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最終更新日 2023年2月7日 0:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.212

大物は騒がない? 静かなる“ビッグミドル”ASUS「GTX660-DC2O-2GD5」の良さは使って分かる

2013.02.27 更新

文:GDM編集部 絵踏 一/松枝 清顕

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 ほとんどのゲームをフルHDで快適に動かせるミドルレンジのグラフィックスカードは、各メーカーにとっても主戦場に位置付ける重要なクラス。それだけに多数のモデルが乱立し、正直どれを選べばいいか迷ってしまうほどだ。そんなミドルレンジの森の中から、今回手に取ったのはグラフィックスカードレビュー2連続となるGeForce GTX 660搭載カード。久しぶりの換装ならちょっと贅沢をしてみたい、そんな向きにオススメなASUS「GTX660-DC2O-2GD5」を検証する。「DirectCU II」が放つハイエンド並の迫力を体感しつつ、“最高のミドルレンジ”を追求してみよう。
GTX660-DC2O-2GD5
ASUS「GTX660-DC2O-2GD5」実勢売価23,000円前後
製品情報(ASUS)(株式会社エムヴィケー)

大きさも装備もハイエンド!な最強ミドルレンジカード

多数のメーカーが様々なラインナップを展開するミドルレンジのフィールドでは、各社ともに工夫をこらしたモデルの開発に余念がない。優秀なオリジナルクーラー搭載による静音化や高冷却化、クロックチューニングによるパフォーマンスアップ、高耐久コンポーネント採用による信頼性の確保など、あらゆる面で他社との差別化を図っている。
 そうした中でASUSのグラフィックスカードを語る上で欠かせないのが、「DirectCU II」の存在だ。主力モデルにはあまねく搭載されるASUS自慢のオリジナルクーラーで、ヒートパイプをGPUにダイレクトに密着させることで熱の移動効率を大幅に向上。さらに大型のフィンとデュアルファンを組み合わせ、強力な冷却性能と静音動作を実現している。

GTX660-DC2O-2GD5
静音・高冷却仕様の「DirectCU II」クーラーを搭載するGeForce GTX 660グラフィックスカード「GTX660-DC2O-2GD5」。その性能と迫力は数あるミドルレンジ製品の中でも最強クラスだ
GTX660-DC2O-2GD5 GTX660-DC2O-2GD5
ハイエンド並の大きさを誇るパッケージサイズは、実測で約W407×D234×90Hmmほど。ミドルレンジの棚では一際目立つ存在になるだろう。並べる側もちょっと大変そうだ

そして同社製のマザーボードに使用されるデジタル電源回路「DIGI+ VRM」を採用するなど、設計思想には総合パーツメーカーの雄としてのノウハウも光る。そのほか、動作温度を低下させた「Super Alloy Choke」、長寿命コンデンサ「Super Alloy Capacitor」、対応電圧を拡大させた「Super Alloy MOS」、GPU用コンデンサ「SAP CAP」などで構成される高品質コンポーネント「Super Alloy Power」を搭載。部品寿命や通常動作時の安定性を向上させたほか、オーバークロック耐性を高めることに成功している。これらASUS独自の技術はGeForce GTX 680などハイエンドグラフィックスカードに搭載されるものとまったく同じもので、ミドルレンジのモデルでは極めて贅沢な装備といえる。

GTX660-DC2O-2GD5 デジタル電源回路「DIGI+ VRM」や高耐久コンポーネント「Super Alloy Power」を採用。ハイエンドGPU搭載カードに匹敵する高い信頼性が確保されている

そうしたコンポーネントの耐久性に支えられ、「GTX660-DC2O-2GD5」には出荷時からメーカーチューンによるオーバークロックが施される。コアベースクロックは980MHzから40MHzアップの1,020MHz、ブーストクロックは1,033MHzから52MHzアップの1,085MHzへとクロックアップ、リファレンスモデルに比べ性能面でも優位に立つ。

ちなみに余談ながら、ASUSのGeForce GTX 660搭載カードは全3モデルリリースされている。「GTX660-DC2O-2GD5」よりも動作クロックの高い「GTX660-DC2T-2GD5」(ブーストクロック1,137MHz)もラインナップするものの、クロックアップと引き換えに価格が上位モデルGeForce GTX 660Tiのリファレンスモデルを上回ってしまう。その点「GTX660-DC2O-2GD5」は、価格面でもGTX 660の範疇を超えない、性能とのバランスのとれたギリギリの選択肢といえそうだ。
GTX660-DC20-2GD5

補助電源いらずの扱いやすいロウアーミドル「GTX650-E-1GD5」

もちろんミドルレンジユーザーの中には、GTX 660までは必要ないという層もいるはずだ。自分に合うちょうど良さを探すのも自作の醍醐味、話ついでにASUS製の下位モデルから粒よりのモデルを一緒にご紹介しておこう。
 そこに登場するのが、GeForce GTX 650搭載カード「GTX650-E-1GD5」。コアクロックを1,071MHz(リファレンス:1,058MHz)に高めたオーバークロック仕様ながら、PCI-Express補助電源が不要(リファレンス:6pin×1)という扱いやすさが最大の特徴だ。カード長も200mm以下とコンパクトで、旧環境からのアップグレードにも最適。2スロット占有のシングルファンクーラーを実装し、高品質コンポーネント「Super Alloy Power」も搭載。長く安心して使用できる。

GTX650-E1GD5
「DirectCU II」搭載カードのような見た目の個性は薄いながらも、PCI-Express補助電源が不要な省電力モデル「GTX650-E-1GD5」。それでいてオーバークロック仕様という、ロウアーミドルの中でも“買い”なカードだ
GTX650-E1GD5 GTX650-E1GD5
インターフェイスはDVI-D×1、HDMI×1、D-Sub×1構成。マルチディスプレイ技術「NVIDIA 3D Vision Surround」に対応し、同時に3画面を出力できる 「GTX660-DC2O-2GD5」と共通の“爪痕”デザインを採用するパッケージ。サイズは内容物を反映してか、実測で約W306×D222×H56mmと一回り以上小さい

GTX650-E-1GD5

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これでミドル?とツッコミたいほどデカイ「GTX660-DC2O-2GD5」
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