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最終更新日 2026年7月4日 22:17

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.317

シリーズ最強。GIGABYTE製小型ベアボーン「BRIX Pro」実力検証

2014.04.13 更新

文:GDM編集部 Tawashi

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信長の野望・創造 ベンチマークデモ

続いて、昨年末に発売された最新歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・創造」をチョイス。オジサンプレイヤーに人気の老舗タイトルだが、CPU内蔵のグラフィックス機能でも問題なくプレイできるのか。
 測定には「信長の野望・創造 ベンチマークデモ」を使用し、デモ実行中にマップの拡大や縮小、カーソルの移動、会戦モードなどを行った。なお、基本設定はデフォルト状態のままフルスクリーンで各種設定はすべて“あり”の状態。解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンで計測を行っている。

信長の野望・創造 ベンチマークデモ(fps)

3Dによる1枚マップの採用が特徴の「信長の野望・創造」。カーソル移動や拡大/縮小を頻繁に繰り返しながらプレイするスタイルが一般的だが、1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンともに動作は非常に軽い。もたつくシーンなども一切なく快適なプレイが可能だ。久々にプレイするPCゲームのために、グラフィックスカードをわざわざ増設するのが面倒だというオジサンプレイヤーも「BRIX Pro」があれば安心だろう。

Winning Post 8 ベンチマークデモ

ベンチマークセッションの最後は、先日発売されたばかりの競馬シミュレーションゲームから。新たに「牧場」が3D化された最新作だが、やはり気になるのは最大18頭立てフルゲートで展開される迫力のレースシーンだ。測定にはリリースされたばかりの「Winning Post 8 ベンチマークデモ」を使用。あらかじめ用意されている「高グラフィック測定」「低グラフィック測定」の2パターンで計測を行っている。

Winning Post 8 ベンチマークデモ(平均フレームレート)

「Iris Pro 5200」のパフォーマンスをもってすれば、「高グラフィック測定」「低グラフィック測定」どちらの設定でも平均フレームレートは30.4と滑らかなレースシーンが楽しめる。競走馬の質感や動きはもちろん、馬蹄の響きや観客の大歓声などがスムーズに再生されていた。3D化が進む人気タイトルだが、「BRIX Pro」での動作になんら問題はない。

TDP65WもCPU温度は高め

「BRIX Pro」では、Haswellベースの高性能CPU「Core i7-4770R」を搭載しているため、熱処理も気になるところ。公称TDPが65Wのモデルだが、CPU/GPU一体型冷却クーラーの能力はいかがなものか。そこで、ストレスツール「OCCT 4.4.0」を使った60分間の負荷テストを実施。同時に主要ゲームタイトルベンチマーク実行時の温度も計測している。

【CPU温度】 検証室内温度23℃/湿度55%

まず「OCCT4.4.0」を実行すると、高負荷時には97℃まで上昇するが、アイドル時は50℃前後に落ち着くという結果に。「HWmonitor Version 1.2.3.0」にて計測した専用のブロアー式ファン採用冷却クーラーの回転数も、アイドル時の1,214rpmから4,090rpmと跳ね上がり、離れていてもかなりハッキリと聞こえるレベルで動作していた。
 また、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のベンチマーク計測中は、最高で94℃を計測。ただしファンの回転数は3,700rpmに抑えられており、「OCCT 4.4.0」実行時ほどの耳障りな音を感じることはなかった。さらに「ドラゴンクエストX」ベンチマーク計測中は85℃が最高値。こちらはファンの回転数がほとんど気にならないレベル(2,000rpm以下)で安定していた。
 本体の随所に吸気口やスリットを設けるなど、吸排気能力を高めた「BRIX Pro」。設置する際には本体周囲にある程度のスペースを設けた方がよさそうだ。

テスト中の消費電力をチェックする

テストセッションの最後はベンチマーク実行中の消費電力を確認していきたい。アイドル時は10分間放置した中で最も低い値、「CINEBENCH R15」「3DMark」「OCCT 4.4.0」はそれぞれのベンチマーク実行中で最も高い値としている。

消費電力(W)

アイドル時で約15.4W。CPUがフルに動作する「CINEBENCH R11.5」では76.2W、ほぼ同じレベルでGPUに負荷がかかる「3DMark」では78.3Wを記録した。なお、最大値を記録したのは「OCCT 4.4.0」実行時の80.7W。TDP65Wの「Core i7-4770R」を搭載する「BRIX Pro」だが、システムは全体的に100W以下の省電力で動作している。

現時点では間違いなく小型ベアボーン最強モデル

ここまで「BRIX Pro」の検証を進めてきたが、噂に違わず高性能で魅力的なベアボーンであることがよくわかった。ライトなゲームタイトルはもちろん、従来のCPU内蔵グラフィックス機能では厳しいミドルクラスのゲームタイトルでも無難にこなす「Iris Pro 5200」の実力は本物だ。
 さらに、単体では入手不可能な高性能CPU「Core i7-4770R」を採用する点も、自作ユーザーの心をくすぐるポイントとして「BRIX Pro」の存在価値を高めている。小型で高性能という2つのキーワードを突き詰めたマシンとして、シリーズを代表する「BRIX Pro」は長く記憶に残る製品となるだろう。たしかに、これは売れるワケである。


協力:日本ギガバイト株式会社
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