2018.01.08 15:00 更新
2018.01.07 配信
AMDはアメリカ ラスベガスで開催した「AMD Tech Day 2018」で、2018年に投入予定の新プロセッサを発表した。
CPUでは、製造プロセス12nmの第2世代「ZEN+」が2018年4月より投入予定。さらに2020年までを目処に7nmプロセスの「ZEN2」、7nm+の「ZEN3」へと段階的にプロセスの微細化が進められる予定だ。
「AMD Tech Day 2018」で公開されたRyzenシリーズのロードマップ |
またRadeon Vegaプロセッサを内蔵したRyzenベースのAPUとして、「Ryzen 5 2400G」(4コア/8スレッド/CPU最大3.90GHz/GPUコア11基)と、「Ryzen 3 2200G」(4コア/CPU最大3.70GHz/GPUコア8基)も準備中。こちらは2018年2月12日より販売が開始されるとのこと。
「Ryzen Mobile」にはローエンド2モデルが新たに追加される |
その他、モバイル向けAPU「Ryzen Mobile」の新モデルとして、オフィス向け「Ryzen Pro」と、ローエンドモデル「Ryzen 3 2300U/2200U」も同時にリリースされている。
7nm世代の「Radeon Vega」は機械学習用のGPUプロセッサとして2018年中に登場予定 |
GPUの新製品としては、モバイル版「Vega」ファミリーの「Radeon Vega Mobile」に加え、機械学習用アプリケーション向けに設計された製造プロセス7nmの「Radeon Vega」が2018年中に登場する予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/