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最終更新日 2026年6月4日 10:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1472

強力無比で便利さ至極。全方位隙ナシのハイクオリティな最新Intelマザーボード、ASUS「ROG MAXIMUS Z890 HERO」検証

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2024.11.09 更新

文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕

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ASUS Core Ultra 200S Intel Z890 マザーボード

超重量級ヒートシンクを備えた充実のストレージ

続いてストレージの構成をチェックしていこう。メインのM.2スロットは合計6スロットを備えており、PCI Express 5.0(x4)対応スロットだけでも3基を搭載。PCI Express 4.0(x4)対応スロットは3基を実装、複数枚の超高速ストレージを組み込むことができる。

ROG MAXIMUS Z890 HERO
CPUソケットに隣接するPCI Express 5.0対応スロットには、ワンタッチ着脱の大型ヒートシンクが装着されている

また、すべてのM.2スロットにはヒートシンクを装備し、特にCPUに最も近いプライマリのPCI Express 5.0対応スロットである「M.2_1」には、重量約191gにおよぶ大型ヒートシンクを装着。ラッチ式のツールレスリリース機構「M.2 Release」とスライド式のM.2 SSD固定機構「M.2 Q-Slide」が導入されており、SSDの取り付けや換装は非常にスムーズだ。

さらに「M.2_1」を含む4つのスロットは、上部のヒートシンクだけでなくPCB側にもバックプレートを備え、上下からサンドイッチで放熱するという二段構え。実際の冷却性能については、後ほどテストセッションにて詳しくチェックしてみよう。

ROG MAXIMUS Z890 HERO
大容量化により両面実装が珍しくなくなったM.2 SSDを裏面から放熱するため、バックプレートも備える。SSDの固定はスライド式の「M.2 Q-Slide」だ

なお、複数のPCI Express 5.0対応スロットはCPUに接続しており、いずれも帯域を共有している点には注意が必要。「M.2_3」または「M.2_4」を使用した場合は、グラフィックスカード用のPCI Express 5.0スロット「PCIEX16(G5)」がx8動作になる。

ただしそれ以外は帯域の共有や排他条件はなく、あまりスロットの使い分けに頭を悩ませる必要がない。このあたりの余裕は、さすがハイエンドモデルと言ったところだ。

ROG MAXIMUS Z890 HERO ROG MAXIMUS Z890 HERO
上からPCI Express 4.0(x4)対応の「M.2_2」、PCI Express 5.0対応の「M.2_3」と「M.2_4」という順番に並ぶ。後者はグラフィックスカード用スロットと帯域を共有している こちらはチップセット接続の「M.2_5」「M.2_6」で、いずれもPCI Express 4.0(x4)対応のスロットだ
ROG MAXIMUS Z890 HERO
大容量HDDのためにいまだ重宝するSATA 3.0ポートは4基を搭載。そのすぐ隣には、PCI Express 4.0(x4)対応のSlimSASポートを備えている

ボタン・スライダーレスでカードを脱着できる超便利なギミックを採用

「ROG MAXIMUS Z890 HERO」の拡張スロットは、グラフィックスカード用のPCI Express 5.0(x16)スロットと、PCI Express 4.0(x4/x16形状)×1およびPCI Express 4.0(x1)という3スロット構成だ。

ROG MAXIMUS Z890 HERO
PCI Express 5.0(x16)に対応するグラフィックスカード用の「PCIEX16(G5)」。頑丈なシールド仕様に加え、超便利なクイックリリース機構を備えている

注目はグラフィックスカード用スロットで、重量級カードからスロット破断を防ぐ「SafeSlot」仕様になっているほか、独自のクイックリリース機構「PCIe Slot Q-Release Slim」が素晴らしい。

【関連記事】「究極の魅せるPC」が組めるASUSの次世代カスタムPC「BTF」シリーズのイベントに密着(2024.04.29 00:14 更新)

これは背面コネクタマザーボードの「BTF」シリーズとともに登場した技術で、I/Oポート側からカードを持ち上げ、ラッチ側に傾けるだけで取り外せるというスグレモノ。ボタンやスライダーを使用する他社製品に比べて、一歩先を行く便利機能と言える。

ROG MAXIMUS Z890 HERO
最下段はx16形状のPCI Express 4.0(x4)スロット。排他条件もなく独立して使用できるため、10ギガビットLANカードやキャプチャカードなどを自由に接続できる
ROG MAXIMUS Z890 HERO
帯域を共有しているのは、グラフィックスカード用スロット「PCIEX16(G5)」と、M.2スロットの2段目/3段目にある「M.2_3」「M.2_4」だ

ハイエンド向けチップやESS製DACを搭載したオーディオ回路「ROG SupremeFX 7.1」

ROG MAXIMUS Z890 HERO

オーディオ回路は、ハイエンドモデル向けに採用例が多いサウンドチップのRealtek「ALC4082」と、ESS「ES9219」チップによるクアッドDACを組み合わせた「ROG SupremeFX 7.1」を搭載する。

メイン基板から分離された独立回路構造に加え、ノイズに強いELNA製のオーディオグレードコンデンサ、金メッキ処理されたオーディオジャックなどを採用。徹底したノイズ対策により、S/N比120dBの出力とS/N比110dBの入力に対応している。

ROG MAXIMUS Z890 HERO ROG MAXIMUS Z890 HERO
メインチップにはハイエンド向けのRealtek「ALC4082」を搭載 サウンドパフォーマンスと省電力性能に優れたDACチップESS「ES9219」
ROG MAXIMUS Z890 HERO ROG MAXIMUS Z890 HERO
ノイズの少なさや低歪みに定評のある、オーディオ向けのELNA製コンデンサを採用 普段のオーディオ回路は「SupremeFX」の文字が刻印されたカバーで覆われている
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