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最終更新日 2026年6月5日 12:38

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.209

ミドルユーザーの大いなる味方、GTX 660カードの“鉄板”はコレ。MSI「N660GTX Twin Frozr III OC」ならハズレなし

2013.02.17 更新

文:GDM編集部 絵踏 一

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MHFベンチマークソフト「大討伐」

最後はDirectX 9.0c世代の定番ゲームベンチより、『MHFベンチマークソフト「大討伐」』をチョイス。特に品質設定は用意されていないため、解像度のみを1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンに切替えて計測を行った。

N660GTX Twin Frozr III OC
MHFベンチマークソフト「大討伐」

軽めのゲームベンチということもあり、どちらの解像度でもかなり高いスコアを叩き出している。このクラスのゲームであれば、プレイ中に不満を覚えるシーンはまったくないだろう。さらにオーバースペック状態ながらも、SLI構成では高解像度設定時に2倍以上のパフォーマンスアップを達成しているのはさすが。出荷時クロックもリファレンスと比較して、高解像度時に10%以上スコアを伸ばしており、オーバークロックの効果も確かなようだ。

よく冷えて静か。ちょっと贅沢な「Twin Frozr III」クーラー

グラフィックスカードを長く使う上では、動作中の安定性も気になるところ。「N660GTX Twin Frozr III OC」は搭載クーラー「Twin Frozr III」の冷却性能も自慢なだけに、その魅力をテスト中の挙動から読み取ってみよう。
 なお、計測環境は「3DMark」の「Extreme」プリセット実行時における最も高い数値を高負荷時、10分間何もせず放置した際の最低数値をアイドル時と設定。「GPU-Z 0.6.7」を使用してGPU温度とファン回転数の計測を行った。

N660GTX Twin Frozr III OC
GPU温度計測
N660GTX Twin Frozr III OC
ファン回転数計測

動作クロックに差があるはずの出荷時とリファレンスでは、結果的にほとんど差がつかなかった。ファンの動作音も負荷が高まるにつれて大きくなっていくものの、バラック状態のテスト中でもそれほど気にならなかった。SLI構成での動作中も温度やファン回転数の上昇も許容範囲で、特に回転数は40%ほどとかなり余裕を残している。「Twin Frozr III」が喧伝する、高い冷却性能と静音性は確かなようだ。

いざとなったら“もう1枚”?消費電力は余裕アリ

最後に、「N660GTX Twin Frozr III OC」動作中の消費電力をチェックする。ミドルレンジでPCI-Express補助電源は6pin×1仕様と大食らいではないものの、SLI構成時なら話は別。これから“2枚目”を考えている人ならなおさらだ。
 ちなみに計測環境は上記と同様、「3DMark」の「Extreme」プリセット実行時における最も高い数値を高負荷時、10分間何もせず放置した際の最低数値をアイドル時として、ワットチェッカーを使用した計測を行なっている。

N660GTX Twin Frozr III OC
消費電力計測

シングル時とSLI構成時では、結果的に70Wほどの消費電力増加にとどまった。テストサンプル以外は最小構成ではあるものの、もし増設を考える場合でも500W級の電源ユニットを搭載しているようであれば交換は必要ないだろう。一般的なミドルレンジのマシン構成であれば、いざという時にもう1枚を足すことも十分に可能だ。

乗り換えにも2枚目にも。今こそ“買い”な「N660GTX Twin Frozr III OC」

多くのミドルレンジユーザーにとって、GeForce GTX 660グラフィックスカードは待ちに待った“ちょうどいいミドル”。フルHDの高解像度設定でもゲームプレイの快適ラインを維持できる。
 その中でも魅力的な選択肢になりえるのが、今回試した「N660GTX Twin Frozr III OC」だ。メーカーチューンによるプラスアルファのパフォーマンスアップと、何より普通に使う上でありがたいのが優秀な「Twin Frozr III」クーラーの存在。高負荷のかかるベンチマーク中でも耳障りになるシーンはほとんどなく、冷却性能も謳い文句通り確かなものだった。高い耐久性も次の乗り換え時期まで使い続けることを前提にすれば欠かせない要素で、まさに“鉄板カード”といえる。価格も発売当初よりこなれて手が出しやすくなったのを幸い、旧世代からのパワーアップ時期を窺っていたミドルレンジユーザーにとっては格好の“買い”なモデルだ。

N660GTX Twin Frozr III OC
ちょうどいいミドルの中でも一際“買い”なモデル「N660GTX Twin Frozr III OC」。静音・高性能なクーラーと高い耐久性を併せ持つ。価格もお手頃になったことで、さらに手が出しやすくなった

さらに価格面でいえば、すでに手に入れてしまっているユーザーにももちろんメリットはある。GTX 660では手に余る重量級ゲームを視野に入れたとき、今回のテストでも試したSLI構築がより現実的な選択肢になってくる。もう一枚を買い足すことでハイエンド級のパフォーマンスが手に入る上に、消費電力面への要求もほとんどなし。最近のマザーボードは多くのモデルがSLIをサポートすることもあり、以前よりもSLI構築のハードルは低くなっている。
 いざ重いゲームをやりたくなったらほどよい値段でもう一枚。そういうオプションを念頭にミドルレンジのグラフィックスカードを手に取るのも悪くなさそうだ。


エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
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