/PL2とも253Wに設定されている「Boxed Cooler」だが、実際のPackage Powerは190W前後で推移し、Pコアクロックも4.70GHz前後で頭打ちになる。一方「Tower Air Cooler」ではPackage Power は概ね280~290Wで推移し、ほぼPL1/PL2の値に準ずる結果。Pコアクロックも5.20~5.30GHz前後で安定している。

そして事実上の無制限となる「Water Cooler」だが、テスト開始直後はPackage Powerが320W前後、Pコアクロックも5.50GHz前後まで上昇するが、CPUのサーマルスロットリングによって、その後は「Tower Air Cooler」とほぼ同様の動作に落ち着いてくる。

MAG Z790 TOMAHAWK WIFI
MAG Z790 TOMAHAWK WIFI

「CINEBENCH R23:Minimum Test Duration:10 minutes」の結果を確認するとシングルコアテストはいずれのプリセットでもスコアに変化はなし。マルチコアテストについては「Boxed Cooler」は約10%低いものの、消費電力も「Tower Air Cooler」に比べて100W以上も少なく、ワットパフォーマンスを重視するならオススメのプリセットと言えるだろう。

また「Tower Air Cooler」と「Water Cooler」を比較するとその差は約1%でほぼ誤差の範囲。最大消費電力は40W弱の差がついているが、これはテスト冒頭で計測されたもの。Package Powerがほぼ同じになるテスト後半では、消費電力も大きな差はなかった。

Core i9-13900Kのフルロードに耐える堅牢な電源回路

MAG Z790 TOMAHAWK WIFI DDR4

テストセッションのラストは「CINEBENCH R23:Minimum Test Duration:30 minutes」の高負荷テストを実施し、MOSFETの温度をチェックしていこう。ちなみに「CPU Cooler Tuning」は「Water Cooler」を選択している。

MAG Z790 TOMAHAWK WIFI

Package Powerは最大で320W、平均でも290W前後で推移する過酷なテストだがMOSFETの温度が75℃を超えることはなかった。またテスト中に動作が不安定になることもなく、「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI DDR4」であればCore i9-13900Kの性能を十分に引き出した状態で安定動作が期待できる。

MAG Z790 TOMAHAWK WIFI MAG Z790 TOMAHAWK WIFI
アイドル時のサーモグラフィ結果 高負荷テスト25分実行時のサーモグラフィ結果

またサーモグラフィを見ると、高負荷時はCPUソケット上側のヒートシンクはもちろん、左側の拡張ヒートシンクの迫り出した部分も温度が上昇しており、ヒートシンク全体で熱を拡散している様子が見て取れる。

ハイエンドCPUを見据えた堅牢電源と高クロックメモリへの対応が光るミドルレンジ

円安や輸送費の高騰などの影響もあり、価格が上昇している最新プラットフォーム向けマザーボード。Intel Z790チップセットのハイエンドモデルは10万円を超える製品もあり、さすがに手が出ないという人も多いのではないだろうか。その点今回検証した「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI DDR4」ならすでに税込45,000円前後まで値下がりしており、手が出しやすくなっている。

もちろんミドルレンジとは言え、品質面に妥協はなくCore i9-13900Kの無制限設定にも耐えられる堅牢な電源回路と強力な冷却システムを搭載。またPCI Express 4.0(x4)接続に対応する計4基のM.2スロットや、Intelチップによる2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6E無線LAN、帯域幅20GbpsのUSB 3.2 Gen 2×2 Type-Cなど高速なインターフェイスも充実している。

MAG Z790 TOMAHAWK WIFI DDR4

そして、コストを重視するならDDR5よりも安価なDDR4が使えるのも大きなメリット。すでにDDR4-3200クラスの製品を使っているならそのまま流用するのもよし。また「Memory Boost」による高クロック耐性を活かし、最近価格がこなれて来ている3,600MHzから4,000MHzクラスのオーバークロックメモリに挑戦してみるのもいいだろう。

協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # COMPUTEX:「光らないハイエンドが欲しい」要望に応えたクリエイター向けマザ…
  • # COMPUTEX:GODLIKEのために設計された3面強化ガラスのフラッグシップ…
  • # MSI「GeForce RTX 5060 8G GAMING TRIO OC」な…
  • # COMPUTEX:約150mm角で1000AITOPSの小型AIコンピューター、…
  • # COMPUTEX:MSI、初のデュアルモードMini-LEDディスプレイや低価格…
  • # GIGABYTE、AMD B850チップ搭載のオールホワイト仕様マザーボード「B…

CLOSE UP

  • 2025年5月22日
    CORSAIR、ATX 3.1/PCIe 5.1対応のCybenetics PLATINUM認証電源ユニット「RM1200e 2023」
  • 2025年5月22日
    COMPUTEX:着想はマイ○クラフト?4面ディスプレイのキューブ型ヘッドをもつAIO水冷「MINECUBE」
  • 2025年5月22日
    COMPUTEX:PCケースメーカーの老舗と空冷最強ブランドの異色コラボが実現。Antec「Noctua Edition」
  • 2025年5月22日
    COMPUTEX:NZXT「H3 Flow」国内発売目前。ミニタワー最新モデルの実機を眺める
  • 2025年5月21日
    冷却性能が最大4.4%向上したAIO水冷クーラー、NZXT「Kraken Plus」シリーズ計7機種
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2025年5月22日
    COMPUTEX:着想はマイ○クラフト?4面ディスプレイのキューブ型ヘッドをもつAIO水冷「MINECUBE」
  • 2025年5月22日
    COMPUTEX:PCケースメーカーの老舗と空冷最強ブランドの異色コラボが実現。Antec「Noctua Edition」
  • 2025年5月22日
    COMPUTEX:NZXT「H3 Flow」国内発売目前。ミニタワー最新モデルの実機を眺める
  • 2025年5月21日
    AMD、メモリ16GB版をラインナップする最新ミドルGPU「Radeon RX 9060 XT」発表。6月5日発売
  • 2025年5月19日
    誰でもすぐに使える簡単接続のモニタリングカメラ、SpotCamを試す

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2025 GDM All rights reserved.