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最終更新日 2026年7月12日 11:31

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.807

これで全てが分かる。Antec「P120 Crystal」徹底解説

2019.12.13 更新

文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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Antec PCケース

冷却ファンを増設する

ボトム面のスペースを活用し、冷却ファンを増設する事でエアフローを強化してみよう。ボトム面には120mmまたは140mmファンが最大で3基増設が可能。ラジエターも最大で360mmサイズ(28mm厚)が搭載できる事は、既に紹介済みだ。今回の搭載テストには、アドレサブルRGB対応LED内蔵の140mmファン2個パック、Antec「Prizm 140 ARGB 2+C」を用意。搭載を試みた。

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2基を増設する場合は、底面に露出したスリットを利用。搭載位置の微調整もできた 3基を増設する場合は、ABS樹脂製の台座(ネジ4本固定)を一旦取り外し、隠れたスリットを露出した状態で冷却ファンをネジ留めする手順になる
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3基の140mmファン「Prizm 140 ARGB」は外気を取り入れるエアフロー方向で固定。なお2個パック品には単体で発光色やパターンが変更できるファンコントローラーが付属する
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「Prizm 140 ARGB 2+C」を2セット用意すれば、ボトムに3基+リアに1基の140mmファンが増設可能。発光色やパターンを同期させれば、エアフロー強化に加え、より一体感のあるPCを手軽に構築できる

ストレージを搭載してみる

組み込みセッションの最後に、ストレージの固定方法をご紹介しよう。ストレージの収納力について、数年前の「Performance」シリーズに比べれば決して多い方ではない。とは言え、SSDの大容量化と低価格化、さらにマザーボード上に搭載できるM.2 NVMe SSDの活用、HDDの容量単価の値頃感、オンラインストレージの台頭など、ここ数年で自作PCのストレージ事情は大きく変化している。これに合わせた設計により、PCケースの内部構造も様変わりした。数字上の収納力だけでPCケースの善し悪しを判断する時代ではない。

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スチール製3.5インチシャドウベイは、全2段あるうちの下段のみ2.5インチSSDを”吊り下げ式”で搭載可能。まずは2.5インチSSDを底面ネジ固定する
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2.5インチSSD固定後、付属のネジで側面から3.5インチHDDを固定。シャドウベイを元の位置に戻せば作業は完了する
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3.5インチHDDx2台と、2.5インチSSDx1台を固定した状態。コネクタは右サイドパネル側に向けてマウントする事になり、ケーブルが露出することなくキレイに魅せる事ができる
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2.5インチ専用ブラケットには、SSDの底面を直接ネジ留め。コネクタは下方向にマウントすれば、マザーボードトレイ下部のスルーホールが活用できる

総評:これぞ、魅せるPCケース「P120 Crystal」

Antec異色のクリスタルなPCケース「P120 Crystal」。台湾取材時のプロトタイプから気になる筐体だったが、製品版は期待通りに仕上げられていた。とにかくこの手のPCケースは溢れるほど選択肢があり、毎月のように新製品がリリースされている。メーカーとしては当然”突出したなにか”を用意して集団から抜きん出ようと画策しているワケだが、満を持した割にファーストロットで終息した製品は数え切れない。

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一方で「P120 Crystal」は手堅い。奇をてらわないスタイルはAntecのそれで、見た目とは異なりシンプルにまとめられている。相変わらず工作精度は高く、売価以上のクオリティを確保。内部設計に至っては、電源ユニットを往年のオールドスタイル(トップマウント)にすることで、新鮮な印象を与える事に成功。ケーブルマネジメントの最適化により、実は”ボトムカバー特有のメリットはそれほど無い”ことを証明している。

仕上げには左側面だけに留まらず、フロントパネル全面にも透明度の高い強化ガラスを装着。アルファベットと数字のみの型番にモデル名「Crystal」を付けた。

本来”魅せるPCケース”とは、内部構成パーツやLEDイルミネーションを見て楽しめるといった意味だろう。しかし「P120 Crystal」は、筐体そのものが美しい”魅せるPCケース”なのだ。

協力:Antec
株式会社リンクスインターナショナル

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