エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.256

デジタル電源新時代。Thermaltake「Toughpower DPS」が提唱する“リアルタイムモニター”の面白さ

2013.08.07 更新

文:GDM編集部 絵踏 一

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
 PCの心臓とも言うべき電源ユニットは、マザーボードやメモリなどと並びシステム全体の安定性を左右する最重要のパーツ。とはいえパフォーマンスに差が現れないだけに、どのように動いているかの実感は少々薄い。文字通り縁の下の力持ちとして日々静かに働いているわけだが、このほどThermaltakeより稼働状況のモニタリングに対応した「Toughpower DPS」シリーズが発売された。電源ユニットの“見える化”を実現するのはもちろん、ソーシャルメディアと連携できるなど、イマドキな仕様が興味をそそる。電源ユニットとも違った付き合い方ができるような、そんな時代になったということかもしれない。

リアルタイム監視対応。“顔の見える”電源ユニット「Toughpower DPS 750W」

Toughpower DPS
Thermaltake「Toughpower DPS 750W」(型番:PS-TPG-0750DPCGJP-1)
実勢売価税込21,000円前後
製品情報(Thermaltake)(株式会社アスク

電源ユニットの高性能化が進んだ昨今、リリースされるモデルには何かしらの際立った“個性”を持っている物が少なくない。信頼性・堅牢さという至上命題が目に見えにくいものであるだけに、品質プラスアルファのトピックも必要ということかもしれない。そういった情勢下に現れたThermaltake(本社:台湾)の新星「Toughpower DPS」は、中でも際立った特色を電源ユニット市場に持ち込んできた。
 フルデジタル制御のメリットを大いに生かし、ユニット内に稼働状況を詳細に取得するセンサーを搭載。本体のminiUSBポートとマザーボードを接続することで、電圧、電流、ファンの回転速度など各種稼働状況のモニタリングやデータ取得、設定変更を可能にする。これまでの電源ユニットとは一線を画する製品で、メーカーも「リアルタイムパフォーマンス監視電源」を謳う。

Toughpower DPS
miniUSBケーブルでマザーボードに直結、ユニット内部の各種センサーが計測したデータをリアルタイムでモニタリングできる。これまでの電源ユニットにはなかった、画期的な新機能だ

もちろん稼働状況が見えるだけでなく、品質も一級品。80PLUS GOLD認証を取得した87~92%の高効率設計で、スタンバイ電力は1Wを下回る省エネ志向。EUのスタンバイ電力消費と高効率要求であるErP(Energy-related Product)にも適合している。また、超省電力スリープに必要なC6/C7ステートの省力マネジメント(最小電流値0.05A)を搭載、Intelの最新CPU「Haswell」に対応するのは現行電源ユニットの必須要件だ。

ケーブルタイプは必要に応じて脱着可能なフルモジュラータイプを採用、クーリングは静音仕様の140mmダブルボールベアリングファンが担当する。また、一次側に高い性能と信頼性を誇る日本製105℃コンデンサを搭載するなど耐久性に優れ、MTBFは120,000時間を誇る。保証期間もトップクラスの7年間、長く安心して運用可能だ。
なお、「Toughpower DPS」の容量ラインナップは850Wと750Wの2モデル展開。今回のレビューでは、750Wモデルの「Toughpower DPS 750W」(型番:PS-TPG-0750DPCGJP-1)を手に取って検証を行なっていく。

Toughpower DPSToughpower DPS

totop