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最終更新日 2026年7月5日 21:00

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エルミタ的業界インタビュー「オピニオン」 Vol.15

躍進のキーマンに聞く
CORSAIR製PCケース人気の理由

2013.05.10 更新

文:GDM編集部 Tawashi / 絵踏 一

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 今やPCパーツメーカーとして不動の地位を築きつつあるCORSAIR Memory(本社:アメリカ カリフォルニア州)。当初はDRAM販売からスタートした会社も、今では電源ユニットやPCケース、CPUクーラー、SSD、マウス、キーボード、ヘッドセット、スピーカーに至るまで非常に多岐にわたって製品を取り扱う企業へと成長した。
 このたび米国本社からSenior Director of Product Marketing Components Groupを務めるBertrand Chevalier氏が来日。国内正規代理店の株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)協力のもと、CORSAIRを一躍有名パーツメーカーへと押し上げたキーマンにエルミタ取材班はインタビューを実施した。もうすぐ登場の新型PCケース「Obsidian Series 350D」についてはもちろん、ケースビジネスについてもいろいろ伺った。早速その模様をお伝えしよう。
CORSAIR CORSAIR Memory(本社:アメリカ カリフォルニア州)
米国カリフォルニア州のシリコンバレーに本社を持つPCパーツのグローバル企業。1994年、創業当初はL2キャッシュのOEMベンダーだったが、その後IntelのPentium Proプロセッサー発売に伴い、サーバー向けDRAMの販売を開始。2002年、オーバークロッカー向けに高品質なDRAMを発売して以来、メモリや電源ユニット、PCケース、CPUクーラー、SSD等のPC自作用コンポーネンツを開発、製造、販売し続けている。

今回来日したのは、CORSAIR米国本社のSenior Director of Product Marketing Components GroupのBertrand Chevalier氏。ほかに台湾支社よりDirector, Asia SalesのScott Thirlwell氏にも加わってもらった。また、国内からは日本カントリーマネージャーを務める園部 英生氏。長年にわたってCORSAIR社の国内正規代理店を務める株式会社リンクスインターナショナルから営業部の石塚 大治氏も参加している。

CORSAIR
Bertrand Chevalier氏
(Senior Director of Product Marketing Components Group)

ヒューレット・パッカード社のコンシューマPCグループで15年間にわたりヨーロッパとアメリカ市場を担当。いくつかのマーケティングとオペレーションのマネージメントを担い、その間に同社がアメリカ市場でNo.1のコンシューマPCメーカーとなるために貢献。2010年にCORSAIRに入社してからは電源ユニットの製品企画、ブランディングを担当したほか、水冷システム市場での先駆者として成功させた功労者のひとり。さらに近年はPCケースビジネスを立ち上げ、現在もっとも成長しているカテゴリーとなっている。好きな日本食はなんと納豆
CORSAIR
Scott Thirlwell氏(Director, Asia Sales)
ABITコンピュータではワールドワイドのマーケティングディレクターとして、グローバル展開を支えた。その後、2005年にCORSAIRに入社しアジア地域でのセールス・マーケティングを統括。同地域の発展に貢献するなど、自作PC業界では20年にわたり活躍中。好きな日本食は焼き鳥

CORSAIRスタッフの多くは熱烈な自作PCマニアだった

  • 編集部:
     はじめに、今回来日した主な目的をお聞かせください。
  • Bertrand氏:
     CORSAIRは世界中のマーケットで製品を販売していますが、中でも日本は本国から遠い市場です。そのため、コミュニケーション不足の改善、具体的には販売店やメディアとの交流などがひとつの理由です。また今回発売する「Obsidian Series 350D」(以下:350D)のように新製品のプロモーションも大事な目的です。
  • 編集部:
     本社(アメリカ)から見た日本市場はどのような印象でしょうか。
  • Bertrand氏:
     非常に重要な市場です。理由は日本のエンドユーザーは最新のテクノロジーに関心のある人が多いからです。また他の国とは異なった日本独自のテクノロジーが主流となるなど興味深い点も多く、常に注視しておくように心がけています。
  • 編集部:
     グローバル市場の売れている地域や国はどこでしょうか。
  • Bertrand氏:
     今はEUですね。手堅く順調な伸びを見せており、マーケットがタフな印象を受けています。それからやはり中国、東ヨーロッパでしょう。
  • 編集部:
     なぜ中国や東ヨーロッパで売れているのでしょうか。
  • Bertrand氏:
     2つの理由があります。1つはこれら新興国の経済状況が発展し、より多くの人が新しいテクノロジーに触れることができた。その結果、自作PCという分野に興味を持つ機会が増えたこと。もう1つは、CORSAIRが1年ほど前からエントリークラスの製品を市場へ投入し始めたという点です。これらの製品が新興国の市場とマッチしたと考えられます。
  • 編集部:
     CORSAIRといえば、かつてはメモリモジュールの専門メーカーというイメージでしたが、今や取り扱い製品は多岐にわたります。なぜPCケース市場へ参入したのか?そのワケをお聞かせください。
CORSAIR CORSAIR製メモリの人気シリーズ「DOMINATOR PLATINUM」。原点であるメモリ販売も以前継続中だ。現在もオーバークロック系メモリの老舗ブランドとして、ハイエンドユーザーから絶大な支持を受ける
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多岐にわたるCORSAIRブランド人気製品の裏話
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