2026.07.08 13:30 更新
2026.07.08 配信
Samsung Semiconductor(本社:韓国)は2026年7月8日、次世代AIサーバー向けに開発されたPCI Express 6.0対応エンタープライズSSD「PM1763」の量産開始を発表した。容量ラインナップは4TB、8TB、16TBの3モデルが用意されている。
Samsungの第9世代V-NANDと、新規に開発した4nmコントローラを搭載し、従来モデル「PM1753」の2倍以上になるシーケンシャル読込最大28,400MB/s、書込最大21,900MB/sの高速なデータ転送に対応。40GBの大規模言語モデル(LLM)データも約1.4秒で転送可能とされ、プロセッサとアクセラレータ間のデータ遅延を最小限に抑えて、AI処理時のデータ転送を高速化できるという。
また、液冷サーバー環境向けに「Direct-to-Chip」(D2C)冷却技術に最適化され、高負荷が続く環境でも安定したピーク性能を維持可能。電力効率も前世代比で1.8倍以上向上しており、データセンターの運用コスト削減にも貢献するという。
さらに将来的な量子コンピューティングの脅威からデータを保護するポスト量子暗号(PQC)アルゴリズムや、仮想化環境でのデータ経路を保護する「TEE Device Interface Security Protocol」(TDISP)をサポートする。
文: 編集部 池西 樹
Samsung Semiconductor: https://news.samsung.com/
