2026.08.28 18:52 更新
2026.08.28 配信
Synology Japan株式会社(本社:東京都中央区)は2026年8月28日、ペタバイト規模のデータ管理に対応するエンタープライズ向け3Uストレージシステム「RS11626xs+」を発売した。
3Uシャーシに3.5インチ/2.5インチ対応ドライブベイ×16と、2.5インチSSD専用ベイ×4を搭載する高性能ストレージシステム。別売りの拡張ユニット「RX1222sas」を最大8台接続することで、サービスを中断することなく最大116ベイ、2.6PB超の生容量まで拡張できる。なお、最大容量は24TB HDDを使用した場合の値で、実際の利用可能容量はドライブやRAID構成によって異なる。
また、内蔵するM.2 NVMeスロット×2にDiskStation Manager(DSM)をRAID 1構成で配置するアーキテクチャを採用。OS処理をデータパスから分離することで、エンタープライズ環境の高負荷なワークロードにおいても、4Kランダムリード/ライトで最大895,000/234,000 IOPS、シーケンシャルリード/ライトで最大10,500/8,200MB/sのパフォーマンスを実現する。
ネットワークは10GbE×2を標準搭載し、自動フェイルオーバーに対応するリンクアグリゲーションをサポート。さらにオプションとして10GbE / 25GbE SFP+ / SFP28やファイバーチャネルアダプターを追加できる。電源は冗長構成で、SASマルチパスによる拡張接続にも対応。2台をペア構成にすることで「Synology High Availability」を利用でき、障害発生時には分単位でのクラスタ復旧が可能としている。
ソフトウェアにはDiskStation Managerを採用。「Active Backup Suite」によりWindows、Linux、macOSデバイス、仮想マシン、クラウドアカウントのバックアップに対応するほか、「Virtual Machine Manager」および「Container Manager」による仮想マシンやコンテナの運用もサポートする。
さらに「Synology Tiering」により、アクセス頻度の低いデータをパフォーマンス層と容量層の間で自動移動することが可能。DSM 7.4のストレージ効率化機能と組み合わせることで、同社の実ワークロードではデータ圧縮率1.5:1~3.5:1を確認しており、同じ設置面積で最大3.5倍のデータを保存できるとしている。
文: 編集部 松枝 清顕
Synology Japan株式会社: https://www.synology.com/

