2021.12.24 10:39 更新
2021.12.23 配信
高静圧タイプの冷却ファンをデュアル搭載する、Thermalrightのサイドフロー型CPUクーラー「Ultra120EX REV.4」シリーズがリリース。ロングセラーの定番クーラーの最新モデルにあたり、ブラックとホワイトの2色をラインナップする。
ヒートシンクは6mm径のヒートパイプ6本を備える設計で、AGHP(反重力熱管)テクノロジーにより取り付け方向に関係なく優れた冷却性能を発揮。メモリスロットへの干渉を防ぐため、やや後方へオフセットされた形状になっている。また、フィンの厚みは0.4mmで、1.6mm間隔に52枚を並べた構造。タフピッチ銅(C1100)を使用した純銅受熱ベースが採用されている。
冷却ファンは、ブラックモデルが2ボールベアリングの120mmファン「TL-B12 EXTREM」を搭載。主な仕様は、ファン回転数最大2,150rpm±10%、最大風量69CFM、最大静圧2.87mmH2O、最大騒音28.1dBAなど。ホワイトモデルはヒートシンクカラーに合わせた純白の「TL-B12W」を搭載。ベアリングはS-FDBを採用、ただしファンのスペックは同等とされている。
ヒートシンクの外形寸法は幅132mm、奥行き64mm、高さ157mm、重量660g。製品ページでは対応プラットフォームの記載はないものの、従来シリーズ同様に最新のマルチプラットフォームに対応すると思われる。
文: 編集部 絵踏 一
Thermalright: http://www.thermalright.com/