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最終更新日 2026年6月30日 21:29

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.656

これで全てが分かる。Thermaltake「VIEW 37 RGB」徹底解説

2018.05.07 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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PCケース RGB LED Thermaltake

280mmサイズラジエターの水冷ユニットを搭載する

圧倒的開放感が特徴のPCケースとあって、本格水冷を構築する自作派も多いだろう。内部容積の広さや、取り外し可能なケージタイプのシャドウベイユニットなど、その設計からは明確な意図を感じさせる。とは言うものの時間の関係もあって、今回は140mm口径ファン2基をラジエターに搭載するオールインワン型水冷「Floe Riing RGB 240 TT Premium Edition」(型番:CL-W157-PL12SW-A)を用意した。

おさらいすると「VIEW 37 RGB」にはフロントに2基、リアに1基、それぞれに「Riing Plus H14」が標準装備される。単体購入すると意外な出費になる140mm口径RGB LEDファンだけに、これは生かしておきたい。そこでフロント寄り右側面の冷却ファン増設スペースを利用し、240mmサイズラジエターを搭載した。

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そもそも標準ファンを外すと、上位「VIEW 37 RGB」を選択する意味が薄れてしまう。搭載する構成パーツを事前に想定した上で機種を選定しよう

搭載作業について特に問題は無く、スムーズに行う事ができた。「Floe Riing RGB 240 TT Premium Edition」のチューブ長もギリギリながら足りている。冷却ファンやポンプ一体型ウォーターブロックから伸びる複数のケーブル類も、グロメット付きスルーホールを使えば最短の露出で処理ができた。

v37r_86_1024x768 ラジエターは背面からのネジ固定。なおケージタイプのシャドウベイユニットと共存させると、ラジエターの露出がやや制限される。さらに2.5/3.5インチ共用トレイも一部スペースが被る。冷却効果を十分得るためには、ストレージの搭載は避けた方がよさそうだ
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「Riing Plus H14」ファンと付属コントローラー

「VIEW 37 RGB」はフロントに2基、リアに1基「Riing Plus H14」が標準で搭載されている。1,680万色のLEDイルミネーションが楽しめるRGBファンで、コネクタは3pinでも4pinでもない9pinで、付属のコントローラーに接続。最大3基の「Riing Plus RGB」ファンに対し、SATA電源コネクタから一括で給電する仕組み。コントローラー上には「FAN SPEED」「LIGHT MODE」「COLOR MODE」「LIGHT SPPD」のボタンを備え、好みの設定ができる。

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なお製品には任意の箇所に設置するBOX型コントローラーに加え、PCIスロットに固定できる「PCI Slot Controller」が付属。同様に制御できる4つのボタンを備え、外部からも操作ができるようになっている。

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組み込みに必要な付属品に加え「Riing Plus H14」のマニュアルおよびケーブル類一式も同梱されている

さらにASUS「Aura Sync」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」に対応する各ケーブルも付属し、マザーボードと同期したLEDコントロールが可能。各メーカー謹製のLEDコントロールソフトウェアからの制御にも対応している。無印の「VIEW 37」に比べ売価にはやや開きがあるものの、魅せるPC構築のいわば”基本セット”が既に備え付けられている点は大きなメリットだ。どの製品を選択すれば良いのか分からない、そんなライトユーザーのニーズにも応えてくれるのが「VIEW 37 RGB」というワケだ。

ガラリと印象を変える200mm口径ファンに換装する

最後にフロント標準装備の「Riing Plus H14」を取り外し、200mm口径ファン「Riing Plus 20 RGB Case Fan TT Premium Edition」(型番:CL-F069-PL20SW-A)に換装してみよう。フロントパネル裏のシャーシ面には、200mm口径ファン専用のネジ穴が装備され、「Riing Plus 20 RGB Case Fan TT Premium Edition」付属のネジで固定。コネクタは9pinで、「Riing Plus H14」付属のコントローラーに接続すれば発光および同期ができる。

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フロント部に200mm口径ファンが搭載できるのは、幅261mmのゆったりとした設計ならでは。よりダイナミックなLEDイルミネーションのアクションに加え、低速大風量を得る事ができる

総評:ある意味危険なPCケース

自作PCはオーディオの世界に似ていると言われる事がある。近頃特にそれを感じるのは「真空管アンプ(オーディオ)」だ。オーディオマニアを魅了する「真空管アンプ」は、好みのカスタマイズを行い、それを露出して雰囲気をも楽しむ奥深さがある。一方、自作PCの世界では”魅せるPC”が市場を牽引。多くは他人に見せるよりも自身で見て楽しむ事が目的であり、まさにパーソナルなコンピューター(PC)の究極の楽しみ方と言える。いずれも熱心なエンスージアスト達の存在により、この先も廃れるはずはない。

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圧倒的開放感が特徴の「VIEW 37 RGB」は、5mm厚のアクリル板から内部を大胆に露出。”魅せざるを得ない”状態を作り上げ、われわれ自作派に対しドレスアップをかき立てる。そもそも嫌なら選択から外せばいいワケだが、出来映えは非常に良い。手にしたら最後、あれもこれもと手を出したくなる事は覚悟しよう。「VIEW 37 RGB」は、自作がもっとしたくなる、ある意味危険なPCケース。自作PCからしばらく離れていた人には、再燃のきっかけにもなるだろう。大いに自作PCを楽しもう。

協力:Thermaltake Technology
株式会社アスク

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