エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.252

これを待っていた。ベストセラー仕様のGTX 780カード、MSI「N780GTX Twin Frozr 4S OC」

2013.07.29 更新

文:GDM編集部 絵踏 一

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 GTX 700シリーズ第一弾として5月に登場した、新世代のハイエンドグラフィックスカードGeForce GTX 780。わずか8分という高速で終了した深夜販売も記憶に新しいところながら、当初リリースされたのはリファレンスベースのモデルが中心。そこへきて、近頃は各メーカーからオリジナルクーラーやオーバークロック仕様を武器にしたカスタムモデルが続々登場している。
 その中でも一際目を引くのが、デュアルファンクーラー「Twin Frozor」を備えたMSIの看板モデル「N780GTX Twin Frozr 4S OC」だ。毎度定番として名が挙がる自慢の名物カスタム仕様だけに、その仕上がりは期待がもてる。早速GTX 780本命の有力株を検証してみよう。
N780GTX Twin Frozr 4S OC
MSI「N780GTX Twin Frozr 4S OC」実勢価格90,000円前後
製品情報(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

旧ハイエンドの弱点を克服した“廉価版TITAN”「GeForce GTX 780」

N780GTX Twin Frozr 4S OC 前世代のハイエンドGTX 680の後継として登場した「GeForce GTX 780」。700シリーズ上位というより、「GK110」コア採用の“廉価版TITAN”と呼ぶ方がそれらしい

そもそもGeForce GTX 780は、GTX 700シリーズの中で先頭を切って投入されたモデルながら、他の700シリーズとはやや趣が異なるGPUだ。その核となる搭載GPUコアは、ウルトラハイエンドのGeFoece GTX TITANで採用されたGK110。GTX TITANより2基少ない12基のStreaming Multiprocessor eXtreme(SMX)から構成され、合計で2,304基のCUDAコアと192基のテクスチャユニットを実装する、いわば“廉価版TITAN”のような立ち位置だ。ビデオメモリこそ半分の3GBなものの、メモリバス幅は同等の384bitを確保。“先代”にあたるGTX 680の弱点だったメモリ周りはしっかりカバーされている。

メモリ周りの弱点も改善され、旧世代から顕著なパフォーマンスアップを果たす。特にGTX 580比では70%向上、乗換え対象としても魅力的だ

その一方で、動作クロックはGTX TITANから若干高めとなるコアクロック863MHz、ブーストクロック900MHzに設定された。自動オーバークロックック機能「GPU Boost 2.0」をサポートし、従来モデルとのパフォーマンス比はGTX 680との比較で34%、2世代前のハイエンドGTX 580との比較では実に70%と大差をつけている。GTX 500シリーズからの乗換えでは、特に魅力的な選択肢になるというわけだ。

N780GTX Twin Frozr 4S OC

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