2019.05.27 11:03 更新
2019.05.26 配信
Intelより、COMPUTEX TAIPEI 2019における基調講演に先立ち、デスクトップ向けCPUの特別モデル「Core i9-9900KS」が発表された。
既存のシリーズ最上位モデル「Core i9-9900K」と同様、14nm++プロセスを採用する8コア/16スレッドのCPU。動作クロックがチューンされており、5GHz動作が1コアのみだった「Core i9-9900K」とは異なり、全コアが5GHzで動作するよう設計されている点が特徴だ。TDPなど詳細は現時点では不明ながら、相応に発熱は増すものと思われる。
また、モバイル向け製品が近く投入される「Ice Lake」についても、性能の概要が発表。Intel初の10nmプロセスCPUとなるCPUで、新設計の「Sunny Cove」コアと第11世代グラフィックスを組み合わせる。
Thunderbolt 3とWi-Fi 6が統合されるほか、パフォーマンスは第9世代グラフィックスとの比較で最大2倍、AI推論性能は従来から約8.8倍に向上するという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Intel Corporation: http://www.intel.com/