ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2023年3月28日 0:00

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • Crucial
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • 街ネタ

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.678

価格も性能もインパクト強烈!32コア/64スレッドCPU「Ryzen Threadripper 2990WX」を試す

2018.08.13 更新

文:テクニカルライター・藤田 忠

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
AMD CPU Ryzen Threadripper
スケジュール通り、8月13日(月)に発売が解禁された第2世代Ryzen Threadripper。昨年リリースされたRyzen Threadripper上位モデルの位置づけで、シングルソケットで32コア/64スレッドを実現した「EPYC」と同じく、1パッケージに4つのダイを内蔵。最上位モデルは、コンシューマー市場向けでは初となる32コア/64スレッドを破格の1,799ドルで実現している。今回は、そんな超メニーコアCPU「Ryzen Threadripper 2990WX」を日本AMD株式会社(本社:東京都千代田区)協力のもと借り受け、新しい世界に一歩踏み込んでみた。

ベールを脱いだ32コアCPUの2nd Gen Ryzen Threadripper

2990WX_01_1024x768
32コア/64スレッドを実現する最上位モデル「Ryzen Threadripper 2990WX」

今年開催された「COMPUTEX TAIPEI 2018」において、最大32コア/64スレッドの搭載が発表され、注目を集めた第2世代Ryzen Threadripper(以下:Threadripper 2)がついにそのベールを脱いだ。

コンシューマー市場向けCPUの最高コア数を競いあうAMDとIntel。Intelの18コア/36スレッドCPU「Core i9-7980XE」で塗り替えられた記録を、再びAMDが奪取するべく投入されたのが、第2世代Ryzenシリーズと同じ、「Zen+」アーキテクチャ採用のThreadripperファミリーだ。

2990WX_02_1024x768
「COMPUTEX TAIPEI 2018」で発表されたThreadripper 2。ダミーではなく、1パッケージに4つのダイを内蔵し、32コア/64スレッドを実現

Threadripper 2は、継続販売される既存モデルの「Ryzen Threadripper 1950X」と「Ryzen Threadripper 1920X」の上位モデルとして登場した形で、32コアと24コアの「WX」シリーズ、16コアと12コアの「X」シリーズの2系統、計4モデルで構成されている。

製造プロセスが第2世代Ryzenと同じく、14nmプロセスから12nmプロセスへ移行したほか、最大ブーストクロックの向上やDDR4-2933メモリのサポート、TDPの引き上げなどが見られるが、プラットフォーム自体は従来と同じSocket TR4のまま。BIOSアップデートが必須ながら「AMD X399」チップセット搭載マザーボードを使うことができる。

各メーカーからはThreadripper 2をサポートするBIOSが公開されているので、既存ユーザーはCPUを載せ換える前に、アップデートを行えばいい。一方で、新たにマザーボードを購入する場合は、念のため対応BIOSの更新状況を確認する必要がある。USBメモリと電源ユニットのみを使用するアップデート機能、ASUS「USB BIOS Flashback」、ASRock「BIOS Flashback」、GIGABYTE「Q-Flash Plus」、MSI「BIOS FLASHBACK+」に対応するマザーボードなら、万が一、未アップデートの製品を購入しても問題はない。

2990WX_03_1024x576 2990WX_04_1024x576
Threadripper 2の製造プロセスは12nmへ移行。第2世代Ryzenで改良された、動作クロックを負荷状況等により引き上げる機能「Precision Boost 2」「XFR2」を採用する

クリエイター向け「WX」とゲーマー向け「X」の2シリーズ展開

ラインナップの詳細を確認しておこう。「WX」シリーズはCADやCGのレンダリング、3Dアニメーション、流体力学計算、Machine Learningなどといった、動作クロックよりもコア数が多いほど有利となる作業を行うクリエイター/イノベイター向けとなる32コア/64スレッド「Ryzen Threadripper 2990WX」(8月13日発売)と、24コア48スレッド「Ryzen Threadripper 2970WX」(10月発売予定)が用意される。

2990WX_05_1024x576 2990WX_06_1024x576
コア数が重視されるクリエイター/イノベイター向けの「WX」と、高性能を求めるエンスージアスト向けの「X」の2シリーズで展開 32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper 2990WX」は、価格のインパクトも強烈な北米価格1,799ドル。登場時1,999ドルの18コア/36スレッドCPU「Core i9-7980XE」への刺客となる

そして「X」シリーズは、Threadripperが目指す高性能を求めるエンスージアストやゲーマー向けという位置づけ。最大ブーストクロックが第1世代にあたる「Ryzen Threadripper 1950X」/「Ryzen Threadripper 1920X」から引き上げられた16コア/32スレッド「Ryzen Threadripper 2950X」(8月末発売予定)と12コア/24スレッド「Ryzen Threadripper 2920X」(10月発売予定)の2製品になる。スペック的にThreadripper 2の「X」シリーズは、そのまま「Ryzen Threadripper 1950X」/「Ryzen Threadripper 1920X」と入れ替わる格好ながら、現在のところ併売される事になる。

2990WX_07_1024x576 2990WX_08_1024x576
16コア/32スレッド最大4.4GHz動作の「Ryzen Threadripper 2950X」と12コア/24スレッド最大4.3GHz動作の「Ryzen Threadripper 2920X」を用意 発売は「Ryzen Threadripper 2950X」が8月31日、その他のモデルは10月を予定
次のページ
1パッケージ4ダイ構成で32コアを実現
  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # 総合力で一歩上をいく第2世代“無印”モデル、AMD「Ryzen 7 2700/5…
  • # GIGABYTE「MZ31-AR0」と32コアEPYCで体験する最新サーバーの世…
  • # ツクモ、「ライザのアトリエ3」推奨PC計2機種をリリース
  • # arkhive、Ryzen 3 4300G搭載のコストパフォーマンス重視モデル計…
  • # 最大96コア/192スレッドのZen 4採用組み込み向けCPU、AMD「EPYC…
  • # Ryzen Embedded R2000搭載の1.8インチ超小型SBC、DFI「…

CLOSE UP

  • 2023年3月28日
    【コレオシ】2万円切りジャンクがお買い得な「Xperia 5 II」の限定セール
  • 2023年3月27日
    Androidスマホの動画撮影に最適なワイヤレスマイクがエアリアから
  • 2023年3月27日
    スイッチサイエンス、Wi-Fi対応の超小型開発用基板「Raspberry Pi Pico W」発売
  • 2023年3月27日
    アスク、Xeon W-2400/3400対応のSuperO製CEBマザーボード「X13SRA-TF」発売
  • 2023年3月27日
    arkhive、全身パンチングメッシュのASUS「Prime AP201」採用ゲーミングPC計4機種
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2023年3月25日
    組み込みスタイルを変える革新のサイドプラグイン電源、CORSAIR「RM1200x Shift」検証
  • 2023年3月22日
    最新パーツでパフォーマンスが劇的向上。新生ゲーミングノブ搭載PC、MSI「Aegis Ti5 13NUG-257JP」検証
  • 2023年3月20日
    高機能かつ堅牢なASRock「X670E Steel Legend」がRyzen 7000X3Dにオススメの理由
  • 2023年3月17日
    ストリーマーの“欲しい”を詰め込んだクリエイターPC「arkhive CREATOR Limited CL-A7G37R」検証
  • 2023年3月15日
    魅せる要素と信頼性を兼ね備えたATX 3.0電源、ASUS「TUF Gaming 1000W Gold」検証

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2023 GDM All rights reserved.