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最終更新日 2026年5月30日 0:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1134

AMD 400/300の最終アップグレードにおすすめ。最新ミドル「Ryzen 5 5600/5500」検証

2022.04.29 更新

文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕

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AMD CPU
今回の撮って出しレビューでは、2022年4月15日より国内発売が開始されたAMD(本社:アメリカ)の最新ミドルレンジCPU「Ryzen 5 5600」と「Ryzen 5 5500」を取り上げる。いずれもZen 3アーキテクチャの6コア/12スレッドモデルながら、税込2万円台で購入できる高いコストパフォーマンスが魅力。まさにAMD 400/300シリーズのアップグレードにピッタリの製品だが、その気になる実力を早速チェックしていこう。
r55600x_04_1024x768
AMD「Ryzen 5 5600」 市場想定売価税込28,800円(2022年4月15日発売)
製品情報(AMD)
AMD「Ryzen 5 5500」 市場想定売価税込23,300円(2022年4月15日発売)
製品情報(AMD)

フルスペック版Zen 3ベースの「Ryzen 5 5600」とAPUベースの「Ryzen 5 5500」

これまで手薄だったミドルレンジ帯をカバーするべく、2022年4月15日より国内発売が開始された新Ryzen 5シリーズの「Ryzen 5 5600」と「Ryzen 5 5500」。2020年11月に登場したRyzen 5 5600Xの下位に位置づけられる製品で、いずれも製造プロセスはTSMCの7nm FinFET、アーキテクチャはZen 3を採用し、コア数は6コア/12スレッドに対応する。

しかし、両モデルの内部構造は大きく異なる。上位モデルRyzen 5 5600は開発コードネーム「Vermeer」ことRyzen 5000シリーズをベースにした製品で、CPUダイである「CCD」には32MBの大容量L3キャッシュを内蔵している。また「CCD」と、メモリやインターフェイスなどのI/Oダイ「cIOD」(こちらは製造プロセス12nm)を分離したチップレット構造を採用するのも大きな特徴だ。

r55600x_10_1024x768 r55600x_11_1024x768
上位モデルRyzen 5 5600では、「CCD」と「cIOD」が分離したチップレット構成を採用するためDIFFUSED INが2つ刻印されている
ryzen_5000_101_1024x576
Ryzen 5 5600は開発コードネーム「Vermeer」をベースにしているためL3キャッシュは32MB

一方、下位モデルであるRyzen 5 5500は、開発コードネーム「Cezanne」ことRyzen 5000GシリーズをベースにGPUを無効化した製品で、すべての機能が1チップに統合され、CPUダイである「CCD」のL3キャッシュは16MBへと半減している。またPCI-ExpressレーンもPCI-Express3.0に制限されているため、AMD X570/B550チップセットで使用する場合には注意が必要だ。

5600_901_1024x768 5600_902_1024x768
APUをベースにしたRyzen 5 5500では全ての機能が1チップに統合されているためDIFFUSED INの刻印も1つになる
ryzen5000g_001_1000x391
Ryzen 5 5500は開発コードネーム「Cezanne」ことRyzen 5000Gをベースに、GPU機能を無効化している。そのためL3キャッシュは16MBになる

その他のスペックはRyzen 5 5600がベースクロック3.50GHz、ブーストクロック4.40GHz、L2キャッシュ3MB、TDPが65W。Ryzen 5 5500がベースクロック3.60GHz、ブーストクロック4.20GHz、L2キャッシュ3MB、TDPが65W。L3キャッシュ容量の他、最高クロックもRyzen 5 5600の方がやや高めに設定されているが、実際どの程度パフォーマンスに差があるのかは、テストセッションで明らかにしていく。

r55600x_03_1024x768 r55600x_06_1024x768
Ryzen 5 5600とRyzen 5 5500のパッケージデザインは全く同じ。上部の封印シールや、サイドの小窓からCPUそのものを確認しない限り判別することはできないだろう
5600_905_1024x768 5600_906_1024x768
いずれもリテールクーラーとして、比較的薄型の「Wraith Stealth」が付属する

なおプラットフォームはこれまでと同じSocket AM4で、チップセットはAMD 500/400シリーズに加えて、今回からAMD 300シリーズチップセットについてもメーカーからBIOSさえ提供されれば動作させることができるようになった。

5800x3d_009_1024x576a
メーカー独自の対応となるため、BIOSが提供されないモデルもあるが、AMD 300シリーズでも基本的にはRyzen 5000シリーズが動作するようになった。これにより、約5年前のマザーボードでも最新のCPUにアップグレードすることができる
5600_001_spec_600x365
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Ryzen 5 5600/5500のパフォーマンスをチェック
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