エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.614

MSI「GAMING」シリーズ初の3連ファンVGA、「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」検証

2017.11.20 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹

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卓越した冷却性能と高い静音性で人気のMSI「GAMING」シリーズより、初の3連ファンクーラーモデル「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」がデビューした。NVIDIAのハイエンドGPU GeForce GTX 1080 Tiとのタッグにより、パフォーマンスも兼ね備えたという最新グラフィックスカード。厳しい目を持つエンスーユーザーやハイエンドゲーマーを満足させることはできるのか、早速検証していこう。
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MSI「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」 市場想定売価税抜104,980円(2017年11月10日発売)
製品情報(MSI

3スロット占有の3連ファンクーラー「TRI-FROZR」を搭載

高い静音性と冷却性能で人気のMSI「GAMING」シリーズより、初の3連ファンクーラー「TRI-FROZR」搭載モデル「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」が登場した。オーバークロッカー向けフラッグシップ「LIGHTNING」シリーズと、従来の「GAMING」シリーズのギャップを埋める製品で、冷却ファンには役割の異なる2種類のブレードを組み合わせた「トルクスファン2.0」を採用。さらに実質3スロットを専有する大型ヒートシンクには、スーパーパイプと呼ばれるφ8mmの極太ヒートパイプが組み込まれており、冷却性能や静音性にはさらなる期待が持てる。

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今年9月の「東京ゲームショウ2017」で初披露された「GeForce GTX 1080 Ti GAMING X TRIO」。国内発売は今月10日よりスタートしている

一方で、クーラーの外観スタイルは「TWIN FROZR VI」の特徴的なフェイスを踏襲し、カバー部にはおなじみの赤色LEDを実装。裏面には「GAMINGドラゴン」が大きくデザインされたオリジナルバックプレートを標準装備。「Mystic Light Sync」対応のRGB LEDイルミネーション機能も備え、「GAMING」シリーズのマザーボードとのマッチングは抜群だ。

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クーラーカバーは「TWIN FROZR VI」のデザインを踏襲。起動時に赤く光るLEDイルミネーションにも対応する

またコンポーネントには、「Hi-C CAP」や「日本製固体コンデンサ」「スーパーフェライトコアチョーク」など、MIL-STD-810G認証をクリアした「ミリタリークラス4」対応の高品質部材を採用。さらに10フェーズの電源回路や、8pin×2の補助電源コネクタなど、リファレンスを超える装備により、高負荷時の安定動作を支えている。

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GPU8フェーズ、メモリ2フェーズの電源回路。オーバークロッカー向け「LIGHTNING」に比べるとフェーズ数は少ないが、リファレンスを上回る出力が可能だ

動作クロックは専用アプリで、「SILENTモード」(ベース1,480MHz/ブースト1,582MHz/メモリ11,016MHz)、「GAMINGモード」(標準/ベース1,544MHz/ブースト1,657MHz/メモリ11,016MHz)、「OCモード」(ベース1,569MHz/ブースト1,683MHz/メモリ11,124MHz)の3段階切り替えに対応。メモリバス幅は352bit、ビデオメモリはGDDR5X 11GBで、GPUの温度が60℃未満ではファンの回転を停止する「Zero Frozr」に対応する。

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ブラックを基調にしたシックなパッケージ。RGB LEDイルミネーション「Mystic Light Sync」の対応が大きく謳われている
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