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最終更新日 2026年6月5日 20:58

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1338

これで全てが分かる。MSI「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」徹底解説

2023.09.25 更新

文:撮影・編集部 松枝 清顕

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MSI PCケース ミドルタワー
今回のお題目は、COMPUTEX TAIPEI 2023ブースレポートでも取り上げた、MSI(本社:台湾)の新型PCケース「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」。一見してイマドキのミドルタワーだが、エアフローにこだわった独自ギミックを採用。熱源に対しピンポイントで風を当てる設計は、熱対策に悩む自作派には注目の仕掛けだろう。自作PC構成パーツのほとんどを取り揃えるMSIの"知恵が詰まった新作”、それが「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」だ。

MSIが描く理想に「かなり近い」ミドルタワーPCケース

エルミタで取り上げるMSIブランドのPCケースは、今回が7台目にあたる。2018年5月よりPCケースカテゴリに本格参入を果たしたMSIだが、そのスタイルは一貫してゲーミングPCケースだ。押しも押されもせぬ”PCパーツの総合メーカー”である事に誰も異論はないだろう。中でもハイエンド志向のPCパーツは、多くの自作派が手にしているハズで、同一ブランドで構成したPCを完成させたいというニーズも一定数存在する。そんなMSIフリークはもとより、熱心な自作派にご紹介したいのが、今回取り上げる「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」なのだ。

MSI MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW
MSI「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」 市場想定売価税込23,980円前後(2023年9月22日発売)
製品情報(MSI)

外観の宣材画像を見ると、明らかに魅せる要素を前面に出したイマドキのそれで、表現を変えれば”近頃流行のよく見るスタイル”だ。これをネガティブに捉えると「画一的」とひとくくりにされてしまいがちだが、MPG GUNGNIR 300R AIRFLOWは既存ラインナップの良さを数多く取り入れ、”非の打ち所がない”ミドルタワーPCケースに仕上げられている。

MSI MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW

冒頭から期待を持たせ過ぎのきらいがあるのは、執筆段階で既に検証が一通り済んでいるから。これまでになく、事細かく書かれた資料を手渡され、その時点からMSIの熱意は十分に伝わった。ここから始まる検証で、それがどこまで伝えられるだろうか。決して100点満点ではないが、MSIが描く「理想にかなり近い」MPG GUNGNIR 300R AIRFLOWをじっくりご覧頂こう。

国内流通ラインナップを把握しておく

ここでラインナップを整理しておこう。国内市場向けプレスリリースは2023年9月15日に配信され、今回取り上げる「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」に加え、カラーバリエーション「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW WHITE」の国内販売がアナウンスされた。市場想定売価はブラック色が税込23,980円前後、ホワイト色が税込24,980円前後と後者は1,000円ほど高い。

MPG_GUNGNIR_300R_01
MSI「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW WHITE」 市場想定売価税込24,980円前後(2023年9月22日発売)
製品情報(MSI)

ちなみにCOMPUTEX TAIPEI 2023のMSIブースレポート記事では、展示されていた「MPG GUNGNIR 300P AIRFLOW」を取り上げている。グローバルサイトには掲載済みの「300P」は、「300R」と共通仕様ながら標準装備の120mmファンがすべて非発光モデルになっている。立ち位置として廉価版とみるには性能差はなく、単に仕様違い。好みの問題といったレベルだが、エムエスアイコンピュータージャパン株式会社に確認したところ、現状一般販売予定は無く、可能性として組み込み用途等の導入は検討されているようだ。

MSI MPG GUNGNIR 300P AIRFLOW MSI MPG GUNGNIR 300P AIRFLOW
COMPUTEX TAIPEI 2023のMSIブースレポートでは、バリエーションモデル「MPG GUNGNIR 300P AIRFLOW」を紹介した
【関連記事】COMPUTEX:MSIの新型PCケース「MPG GUNGNIR 300P AIRFLOW」で分かる厄介な熱源とその対策(2023.05.31 00:00 更新)

スペック表に見るMSI「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」

ここでは実機開封前に、スペック表からMPG GUNGNIR 300R AIRFLOWの製品概要を確認する。対応マザーボードはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITXとされるが、E-ATXはフルサイズではなく305x280mmまでの制限付き。近頃のミドルタワーPCケースは、マザーボードトレイ右手に空きスペースがあるため、多くはこのパターンだ。

筐体の主素材は0.8mmのスチールで、副素材にプラスチックおよび3mm厚の強化ガラスが使われている。これらの素材は、エリアごと(または各部品)に異なるため、主要部分は解説セッションで触れる事にしよう。

MSI MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW
外装パッケージは実測で幅約320mm、奥行き約590mm、高さ約580mm。総重量は不明だが、店頭持ち帰りはカート無しでも行けそう

外形寸法は幅235mm、奥行き505mm、高さ510mmで、内部容積は60リットルとされる。なお複数ある資料のいずれにも本体重量の記載は無く、積極的に開示しない方向のようだ。その他、各有効スペースはCPUクーラーが高さ175mmまで、グラフィックスカードが長さ360mmまで、電源ユニットが奥行き200mmまでとされている。実際のクリアランスについては、個別に解説していこう。

MSI MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW

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MSI「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」外観デザインチェック
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