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最終更新日 2026年6月6日 0:03

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1208

新たなゲームプレイスタイルを提唱するクラウドゲーミングPC、MSI「Trident S 5M-022JP」

2022.10.22 更新

文:撮影・藤田 忠

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MSI ゲーミング デスクトップ

NVIDIA「GeForce NOW」を試す

続いては、NVIDIAが提供するGeForce NOWを試していこう。日本国内ではソフトバンクとauから提供されており、それぞれ「GeForce NOW Powered by SoftBank」「GeForce NOW Powered by au」となっている。基本の月額料金は同じだが、GeForce NOW Powered by SoftBankは無料で試せるフリープランを用意している。GeForce NOW Powered by auには無料プランが用意されていないが、auスマートパスプレミアム会員の場合、無料で利用できる。ただ、ともに無料のプランは、NVIDIA RTXを利用できず、連続プレイ時間が1時間になるなどといった制限がある。

導入とプレイの流れは、Xbox Cloud Gaming(Beta)と同じだが、GeForce NOWは基本、SteamやEpic Games Storeなどで所有しているゲームを、ストリーミングでプレイする形になる。ゲームの購入が必要になるが、ハイスペックなグラフィックスカードを搭載せずに、レイトレーシングを活かした話題のゲームを楽しむことができるのがメリットだろう。

Trident_S_104 Trident_S_100
ソフトバンクとauの月額は1,980円と同じになっており、NVIDIA RTXはプレミアムプランでのみ利用できる au/UQ mobile 5Gユーザーは月額330円値引きなど特典もあるので、使用している携帯回線に合わせて選ぶのが良いだろう。ここではGeForce NOW Powered by SoftBankに加入した
Trident_S_102
多くのゲームタイトルが、GeForce NOWでのクラウドゲーミングに対応している

ゲーム内ベンチマークでパフォーマンスをチェック

GeForce NOWでは重量級ゲームタイトル「Shadow of the Tomb Raider Definitive Edition」と「ASSASSINS CREED VALHALLA」を遊んでみた。ともにゲーム内にベンチマーク機能を備えており、クラウドゲーミング時も実行できるので、Ryzen 7 5700Gが内蔵しているRadeon Graphicsと、GeForce NOWサーバーとのフレームレートを比べてみると、結果は一目瞭然だった。実際のプレイでは、画質が多少落ちるようなことはあったが、フレームレートは、おおむね60fpsを維持しており、ストレス少なくプレイを楽しめた。

trident_s_003_game_620x350

Trident_S_74 Trident_S_77
ともに画質は最高品質に設定してゲーム内ベンチマークを実行している。GeForce NOWのサーバーのスペックも確認できる
Trident_S_75 Trident_S_76
重量級ゲームタイトル「ASSASSINS CREED VALHALLA」のワンシーン ゲーム中にMSI Afterburnerで各種情報を画面に表示させると、フレームレートは60fpsを維持。「Trident S 5M-022JP」のCPUや、GPUへの負荷率が低い点にも注目だ

快適にクラウドゲーミングを楽しめた「Trident S 5M-022JP」だが、インターネット回線は余裕のある通信速度と安定性が必須になる。Xbox Cloud Gaming(Beta)では、表示解像度1080pかつフレームレート最大60fpsで20Mbps以上、GeForce NOWでは解像度720P/60fpsで15Mbps以上、1,080p/60fpsでは25Mbps以上の通信速度が要求されることから、固定の光回線がおすすめだ。

今回のテストでは、筆者宅で600Mbps~940Mbpsの回線速度を安定して発揮するNURO光を利用し、ギガビットLANでルーターに接続をしている。今回のテストでは利用することはなかったが、ユーティリティ管理ツールの「MSI Center」には、アプリケーションごとにネットワーク帯域の優先度を設定できる「LAN Manager」も導入されている。

Trident_S_105 Trident_S_106
GeForce NOWの回線速度テストでは、ギガビットLAN、Wi-Fi6接続ともに、推奨の回線速度や遅延をパスしている
Trident_S_61 Trident_S_63
「MSI Center」の「LAN Manager」では、帯域の優先度を設定することが可能だ

Androidのスマホ向けゲームをPCで遊べる

Trident_S_86

クラウドゲーミングPCの名の通り、Xbox Cloud Gaming(Beta)とGeForce NOWでゲームプレイを楽しめた「Trident S 5M-022JP」。続いてもうひとつのトピックになるであろう、Android向けスマホゲームをPCで楽しめる「MSI APP PLAYER」を紹介していこう。

「MSI APP PLAYER」は、AndroidゲームをPCで遊ぶために開発されたAndroidエミュレーターのひとつである「Blue Stacks」をベースとしたツールだ。ゲーム(アプリ)によっては利用規約違反になることがあったり、配信を行うと著作権侵害になったりと、その利用は自己責任。当然だがGoogle、アプリの運営も、サポートはしてくれない。その上で「MSI APP PLAYER」を使ってみると、デフォルトでAndroidエミュレーターが構成されており、スマホゲームを大画面で楽しむことができた。

Trident_S_89 「MSI APP PLAYER」の初期起動状態
Trident_S_78 Trident_S_79
Googleアカウントでログイン。Google Playからスマホ同様の感覚でゲームをインストールできる
Trident_S_80 Trident_S_84
美麗な大画面でスマホゲームを楽しむことができる 「MSI APP PLAYER」には、ゲームのイベントなどを逃さないように通知機能を装備
Trident_S_82 Trident_S_83
エミュレーターに割り振るCPUコア数や、解像度などをカスタマイズすることもできる
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