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最終更新日 2026年6月27日 21:43

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1186

Fast IPS採用で280Hz駆動の24.5型ゲーミング液晶、ASUS「VG259QM」を試す

2022.08.31 更新

文:編集部 Tawashi/撮影:pepe

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ASUS ゲーミング 液晶ディスプレイ

ASUS Fast IPS Display採用パネルの映り具合を確認

ここからは「VG259QM」を動作させながら動画を交えてパフォーマンスをチェックしていく。検証用PCとして用意したのは、10コア20スレッドのIntel Core i9-10900KとGeForce RTX 3080を搭載したハイエンドPCで、最大280Hzのリフレッシュレートを検証するには十分なスペックだ。

VG259QM_54_1024x768

まずは映り具合から。液晶パネルは24.5型で従来のIPSパネルよりも最大4倍高速でスイッチング動作する独自のASUS Fast IPS Displayを採用する。フレーム周辺はやや輝度低下を確認できるが中央部分は明く全体的な均一性は保たれていた。視野角は水平垂直どちらも178°で、角度をつけても見え方の変化が少なく、輝度は400 cd/m2、広色域対応のsRGBカバー率は99% 、1,000:1の静的コントラストでメリハリも十分にある。FPSプレイヤーの多くは、常に画面の中心を注視するため24.5型というサイズ感もちょうどいい。また、風景動画を見た際の印象も、IPS特有の発色と色再現性の高さが際立ち、高輝度でありながら不快なギラツキもなく自然だ。

また、PS5やXbox Series Xといった最新のゲーミングコンソールでは、対応するゲームタイトルで120FPSの出力が可能。PCのゲームだけではなく、コンシューマゲーム機でもなめらかなゲームを楽しむことができる。

VG259QM_55_1024x600

なお、リフレッシュレートを最大の280Hzに設定し動作時の消費電力をワットチェッカーで計測したところ、PC起動後10分間放置したアイドル時は24W、ゲームプレイ時は28W、輝度をデフォルトの63から100に変更した時は30Wに上昇した。

ゲームで使える「Dynamic Shadow Boost」の効果を確認

VG259QM_56_1024x580

ASUS独自の「Dynamic Shadow Boost」は、ディスプレイのガンマ曲線を調整して暗色を鮮明にし、暗いシーンや被写体を見やすくすることができる機能だ。画面の明るさを一律で調整する輝度調整とは異なり、エリアの明るさを最適化することで画面全体の視覚体験を向上させるゲーム向け機能となっている。設定は「OFF/Level1/Level2/Level3/Dynamic Adjustment」の5段階が用意されている。

VG259QM_57_1024x600 VG259QM_58_1024x600

下記の動画検証でも白飛びを抑えゲームの雰囲気を損なうことなく視認性を高めているのが分かるだろう。「エルデンリング」のようなダークファンタジー系タイトルでは特に威力を発揮する。設定「OFF」と「Dynamic Adjustment」を比較するとその効果は歴然で、見落としがちのアイテムや陰に潜んでいる敵なども認識できるようになる。また、ゲーム好きのショップ店員によると「フォートナイト」や「Apex Legends」など、一瞬の判断が勝敗に直結するバトロワ系でも、室内戦闘など暗めのステージでは有効な機能になるため「常に明るめの設定でもいい」と話す人もいた。

モーションブラー低減技術「EXTREME LOW MOTION BLUR SYNC」

VG259QM_59_1024x580

続いて、こちらもASUS独自機能「EXTREME LOW MOTION BLUR SYNC」を試していく。従来、排他的な関係にあったディスプレイ同期とモーションブラー低減機能を同時に利用することができるというのが特徴。これによりシャープで低残像、かつティアリングやスタッタリングの無い可変リフレッシュレート型同期を実現する。テストでは、レースゲーム「Assetto Corsa」のリプレイを使用し、リフレッシュレートを280Hz、ディスプレイ同期を有効に設定。「EXTREME LOW MOTION BLUR SYNC」の有効と無効にした状態を比較し、デジタルスチルカメラのスーパースローモーションにより画面を直接撮影した。

「EXTREME LOW MOTION BLUR SYNC」を有効にすることで黒フレームが挿入され、残像やゴーストが見えにくくなり、結果としてよりシャープな印象を得ることができている。テストでは黒フレームの挿入の影響により若干の輝度低下と、黒フレーム通過後の輝度調整でやや飽和する様子、さらにわずかにオーバーシュートの発生が確認できる。ティアリングとやスタッタリングは、ゲーム中での索敵や激しい銃撃戦など一瞬の動作に影響を及ぼす。リフレッシュレート280Hz時には低残像とシャープさを実現していることから、PCスペックに余裕がある人は、実際の見え方や効果を確認しながら使用するのがオススメだ。

リフレッシュレート60Hz/120Hz/144Hz/280Hzの違いを体感

VG259QM_60_1024x580

テストセッションの最後は、リフレッシュレートの違いを体感してみよう。レースゲーム「Assetto Corsa」のリプレイを使用し、リフレッシュレート60Hz/120Hz/144Hz/280Hzでそれぞれの違いを比較する。テストではディスプレイ同期を有効化するとともに、デジタルスチルカメラのスーパースローモーションにより画面を直接撮影した。

280Hzのリフレッシュレートではコマ送り感がほとんどなくなり、非常に滑らかに画面が更新されている様子がわかる。また1ms(GTG)の応答速度を誇るASUS独自のFast IPS Displayは、144Hz以下の環境においても高い応答性を発揮している点にも注目。120Hzや144Hzといったリフレッシュレートでも残像感は限定的で優れた画質を実現している。

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