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最終更新日 2026年7月9日 19:53

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1361

マルチスレッド性能は40%以上アップ。世界最強を謳うハイエンドデスクトップCPU「Ryzen Threadripper 7000」検証

2023.11.20 更新

文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕

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AMD CPU
2020年2月に登場した「Ryzen Threadripper 3000」以来、約3年半ぶりとなるAMD(本社:アメリカ)のハイエンドデスクトップ向けCPU「Ryzen Threadripper 7000」の国内発売が2023年11月22日より開始されることになった。最新アーキテクチャであるZen 4を採用し、“世界最強のハイエンドデスクトッププロセッサ”を謳うその実力を早速検証していこう。
Ryzen Threadripper 7000
AMD「Ryzen Threadripper 7980X」 市場想定売価税込899,800円(2023年11月22日11:00発売)
製品情報(AMD)
AMD「Ryzen Threadripper 7970X」 市場想定売価税込449,800円(2023年11月22日11:00発売) 
製品情報(AMD)

約3年半ぶりに復活したHEDT向けCPU「Ryzen Threadripper 7000」

2021年3月に国内発売が開始された「Ryzen Threadripper PRO 3000 WX」や、2022年8月発売(組み込みシステムは2022年3月発売)の「Ryzen Threadripper PRO 5000 WX」など、最近はワークステーション向け製品が中心だったRyzen Threadripperに、「Ryzen Threadripper 3000」以来約3年半ぶりとなるハイエンドデスクトップ(High End Desktop:以降HEDT)向けCPU「Ryzen Threadripper 7000」シリーズが投入されることになった。

【関連記事】これぞ最強。64コアのモンスターCPU「Ryzen Threadripper 3990X」に死角なし(2020.02.07 更新)
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Ryzen Threadripper 7000
Ryzen Threadripper 3000以来となるHEDT向けCPU Ryzen Threadripper 7000。コアアーキテクチャはRyzen 7000と同じZen 4を採用する

コア数は従来と同じ最高64コア/128スレッドだが、コアアーキテクチャにはRyzen 7000と同じ最新世代の「Zen 4」を採用。L2キャッシュの増量やフロントエンド処理、ロードストア処理、分岐予測などの最適化によって「Zen 3」からIPCは13%も向上している。さらに動作クロックもRyzen Threadripper PRO 5000 WXの最高4.5GHzから、最高5.3GHzへと引き上げられ、AMD曰く“世界最強のハイエンドデスクトッププロセッサ”に仕上げられているという。

Ryzen Threadripper 7000
Ryzen Threadripper 7000
Zen 3アーキテクチャからIPCは約13%向上。また動作クロックも引き上げられており、大幅な性能アップが期待できる

さらにAVX-512拡張命令に対応する他、バスインターフェイスはPCI Express 4.0からPCI Express 5.0に、メモリもDDR4からDDR5へとアップグレードされている。ただし、HEDT向けということでメモリチャネルはRyzen Threadripper PRO 5000 WXの8chから4chへと半分に削減。またRyzen Threadripper 7000からは、メモリに一般的なUnbuffered DIMM(以降UDIMM)ではなく、サーバー向けのRegistered DIMM(以降RDIMM)が必要になる点にも注意が必要だ。

Ryzen Threadripper 7000
Ryzen Threadripper 7000には、64コア/128スレッドのRyzen Threadripper 7980Xを筆頭に3モデルがラインナップ
Ryzen Threadripper 7000
AMDの資料によれば、Intel Xeon w9-3495XとRyzen Threadripper 7980Xを比較すると最大で2倍近い性能を叩き出すものもあるという

製品ラインナップは64コア/128スレッドの「Ryzen Threadripper 7980X」を筆頭に、32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper 7970X」、24コア/48スレッドの「Ryzen Threadripper 7960X」の3モデル。いずれもTDPは350W、ソケットはsTR5、チップセットはTRX50、PCI Expressレーンは最高92レーン/使用可能88レーン(PCI Express 5.0は最高48レーン)、メモリスピードは5,200MT/sで、AMD EXPO Technologyにも対応する。

Ryzen Threadripper 7000

またワークステーション向けのCPUとして最高96コア/192スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 7000 WX」も同時リリース。チップセットはTRX50の他、専用チップセットWRX90が用意され、WRX90使用時はメモリが8ch、PCI Expressレーンは最高148レーン/使用可能144レーン(PCI Express 5.0は最高128レーン)まで対応し、企業向けの管理機能である「AMD PRO」をサポートする。

Ryzen Threadripper 7000
ワークステーション向けRyzen Threadripper PRO 7000 WXは、96コア/192スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 7995WX」を筆頭に6モデルがラインナップ
Ryzen Threadripper 7000 Ryzen Threadripper 7000
資料によれば、先代のRyzen Threadripper PRO 5000 WXやライバルとなるIntel Xeonシリーズを大きく上回るマルチスレッド性能を発揮するという
Ryzen Threadripper 7000 Ryzen Threadripper 7000
Ryzen Threadripper PRO 7000 WXとWRX90チップセットを組み合わせることで、8chメモリやAMD PRO機能を利用できる
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