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最終更新日 2026年6月4日 10:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.762

14インチ大で15.6インチ4K液晶を搭載するクリエィティブノート、MSI「P65-9SE-473JP」

2019.08.06 更新

文:松野 将太

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MSI ノートPC

ベンチマークテスト:ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ

ここからは、実際のゲームに即したベンチマークソフトでのチェックを実施していく。人気のMMO RPGの最新アップデート版「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークテストでは、描画品質を“最高品質”に設定し、1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を実施した。

P65_104_FF14_620x305
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのスコア
P65_105_FF14_620x305
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズの平均フレームレート

テスト中の平均フレームレートもあわせて計測しているが、WQHD解像度まではおおむね60fps以上でのゲームプレイが堪能できる。4K解像度でもコンシューマーハード並みの平均30fpsは出ているため、まったくプレイできないということはないが、負荷が高い画面では画面のカクつきが起きてしまう。2019年現在の基準ではあまり重いタイトルではないが、それでもWQHD解像度までが快適なラインと言えそうだ。

ベンチマークテスト:FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

続いてはより重量級の「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のベンチマークスコアをチェックしていこう。描画品質は“高画質”で、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測している。

P65_106_FF15_620x305
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのスコア

フルHDテストでの判定は「快適」、WQHDテストでは「普通」、4Kテストでは「やや重い」という判定で、このタイトルにおいては、しっかりフレームレートを出しつつプレイするならフルHDが限度となる。ただし先に述べた通り、このクラスの重量級タイトルがノートPCでプレイ可能というだけでも評価に値することは間違いない。基本的にはクリエイティブ向けのノートPCで、ゲーム系のユーティリティーなどは備えていないが、性能だけを見れば問題なくゲームがプレイできる製品と言えよう。

ベンチマークテスト:Lightroom Classic CC

本製品はクリエイター向けのPCということで、写真編集と動画編集に関わるテストも試してみよう。まずは鉄板の写真編集アプリ「Lightroom Classic CC」で、299枚のNEFファイル(7,360×4,912ドット、容量12.5GB)を最高画質のJPEG画像に書き出すまでの時間を計測した。なお、テストは「Creator Center」のクリエーターモード有効/無効時の2パターンで実施している。

P65_107_lightroom_620x255
Lightroom Classic CCの画像書き出し時間

結果は複数回計測しているが、クリエーターモードでの最適化を行うことで、RAW現像時間に若干の短縮が見られた。テスト中の動作クロックの推移を見る限り、クリエーターモードを有効にした場合、書き出し作業中にわずかだが動作クロックの最大値が上がり、いわゆるオーバークロック状態となっているようだ。すべてのアプリでこのような効果が出るかは確認できなかったが、「Lightroom Classic CC」に限っては小さくない差が出るため、プリセットが用意されているアプリを使うのであれば、クリエーターモードを有効化して損をすることはないだろう。

ベンチマークテスト:VEGAS 16 Pro

最後に動画編集ソフト「VEGAS 16 Pro」での動画書き出し時間をチェックしよう。再生時間1分58秒の4K動画を、H.265(HEVC)のMP4ファイルとして書き出すまでの時間を、クリエーターモード有効/無効時の2パターンで計測している。

P65_108_vegaspro_620x255
VEGAS 16 Proの動画書き出し時間

このアプリでは「Lightroom Classic CC」のような動作クロックの有意な上昇は見られず、クリエーターモードの有効/無効にかかわらずほぼ一定の時間で書き出しが完了した。最適化の結果、すべてのアプリでオーバークロックが実施されるわけではないようだ。最適化の適用により何が変わるかは明示されていないため、効果測定は難しいものの、どちらの場合でも動画自体は問題なく書き出せていたので、とりあえず適用しておく、ぐらいの認識でもいいのかもしれない。

幅広い用途をカバーできるのは魅力。唯一の懸念はストレージ容量か

「P65-9SE-473JP」は、CPUに「Core i7-9750H」、GPUにノートPC向けの「GeForce RTX 2060」を採用したアッパーミドルクラスの性能に加え、小型筐体や4Kディスプレイ搭載といった付加価値も備える魅力的なノートPCだ。自宅のリビングで高性能据え置きノートPCとして使うもよし、頻繁に持ち運ぶ作業用ノートPCとして使うもよしと、比較的用途を選ばずに使っていける汎用性の高さが何よりの魅力だろう。

P65review_041_1024x768

あえて注文を付けるのであれば、上位モデルでもストレージ容量が512GBと、クリエイター向けとしては若干心もとない点が気になるというところだろうか。M.2スロットには1つ空きがあり、エムエスアイコンピュータージャパンの指定する販売店であれば増設にも対応できるとのことなので、不安な場合は購入時にそちらを利用するといいだろう。

協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

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