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最終更新日 2026年7月19日 9:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.41

似て非なる。Fractal design「Define R2」は日本市場に向いているのか?

2010.05.22 更新

文:GDM編集部 松枝 清顕

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「R2」エアフローチェック(フロント部編)

フロント吸気120mmファンは内部扉内に上下2基が搭載できる(うち1基は標準搭載)。ファンメンテナンス用に用意されたプッシュ開閉式内部扉を開けると、分割されたABS樹脂製のファンカバーユニットが現れ、それぞれ4カ所のネジで固定されている。ここではそのギミックを画像でご紹介しよう。

内部扉を開くと出現するファンカバーユニット。上下は分割式で、扉も2枚が装着されている。フロントファンの役割はHDDの冷却用で、温度が上昇するHDDを直に冷やす効果が期待できる
ファンカバーユニット下部(左)と上部(右)。いずれも網目の細かい防塵メッシュが装着されており、付着した埃は内部扉のおかげで容易にクリーニングできるようになっている
4個のプラスネジを外してみたところ。ファンカバーユニットはワンタッチで120mmファンを装着できるツールフリー仕様
上下段のファンカバーを外してみたところ。1基はオプション扱い。なおファンフィルターはフレームに接着剤で固定されており、なかなかしっかりとした作り 搭載ファンは単体発売もされている「FD-FAN-120」。120×120×25mmで、回転数は1000rpm、騒音値15dBA、風量38.3CFM
ファンカバーユニットを外すとこの通り。最大8台のHDDが搭載できるシャドウベイが間近に見える 底部に設けられている吸気用のスリット
フロントファン吸気用に設けられた底面のスリットは最大部で実測値150×12mm 両側面にあるフロントファン吸気用スリット。サイズは実測値19×3mmで、片側69個で構成されている
フロントドア密閉で十分な吸気は可能か
 「R2」はフロントドア仕様によりスッキリとした印象が強い。デザイン面では好感が持てるが、さて完全密閉で懸念されるのがフロント吸気だろう。
 このモデルは最大7基のファンが搭載できる反面、ケース自体のコンセプトはフロントドア裏さらにサイドパネルに装着されたシートでも分かる通り、「静音」がコンセプトになっている。
 高エアフローと静音の両立はPCケース最大のテーマだが、そのバランスおよび味付けこそが各モデルの特徴となり、ユーザーからの支持に繋がる。そこを踏まえて「R2」のエアフローデザインを考えてみたい。

フロントには最大8台搭載可能なHDDの冷却用に120mm吸気ファンを2基搭載できる(1基は標準装備)が、例のフロントドアを採用する事で、フロント両側面のスリットと、ドア下の隙間から外気を取り込む方法が採られている。フロントドア密閉型の多くは同じ手法となる事から、どうしてもどこかで見たようなデザインに見えてしまうが、致し方ないところだろう。これ以外に外気を取り込む方法は無く、せいぜい両側面スリットのデザインを変える程度。静音と高エアフローのバランスを採るための選択肢は無い。
 これまで同様のコンセプトでリリースされているモデルを使った印象では、それほど気になる事は無く、ファンを回してみてもある程度の吸気は手の平で感じる事はできた。

また今回はスケジュールの関係上、実際にシステムを構築しての温度状況テストは行っていないが、ユーザー自身ができる事としてHDD搭載はセオリー通り間隔を空けた方が良いだろう。さらにファンの中心部はどうしても風量が少ないため、羽の外周に近い箇所が搭載ポイントとなる事も覚えておきたい。

「R2」エアフローチェック(ボトム部編)

電源ユニット横には1基分の120/140mmファンボトム吸気用スペースが用意されている。前述通り、電源ケーブルの干渉が処理できれば、是非搭載しておきたい箇所だ。

ボトム吸気ファン装着用の着脱式フレーム。目の細かい防塵メッシュでケース内部への埃進入をカットする。なお140mmファン搭載はワンタッチ式、120mmファン搭載はネジ留めとなる
ボトム吸気ファンと机等の接地面までの高さは約15mm。この隙間を利用して、電源ユニット内蔵ファンおよびボトム吸気ファンは外気を取り込む事になる
積極的に搭載したいボトム部吸気ファン
 「R2」では外気取り込みに重要な吸気ファンはボトム部含め都合4カ所。残る3カ所はフロント部2基と、サイドパネル部1基なるが、特にフロント吸気ファンについてはHDD冷却用と切り捨てるべきだろう。さらにサイドパネル部はグラフィックスカード類を冷やすためと割り切るならば、残るはこのボトム部1カ所となる。
 熱は上方向に逃げてゆくため、縦方向のエアフローが思わぬ威力を発揮する事がある。特に「R2」のようなエアフローレイアウトを採用した場合、この部分にファンを装着するか否かでは内部温度に違いが出る可能性が高い。ボトム部には積極的に吸気ファンを装着したい。

エアフローチェック(サイドパネル部編)

「R2」残る1カ所のファン搭載箇所はサイドパネル部だ。120/140mmファン1基が搭載可能で、未使用時は静音シートが装着されたブランク用カバーで塞ぐ事ができるのはトップ部同様。ファンスペース位置はもちろんグラフィックスカード搭載部にレイアウトされ、ハイエンドクラスのGPUでPCを構築する場合には心強いアシストをしてくれるだろう。

徹底した静音コンセプトから、未使用時は静音シートが装着されたブランク用カバーがネジ留めされている
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