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最終更新日 2026年5月27日 21:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1136

Noctua「NH-D12L」検証。新設計ファンで全高145mmに抑えたローハイトクーラーは果たして冷えるのか

2022.05.03 更新

文:撮影・松枝 清顕(解説)/ 検証セッション・池西 樹

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CPUクーラー Noctua
読者にも熱烈なファンが多いNoctua(本社:オーストリア)から、120mmファンを搭載するサイドフロー型CPUクーラー「NH-D12L」が発表された。新開発の冷却ファン「NF-A12x25r」が最大のキモとなり、なんと全高を145mmに抑える事に成功。汎用性の高い高冷却CPUクーラーとして、大注目の新作を速攻レビューする。

自らに課した”限られた高さにおけるハイエンド空冷”

2022年4月5日、RASCOM Computerdistribution(本社:オーストリア)が展開するNoctuaは、新型CPUクーラー「NH-D12L」をリリースした。時差の関係から、およそ日本におけるNoctuaのプレスリリースは夜の時間帯に配信される事がお決まりだが、その数時間後(日本では深夜だ)には、サンプルの発送連絡が来るという具合。ほどなくDHLで到着した”Noctua専用BOX”には、今回の主役である「NH-D12L」と、同時にアナウンスされた冷却ファン「NF-A12x25r PWM」(表記は単体発売品名:以下「NF-A12x25r」)が同梱されていた。

nhd12l_024
Noctua「NH-D12L」 市場想定売価税込89.90ドル
製品情報(Noctua)

「NH-D12L」は、2つのヒートシンク間に120mmファンをサンドイッチ状態にした、サイドフロー型CPUクーラー。この説明だけでは何の変哲もない新製品で終わってしまうところ、全高を145mmに抑えた背の低い120mmファン搭載空冷である点が最大のポイント。これを実現させたのが、新開発にして同時発売される「NF-A12x25r」というワケだ。

nhd12l_045
Noctua「NF-A12x25r」 市場想定売価税込29.90ドル
製品情報(Noctua)

普段なら脇役である冷却ファンだが、今回はCPUクーラー本体同等の意味ある存在で、ともすれば「NF-A12x25r」が主役と言っても、決して言いすぎではない。

もう少しご紹介すると、自らローハイト120mmファン搭載CPUクーラーと位置付ける「NH-D12L」は、Noctuaの120mmファン搭載従来モデルに比べて13mm低く設計。これまで92mmファンクラスが上限だった小型PCケースでの運用を想定し、フルハイト120mmファン搭載CPUクーラー同等の冷却性能が得られるという。冷却スタイルこそ異なるものの、型番から想定されるのは2019年3月発売の「NH-U12A」であり、兄弟モデルと考えてよさそうだ。

nhd12l_033

スペック表に見るNoctua「NH-D12L」

改めてスペック表から製品の概要を確認しておく。対応ソケットは、Intel LGA1700/1200/1156/1155/1151/1150/2011/2066、AMD Socket AM5/AM4。また外形寸法は幅125mm、奥行き113mm、高さは145mm(冷却ファン搭載時)で、総重量は890gに抑えられている。1,000g以下に収められたのは、2つのヒートシンクで構成されるツインタワー型ながら、120mmファン専用設計であること。さらにヒートパイプがハイエンド製品では標準的な6本ではなく、5本であることが主な理由だろう。

材質は受熱ベースおよびヒートパイプが銅製で、放熱フィンはアルミニウム製。なお前者は腐食を防止するニッケルメッキが施され、見た目の美しさにも大きく貢献している。なお搭載ファンについては、後ほど詳しく解説する。

nhd12l_01b

ひとつ気になったのは大型パッケージ。120mmファン搭載でロープロファイル仕様(Noctua曰く「ローハイト」)の製品だけにイメージはコンパクトだが、外装パッケージは想像以上に大きい。梱包に使う素材は受熱ベース部のキャップ以外は全て紙製で、衝撃を吸収するにはある程度の空間も必要になるだろう。とは言え、幅約185mm、奥行き約175mm、高さ約235mmにもなるため、もう少し物流に優しいスケールでもいいように思う。

nhd12l_600x378

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Noctua「NH-D12L」外観デザインチェック
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