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OCZ初、100%自社開発コントローラ「Barefoot 3」搭載「Vector」シリーズ検証
エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.196

OCZ初、100%自社開発コントローラ「Barefoot 3」搭載「Vector」シリーズ検証


2012年12月11日
TEXT:GDM編集部 池西 樹
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 OCZ Technology(本社:アメリカ カリフォルニア州)から新型コントローラ「Barefoot 3」を搭載したフラグシップSSD「Vector」シリーズが登場した。先日お伝えした日本台湾をはじめ、中国・香港・シンガポール・タイ等の各国でメディア向け新製品発表会が実施されるなど、熱心なプロモーション活動からOCZの並々ならぬ自信を伺わせる製品だ。
 そこで今回のエルミタ的撮って出しレビューでは、発売されたばかりの「Vector」シリーズ256GBモデル「VTR1-25SAT3-256G」を国内正規代理店の株式会社アスク(本社:東京都千代田区)より借り受け、「Vector」の基板レイアウト解説をはじめ、各種ベンチマークテストで注目のパフォーマンスを徹底的にチェックしてみることにしよう。
Vector
OCZ Vectorシリーズ256GBモデル「VTR1-25SAT3-256G」
実勢価格24,000円前後
製品情報(OCZ Technology)(株式会社アスク

同社初、100%自社開発の新型コントローラ「Barefoot 3」

Vector
100%自社開発のオリジナルコントローラを採用した「Vector」シリーズ

今回検証するSATA3.0(6Gbps)対応SSD「Vector」シリーズに搭載されるのは、OCZ初の100%自社開発コントローラ「Barefoot 3」。「Barefoot」という名前からピンとくる読者もいると思うが、Indilinxの血統を受け継いだ新型コントローラで、実際にはファームウェアの設計を買収したIndilinxチームが、ハードウェアの設計をPLX Technologyの開発チームがそれぞれ担当している。

Vector
「Barefoot 3」のブロックダイアグラム。NANDフラッシュはONFIタイプだけでなくToggleタイプにも対応する

プロセッサには動作クロック400MHzのデュアルコアARM Cortex 9が採用され、SSD処理で最も重要なフラッシュ操作を行う専用プロセッサ「OCZ Argon Co-processor」を搭載させることで高速化を実現。さらにデータ非圧縮によるLow Write Amplificationや独自NANDマネジメント機能によりNANDフラッシュの消耗を防ぎ、耐久性も向上させた。

安定性や耐久性にもこだわったフラグシップモデル「Vector」シリーズ

コントローラと並んで重要なNANDフラッシュには、IMFT製25nmプロセスのSynchronous MLCを採用する。最近では20nm以下のNANDフラッシュが多いなか「Vector」シリーズでは、安定したパフォーマンスと耐久性を考えて25nmプロセス製品を選択したとのこと。ちなみに「Vector」シリーズでは耐久性の指標に一般的なMTBF(平均故障間隔)ではなくHost Write(ホスト書込量)を導入している点も特徴のひとつ。これは運用方法によって大きく負荷が異なる曖昧な時間単位ではなく、書込量という正確な指標を導入している点からOCZの品質に対する自信を窺い知ることができる。

Vector
「Vector」シリーズでは耐久性の指標に、“Host Write”(ホスト書込量)を採用する。なお最も容量の小さい128GBモデルでも1日当たり20GBで5年間の書込(総書込36.5TB)をクリアする

製品ラインナップは128GB、256GB、512GBの3モデルで、キャッシュメモリには動作クロック1,600MHzのDDR3メモリを512MB(128GB/256GB)もしくは1GB(512GB)搭載。主なスペックはシーケンシャル読込550MB/sec、書込530MB/sec(128GBモデルは400MB/sec)、ランダム読込100,000 IOPS(128GBモデルは90,000 IOPS)、書込95,000 IOPSで、特にランダム性能では他社の競合製品を上回るパフォーマンスを実現している。

Vector
CrystalDiskInfo 5.1.0の結果。バッファサイズは容量が大きく正確な数値が取得できていないが今回検証する256GBモデル「VTR1-25SAT3-256G」では512MB実装する

Vector

次は...  「Vector」シリーズのパッケージと外観を画像でチェック

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