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最終更新日 2025年5月19日 13:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.946

実測7,000MB/sec超え。CFDの第2世代PCIe4.0 SSD「PG4VNZ」シリーズ徹底検証

2020.12.21 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影・pepe

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CFD SSD

ベンチマークテスト:「HD Tune Pro 5.75」

PG4VNZ_331_1013x720
【Benchmark Read】
PG4VNZ_332_1013x720
【Benchmark Write】
PG4VNZ_333_1013x720
【FileBenchmark】
PG4VNZ_334_1013x720
【Random Access Read】
PG4VNZ_335_1013x720
【Random Access Write】

「Benchmark」の「Read」は、1TBモデルと同じく何度かDRAMキャッシュのフラッシュと思われるスコアの低下がみられる。しかし「Write」や、「File Benchmark」の「Block size mesurement」では全領域でスコアが安定。さらに「Random Access」は「Read」が62,293 IOPS、「Write」は66,352 IOPSを記録し、「PG4VNZ」シリーズはいずれも非常に得意としていることがわかる。

ベンチマークテスト:「ATTO Disk Benchmark 4.00」

PG4VNZ_341_626x768
【ATTO Disk Benchmark 4.00】

読込は最高6.86GB/secで、2TBや1TBモデルとほぼ同等。ここまでの結果を見る限り、シーケンシャル読込については「PG4VNZ」シリーズのどれを購入しても変わらない性能を発揮してくれるだろう。書込は公称値にしたがって2.55GB/secで頭打ちとなるが、PCI-Express3.0(x4)SSDのハイエンドモデル並のパフォーマンスは期待できる。

サーマルスロットリングを解消するため熱対策は必須

PG4VNZ_904_1024x768

パフォーマンスの検証が一通り完了したところで、「PG4VNZ」シリーズの発熱とサーマルスロットリングの影響を確認していこう。テスト用のSSDには最も高速な2TBモデル「CSSD-M2M2TPG4VNZ」を使用し、ヒートシンクなしの状態と、「B550 Taichi」に標準装備されるヒートシンクを搭載した場合で計測を実施。なおテストには「CrystalDiskMark 7.0.0」を使い、データサイズ64GiB、テスト回数9回を3回連続して実行するかなり重い負荷をかけている。

PG4VNZ_001_temp_620x405
PG4VNZ_002_temp_620x405
PG4VNZ_401_722x518 PG4VNZ_402_722x518
ヒートシンクなしの「CrystalDiskMark 7.0.0」の結果 ヒートシンク装着時の「CrystalDiskMark 7.0.0」の結果

これまでのNVMe M.2 SSDでは、サーマルスロットリングのしきい値が80~90℃あたりに設定されているものが多かったが、「PG4VNZ」シリーズでは65~70℃とかなり低め。そのため「ヒートシンクなし」の状態ではすぐにしきい値を超えてしまい、読込、書込とも1,000MB/sec台に落ち込んでしまう。一方、ヒートシンクを搭載すると温度上昇が緩やかになり、大幅なスコアの落ち込みは解消された。

PG4VNZ_403_640x480 PG4VNZ_404_640x480
ヒートシンクなし:アイドル時のサーモグラフィ結果 ヒートシンクなし:高負荷時のサーモグラフィ結果
PG4VNZ_405_640x480 PG4VNZ_406_640x480
ヒートシンク装着時:アイドル時のサーモグラフィ結果 ヒートシンク装着時:高負荷時のサーモグラフィ結果

またサーモグラフィの結果を確認すると、ヒートシンクのない状態ではアイドル時でも最高温度は56.2℃、高負荷時には100℃近いところもあり、温度はかなり高い。「PG4VNZ」シリーズを使用する場合は、製品寿命を伸ばす意味でも必ずヒートシンクを用意するようにしよう。

PCI-Express4.0(x4)の限界に迫るCFD「PG4VNZ」シリーズ

CFDのPCI-Express4.0(x4)SSDとしては第2世代となる「PG4VNZ」シリーズ。シーケンシャルアクセスは「デフォルト (ランダム)」でも7,100MB/sec超え、「All 0×00 (0Fill)」では7,400MB/secを超える転送速度を記録。ランダムアクセスも書込なら「デフォルト (ランダム)」でも900,000 IOPS超え。読込も「デフォルト (ランダム)」で660,000 IOPS、「All 0×00 (0Fill)」は1,000,000 IOPSに迫るスコアで、第2世代で早くもPCI-Express4.0(x4)のインターフェイス限界に近い性能を実現することに成功した。

さらに「Crystal Disk Mark 7.0.0:RND4K Q1T1」や、「HD Tune Pro 5.75:Random」といった、実運用に近いランダムアクセス性能も軒並みスコアが上昇。担当者によれば、「PG4VNZ」ではこれまで以上にファームウェアの調整に苦労したということだが、その甲斐あってかなり最適化が進んでいるようだ。

PG4VNZ_18_1024x768

耐久性については、従来モデルからは下がっているものの、7,000MB/secクラスのシーケンシャルアクセスを謳うPCI-Express4.0(x4)SSDの中では現行最高峰。NVMe M.2 SSD共通の問題である発熱も、マザーボードに標準装備されているヒートシンクで十分対応できるレベル。これからPCI-Express4.0対応プラットフォームでPCを組むなら、「PG4VNZ」シリーズは是非導入を検討したいアイテムだ。

協力:CFD販売株式会社

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