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最終更新日 2023年4月1日 0:02

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.185

元祖・静音ケースの底力 Antec P280-MW徹底解剖

2012.10.29 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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Antec PCケース 静音

組み込まなければ分からない、有効スペースを計測

細部のチェックが終われば、いよいよテストに向け、実際に構成パーツを組み込んでみたい。「P280-MW」は比較的シンプルな設計であることから、ミドルクラスとしては開口部が広く、余計な出っ張りがない。さらに特殊な機構もないため、Antecケースユーザーならマニュアルをみなくても組み込んでいく事ができるはずだ。無駄のないシンプルな設計も、Antecらしい一面と言えるだろう。

ごく一般的な構成で組み込みを行うとこのとおり、たいへんスッキリ仕上げる事ができた。筆者のテクニックもさることながら(?)、要所に設けられたケーブルマネジメントホールを使えば、内部のケーブル露出を極端に減らす事ができる。なお今回はIntel純正CPUクーラーを搭載させたが、リア排気ファンを見ると、やはりサイドフロー型をチョイスしたい。ちなみにCPUクーラーの有効スペース(高さ)は公称170mmまでとされている
マザーボードトレイ背面。決して無理なくケーブルが配線されている事が分かる。やや気になるのは、唯一搭載されているリア排気ファンの電源供給に使う4pinペリフェラルコネクタの存在。「TWOCOOLファン」を動作させるには、マザーボード上の3pinファンコネクタが使えないため、どうしても上面にケーブルを配線しなければならない

グラフィックカード搭載スペース

グラフィックスカードを搭載し、空きスペースを計測してみよう。「P280-MW」の公称有効スペースは330mm。そこにリファレンスデザインのAMD Radoen HD 6970(奥行275mm)を装着したところ、実測で約50mmの空きスペースができた。これだけのスペースがあれば、補助電源コネクタが縦方向レイアウトのモデルでも、問題はないだろう。

意外に広い電源ユニット搭載スペース

次に電源ユニットの搭載スペースも確認しておこう。拡張カードの有効スペース330mmに対し、電源ユニット搭載スペースは約345mm(実測値)だった。拡張カードスペースと15mmもの差が出ているのは、拡張カードスロット固定内部側に段差があるため。テストに向けて用意した電源ユニットのAntec「EA-650-PLATINUM」(80PLUS PLATINUM/650W)の奥行きは140mmで、約205mmの空間ができる。「P280-MW」にはマザーボードトレイ背面にケーブルを逃がすスペースが設けられているが、そこに収まりきらない余ったケーブル類の始末には、この空きスペースが有効になるはずだ。

奥行き140mmのAntec「EA-650-PLATINUM」をマウントさせると、約205mmもの空きスペースができた。なおシャドウベイ横に冷却ファンを増設した場合は、ケーブルが巻き込まれないようにきちんと結束しておこう

マザーボードトレイと右サイドパネル間

ケーブルマネジメントで大切なのが、マザーボードトレイ背面と右サイドパネル間の空きスペースだ。組み込み時に配線したケーブルやコネクタ類が、サイドパネルと干渉して閉じることができなくなったという経験は、誰しもあるだろう。通常この寸法は開示されていないため、購入前に確認ができない部分。しっかりとチェックしておこう。

良好なケーブルマネジメントには重要な空間となる、マザーボードトレイ背面と右サイドパネル間の空きスペース。実測値で約25mm確保されており、このクラスのPCケースとしては、かなり余裕がある
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静音PCケースの実力は?全方位騒音値テスト敢行
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