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最終更新日 2026年7月19日 9:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.20

~このレイアウトはただの斬新ではなかった~ SilverStone「RAVEN 2」 SST-RV02B-W 徹底チェック

2009.10.23 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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PCケース RAVEN SilverStone

「RAVEN 2」細部をチェックしてみる

ここからは画像を中心に「RAVEN 2」の細部をチェックして行こう。SilverStoneのWebサイトでも詳細画像は用意されているが、こちらは重箱の隅を突くが如く、組込作業時に気付くような細部を中心に解説を交えて紹介する。

「RAVEN 2」エクステリアチェック

まずは「RAVEN 2」のエクステリアチェックから。残念ながら筆者は外装デザインにこだわらない部類に入るのだが、やはりそれなりの金額となる買い物だけに、いつも以上の気合いを入れざるを得ない。また金額はともあれ、内部構成パーツと違い、長く付き合って行くアイテムともなればなおさらだ。というワケで、機能性やその作りなどをメインに見て行きたい。

今回用意されたのはアクリル窓がサイドパネルに装着された「SST-RV02B-W」。カタログスペックからの想像ではさぞ巨大な体躯と思いきや、意外に普通という印象を受けた フロント(左)と、リア(右)。リア中央のメッシュ部分は、ちょうど電源ユニットの吸気ファン位置と重なっている
トップパネル(ABS樹脂製)はメッシュ仕様で、120mm排気ファンおよびストレートファンレイアウトを採用する電源ユニットの排気孔の役割を果たす ボトム面は、180mm吸気ファン3基分の吸気孔が用意されている。なお床面から吸気孔までは25mmの高さがあり、外部エア取り入れには問題が無いだろう
トップ面にレイアウトされたスイッチ部。正面右側がPowerスイッチ、左側がResetスイッチ。I/Oポートは、両端がUSB2.0/1.1、センターには音声入出力が装備される リアボトム部には、水冷ホース用ホールを2箇所装備。日本市場では小数派の水冷式冷却だが、昨今のケースの多くにこのホールが見られることから、ワールドワイドでの需要は思ったよりもあるのだろう
幅212mm×奥行643mm×高さ503mmで、カラの状態で重量は12.5kg。内部構成パーツ満載時にはかなりの重さを覚悟しなくてはならない フロントトップ部はVの字アクセントが施され、PowerLEDを内蔵し、青く発光する。外装のブラックにマッチしたクールな印象をより強調している

「RAVEN 2」内部ディテールチェック

次に内部をフレーム部から順に見て行く。ちなみに両サイドパネルの着脱方法を説明すると、①トップカバー(ABS樹脂製)を外す→ ②フレーム側面に表れるハンドスクリューを緩める、といった手順で、全ての作業はツールフリーで完結できる。また、トップカバーはフレーム部のジェラコンキャッチではめ込まれているため、着脱が非常に簡単なうえ、節度感があり気持ちが良い。頻繁にケース内部のメンテナンスや組み替え等を行うヘビーユーザーには有難い仕様だ。ただしマイナス点も付け加えなくてはいけない。
 実はこのケースには大型ケース等にみられる“取っ手”等は無く、移動させる場合は前後または左右両端を下から抱え込む形で持ち上げてなければいけないのだ。ちなみにほんの少し角度を変えるため、うっかりトップカバーに手を掛けてしまったのだが、例のジェラコンキャッチの容易な着脱感が仇になり、かなりの勢いでトップカバーを“引き剥がして”しまった。大型重量級PCケースの移動は慎重に行わなくてはならない。

トップカバーを外すと、いい案配に持ち手風の部分が現れるが、これはSECCではなくABS樹脂となり、決して取っ手のような使い方をしてはいけない。かなりの確率で破損する事が容易に想像できるので要注意
トップパネルを外すと姿を現すハンドスクリュー。サイドパネル1枚に対し、2箇所のネジを使用。パネルとシャーシの工作精度が高いため、面積の広いサイドパネルを採用しつつもしっかりとした装着感は好感が持てる トップパネル(ABS樹脂製)は、シャーシフレームに装着されたジェラコンキャッチによるワンタッチ着脱式。安価なケースにありがちなABS樹脂によるプッシュ式ではなく、カッチリした装着感で破損等の心配は無用
ケース内部。開口部が広く、組み込みのし易さは見た目にもよく分かる。ここまで広くなれば、引き出し式マザーボードトレイ等のギミックはコストが上がるだけなので必要は無い 正面向かって左サイドパネルとトップパネルを外してみたところ。現在流行の内部ブラック塗装で高剛性感が増して見えるが、実際に開口部が大きい割に、上から下への力にも強く、心許ない感は一切無い
マザーボード90℃レイアウトの象徴的部位が、このトップ面にある拡張スロット。全部で8段が用意されている。なおこのレイアウトを採用する事で、全ての外部端子はトップ面に装着する事になる。後述するが、これには長所もあれば短所もアリ
マザーボードトレイ部にはバックプレート装着型CPUクーラーで重宝するスルーホールが装備される。これでマザーボードを装着したまま、CPUクーラー付け替えが可能。最近のケースではデフォルトになりつつある便利なギミックで、何故今まで無かったのかが不思議
電源ユニットは背面に縦搭載。奥行き220mmクラスの“長モノ”でもまったく問題がなく搭載できる。なお電源搭載部のケース側面には吸気孔が用意され、エアフローL字レイアウトを採用する電源ユニットはケース内部の気流に影響を与えず自己完結できる事になる これはオプションとなる「SST-CLEARCMOS」というCMOSクリアスイッチ。拡張ブラケットタイプだが、「RAVEN 2」ではトップ排気ファンの横にネジ留めで装着できるようになっている(2つ上の拡張スロットイメージ拡大画像参照)
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