エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1704
2026.10.28 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「Basilisk V4 Pro」のスペックや仕様について理解を深めたところで、ここからは気になる使用感をチェックしていこう。今回は、日々多くのゲーミングマウスに触れるとともに、その良さを伝えることに長けたショップ店員にリポートを依頼。じっくり一週間ほど使い込んでもらった上で、インプレッションを語ってもらった。
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| ゲーミングマウスへのこだわりが深く、ヘビーなゲーマーでもあるパソコンSHOPアークの大塚さん。前モデルの「Basilisk V3 Pro 35K」も愛用してきたが、その違いとは? |
一見すると前モデルと変わらないように見える「Basilisk V4 Pro」ですが、実は多くの進化を遂げています。まず実感したのは、ブラッシュアップされたシェイプによる、手に吸い付くようなグリップ感ですね。微妙な違いではありますが、より自然と手に馴染む形状に変わっています。
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さらに搭載ボタンが増えたにも関わらず、約12gと目立って軽量化しているのは高評価。前モデルに比べて手首の負担が大幅に軽減されていて、長時間のカメラ操作や激しい取り回しにおける疲労感が格段に軽減されました。
それにボタンの増設と使いやすさを考慮したボタン配置の変更もまた、プラスに働いている要素。キーボードに手を伸ばすことなくアイテム使用やショートカット調合、集中モードの切り替えなどが手元で完結しますから、非常に快適ですよ。
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| エルゴノミクスデザインのボディ形状を最大限に活かすには、手のひら全体でグリップする「かぶせ持ち」が最適 |
グリップスタイルとしては、手のひら全体をしっかり預けることのできる「かぶせ持ち」の適性が高いですね。長時間のプレイでもカメラ操作やコマンド入力が安定するので、シンプルにオススメです。手が大きめの人であれば「つかみ持ち」も十分選択肢に入るでしょう。
今回は主にモンスターハンターワイルズとVALORANTで試したのですが、ゲームジャンルとしては、MMOやアクションゲーム全般に向いていると思います。フリーアクションボタンや多機能ホイールを活かして、任意のスキルやショートカットが割り当てられるのが非常に強力ですね。
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| ボタン数がそれなりに多いことから、MMOやアクションゲーム全般への適性が高い |
そして当然ながら、内部スペックの強化も大きな見どころ。特に最大50,000dpiに進化したセンサー周りは、トラッキングの正確性と安定感が一段とアップした印象で、ガラスマウスパッド上でもセンサー飛びはまったく発生しませんでした。
また、スクロールホイールもノッチの密度をさらに細かく設定できるようになったおかげで、プレイ中の誤作動が起こりにくくなっています。第4世代オプティカルスイッチに変わったメインスイッチは、歯切れのいいクリックフィーリングが心地よく感じました。
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ソフトウェア面に触れておくと、瞬時かつ正確に180°振り向くことができる新機能の「Perfect 180」は、ローセンシプレイヤーにとってかなり強力な武器になりそう。コントローラーで振り向くような視点移動になるため慣れが必要で好みも分かれそうですが、場合によってはハードウェアチート級のアドバンテージになるかもしれません。
それとダイナミック感度と感度カーブ設定もまた、ソフトウェア面で「Basilisk V4 Pro」が他のマウスから一歩リードしていると感じる要素。普段はローセンシでヘッドラインを維持しつつ、素早くマウスを振った時のみ感度を上げて背後の敵に対応するといった、柔軟なエイムやカメラ操作が可能なんです。
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総合的には、MMOやアクションゲームといったジャンルをプレイするエルゴノミクス形状のマウスとしては、右に出るものがない完成度といった感想。ただし前モデルから軽量化したとは言えしっかりとした重さがあるので、昨今トレンドになっている軽量マウスのように、軽快に振り回すような使い方には向きません。プレイするゲームジャンルや操作スタイルを考慮しつつ、よく特性を理解した上でチョイスするべきでしょう。

