2026.05.28 14:12 更新
2026.05.28 配信
株式会社親和産業(本社:東京都狛江市)は2026年5月28日、Honeywell製PCM(Phase Change Material:相変化素材)を採用した熱伝導グリス「PERIHELION PHASE CHANGE GREASE」(型番:MNM-PTMG-H79X2)を発表。2026年6月6日(土)に販売を開始する。市場想定売価は税込1,580円。
プロユース向けブランド「MNM PROFESSIONAL SPECIFICATION(MNMプロスペック)」シリーズに属する高性能モデル。Honeywell純正のPCM「PTM7950(7950SP)」を採用している点が特徴で、塗布直後は通常のグリス状ながら、乾燥後に固体化。約45℃付近で再びゲル状へ相変化する。CPUやGPUとの界面へ高い密着性を発揮し、低い接触抵抗を実現するという。
また、液体金属系TIMとは異なり、液状化しても垂れにくい特性を備えるほか、非導電性で扱いやすい点も特徴。高TDP環境下での利用を想定しており、デスクトップCPUではTDP 105W以上、GPUでは220W以上を推奨としている。
さらに、150℃で1,000時間のベーキング試験や、-55℃~125℃の温度サイクル試験1,000回をクリアした工業グレードの長期信頼性もアピール。「ポンプアウト」によるホットスポット悪化を抑え、長期間安定した放熱性能を維持できるという。このほか、シリコーンフリー設計を採用し、低分子シロキサンガスによる接点障害リスクを低減。グリス塗布用カードも付属する。
なお、最大性能を発揮するには塗布後の乾燥工程(約5時間)が必要なほか、60~80℃で10~20サイクル程度の熱負荷を与える“慣らし”工程が推奨されている。熱インピーダンスは0.04℃・cm²/W、内容量は2g。
文: 編集部 松枝 清顕
株式会社親和産業: https://www.shinwa-sangyo.co.jp/
Honeywell International Inc.: https://www.honeywell.com/

