ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2023年5月28日 0:00

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • Crucial
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • 街ネタ

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1281

ほぼ無音で動く欧州血統の最新TITANIUM電源、be quiet!「Dark Power 13」検証

2023.04.28 更新

文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
be quiet! 電源ユニット
株式会社サイズ(本社:千葉県松戸市)による新規取り扱い開始により、日本における転機を迎えようとしているのがListan GmbH(本社:ドイツ)が展開するbe quiet!ブランドだ。多くの製品が店頭に登場する中から、今回はbe quiet!の真骨頂と言える電源ユニットの新モデル「Dark Power 13」を取り上げる。欧州の有力メーカーによるATX 3.0準拠の意欲作、その実力をすみずみ検証していこう。
Dark_Power_13_review_01

サイズとのタッグで日本市場でのブレイクを狙うbe quiet!

株式会社サイズといえば、数少ない国産自作PCパーツメーカーとして自作マニアには知られた存在。そしてその一方で、本来競合であるはずのNoctuaからProArtist、ARCTIC、GELIDなどに至るまでを手広く扱う、商社としての側面もある。

そのサイズが、このほどbe quiet!製品の新規取り扱いを開始。4月の上旬以降、続々と入荷するサイズ取り扱いの新製品が店頭を賑わせている。

【関連記事】サイズ、ドイツ「be quiet!」製品の新規取り扱い開始を発表(2023.03.22 12:49 更新)

SILENT LOOP2 SILENT WINGS 4 PRO
サイズ取り扱いによる第1弾製品が店頭に入荷。すでに各パーツショップにて販売が始まっている

ちなみにbe quiet!は、Listan GmbHが展開するドイツ発のPCパーツブランド。日本向けの展開はそれなりに古く、その独特なネーミングも相まって、これまたマニアにとっては知られたブランドだ。特に主力製品の電源ユニットについては、長年ヨーロッパ市場でトップシェアを獲得するなど高い評価を受けている。

しかし代理店が度々変更になるといった紆余曲折もあり、そのクオリティや海外における評判の高さとは裏腹に、日本市場では本格的にブレイクするまでには至っていない。しかし自社製品で培った国内販売網とパーツへの深い情熱をもつサイズとのマリアージュによって、その状況は今後大きく変わっていくかもしれない。

Dark_Power_Pro12_02_1024x768 2018Comp_0612_04_bequiet_1024x768_05
これまで登場した製品の数々は、プロのショップ店員の間でも評価が高い。日本市場で地位を確立するだけのポテンシャルは十分に備えている

際立つ静音動作を誇るATX 3.0準拠の最新TITANIUM電源「Dark Power 13」

さて前置きが済んだところで、ここから本題に入っていこう。be quiet!がブランド草創期から手がけている、最も息の長い主力製品が電源ユニット。今回はその中から、新たにサイズ取り扱いにより流通がスタートする最新モデルの「Dark Power 13」を主役として取り上げたい。

Dark_Power_13_review_02
be quiet!「Dark Power 13 1000W」 市場想定売価税込45,980円(2023年5月24日発売)
製品情報(be quiet!)

80PLUS TITANIUM認証を取得した電源ユニットで、ピーク時に定格比2倍の電力を供給可能な最新規格のATX 3.0に準拠。1系統で最大600Wを供給できる12VHPWRコネクタも標準装備している。ケーブルタイプはフルモジュラー方式で、容量は750W/850W/1000Wをラインナップ。ミドルハイからハイエンドクラスの構成を見据えたシリーズだ。

フルブリッジLLC回路とDC-DCコンバータを組み合わせた低リップルの緻密な設計が特徴で、日本メーカー製の105℃コンデンサを採用するなど、各種部材は高品質コンポーネントで構成。+12Vは4系統マルチレーン仕様ながら、外部スイッチの「Overclocking Key」によりシングルレーン動作に切り替えることも可能だ。

Dark_Power_13_review_03
こだわりの内部設計と静音志向の冷却機構を備える。その信頼性については、後ほど実動セッションにて検証していきたい

また、冷却機構には135mm径のFDBファン「Silent Wing」を搭載する。フレームレス仕様のオリジナルファンを三脚固定し、漏斗状に成形されたインレットで気流を導く珍しいアプローチを採用。負荷100%で最大25.8dBAという極まった静音動作が特徴で、“最大限のエアフローと事実上無音の動作”を謳う。

そのほか、過熱保護(OTP)、過電流保護(OCP)、過電力保護(OPP)、過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)、短絡保護(SCP)、サージ・突入保護(SIP)の各種保護回路を搭載。メーカーサポートは最長クラスの10年保証が提供される。

Dark_Power_13_review_04 Dark_Power_13_review_05
ハイエンドモデルらしい堂々とした大型パッケージで、そのサイズは幅350mm、奥行き120mm、高さ270mm。各種ケーブルや付属品は内部の専用ボックス内に収められていた
Dark_Power_13_review_06
Dark_Power_13_review_07

80PLUS GOLD認証のミドル向けATX 3.0電源「PURE POWER 12 M」

新たに取り扱いが開始される電源ユニットは2製品あり、もう一つが80PLUS GOLD認証取得の「PURE POWER 12 M」だ。こちらもATX 3.0に準拠したフルモジュラー仕様の製品で、容量は550W/650W/750W/850/1000Wの5モデル展開。よりミドルレンジ構成寄りのラインナップを充実させている。

Dark_Power_13_review_08
be quiet!「PURE POWER 12 M 1000W」 市場想定売価税込25,980円(2023年5月24日発売)
製品情報(be quiet!)

ハイクラスのLLC回路設計を用いた信頼性重視の構成で、+12Vは2系統マルチレーン仕様。冷却機構には、ライフルベアリングを採用した120mm径のオリジナルファンを搭載する。動作音は50%負荷でわずか9.6dBA、100%負荷でも31.7dBAという優れた静音性が身上だ。メーカー保証はこちらもクラス最長の10年間。

Dark_Power_13_review_09 Dark_Power_13_review_10
幅広い容量ラインナップを抱えるミドルレンジモデル。ケーブルタイプはフルモジュラー仕様だ 中央に製品イメージを配置した、シンプルなパッケージを採用。内部の包装も簡易的だった
Dark_Power_13_review_11
Dark_Power_13_review_12
次のページ
サイズによるbe quiet!取り扱い製品の第1弾をまとめてチェック
  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # CORSAIR、ATX 3.0準拠で最大1000WのSFX-L電源「SFL」シリ…
  • # CORSAIR、容量1,000WのATX 3.0電源「HXi Series HX…
  • # Super Flower、ATX 3.0準拠のフルプラグイン電源「LEADEX …
  • # ATX 3.0準拠のSFX-L電源ユニット、CORSAIR「SFL」シリーズ。8…
  • # 奥行き130mmのATX 3.0準拠1,000W電源、FSP「Hydro PTM…
  • # ATX 3.0準拠で12VHPWRコネクタ付きのSFX電源ユニット、FSP「DA…

CLOSE UP

  • 2023年5月28日
    深夜炒飯「生駒軒」
  • 2023年5月27日
    人気のバルク版GeForce GTX 1660 SuperとRTX 3080はまだ在庫あり
  • 2023年5月27日
    メーカー担当者もオススメのIntel Z790マザーがお買い得
  • 2023年5月27日
    28日(日)より販売の外付けHDDや液晶ディスプレイの限定特価品はこちら
  • 2023年5月27日
    週末ガチャ#10「アクションペンケース」
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2023年5月27日
    Core i7&RTX 3060搭載のビジネス・ホームユース向けPC、MSI「PRO DP180 13TC-025JP」検証
  • 2023年5月26日
    AMDのプロ向け最新グラフィックス「Radeon PRO W7000」ファーストインプレッション
  • 2023年5月24日
    前世代から30%以上の性能向上。RDNA 3採用ミドルレンジ、AMD「Radeon RX 7600」検証
  • 2023年5月23日
    DLSS 3をより身近にする省電力な最新ミドル、NVIDIA「GeForce RTX 4060 Ti 8GB」検証
  • 2023年5月21日
    130mmファンがもたらす高い冷却性能。サイドフロー型CPUクーラー、PC COOLER「K4」検証

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2023 GDM All rights reserved.