ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2025年5月29日 20:03

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • Crucial
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • DeepCool
  • Team
  • ASRock
  • Antec
  • アキバの食
  • 街ネタ
  • コレオシ
  • 中島さん
  • PCケース
  • 新着記事

トップ > レビュー > 撮って出し

エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.924

非PCIe4.0環境でGeForce RTX 3080の実力は引き出せるか。Core i7-10700Kで徹底検証

2020.10.25 更新

文:松野 将太/撮影:松枝 清顕

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket
9月にリリースされたNVIDIAの新GPU「GeForce RTX 3080」が人気だ。前世代のフラッグシップ製品を上回る性能を発揮しながら、実勢価格は100,000円前後から。コストパフォーマンスの高さもあり、製品はショップに入荷次第すぐに完売、という状態が続いている。さて、こうしたGPUが登場するたびに注目を集めるのが、「どのCPUと組み合わせて使うのがいいのか?」という話題。この記事ではIntel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)の「Core i7-10700K」にフォーカスし、GeForce RTX 3080と組み合わせた場合のゲーミング性能を見ていこう。
RTX3080test_001_1024x768
Intel「Core i7-10700K」 実勢価格45,000円前後(2020年10月現在)
製品情報(Intel Corporation)

Ryzen 7 3800XTと性能比較、PCI-Express4.0(x16)接続との差はどうなる?

RTX3080test_002_1024x768 RTX3080test_003_1024x768
8コア16スレッドのハイエンドCPUとして、BTOメーカーのゲーミングPCなどでも採用例が多い「Core i7-10700K」。ブースト時最大で5GHzを超える動作クロックの高さが特徴のCPUだ
RTX3080test_004_603x602 「CPU-Z」で取得した「Core i7-10700K」の情報。全コア動作時の最大動作クロックは4.7GHz前後

この記事における「Core i7-10700K」の性能検証は、AMDの「Ryzen 7 3800XT」との性能比較をベースに実施していく。「Ryzen 7 3800XT」の実勢価格は51,400円前後(2020年10月現在)と、「Core i7-10700K」よりも若干高価だが、どちらも8コア/16スレッド動作のCPUで、ミドル~ハイエンドクラスのゲーミングPCでの採用例が多い。

RTX3080test_005_945x708 RTX3080test_006_603x602
比較対象として、同じ8コア/16スレッドの「Ryzen 7 3800XT」を用意 「CPU-Z」で取得した「Ryzen 7 3800XT」の情報。こちらは全コア動作時の動作クロックが最大4.5GHz前後

IntelプラットフォームとAMDプラットフォームという見方をした場合、特にポイントとなるのは、PCI-Express4.0接続への対応の有無だ。GeForce RTX 30シリーズはNVIDIA製のGPUとして初めてPCI-Express4.0(x16)接続に対応しているが、現時点で同じようにPCI-Express4.0(x16)接続をサポートするのは、第3世代RyzenとAMD X570/B550チップセット搭載マザーボードなどAMDプラットフォームのみ。IntelプラットフォームでGeForce RTX 30シリーズを利用する場合、GPUとの接続はPCI-Express3.0(x16)となる。PCI-Express3.0(x16)接続でもゲームにおいては帯域的には問題はないと言われているが、実際に性能が下がったりしないか不安だというユーザーもいるだろう。

RTX3080test_007_580x826 RTX3080test_008_580x826
左が「Core i7-10700K」、右が「Ryzen 7 3800XT」と組み合わせた際の「GeForce RTX 3080」の情報(どちらも「GPU-Z」で取得)。「Ryzen 7 3800XT」との組み合わせではバスインターフェイスがPCI-Express4.0接続となっていることが分かる

一方、“動作クロックが高いIntel CPUはゲームで有利”という言説は、PCユーザーの間で広く知られている。実際に今回比較する2つのCPUでも動作クロックには差があり、「Core i7-10700K」は定格3.8GHz・ブースト時5.1GHz動作、「Ryzen 7 3800XT」は定格3.9GHz・ブースト時4.7GHz動作となる。さらに全コア動作時のクロックは、「Core i7-10700K」が実測値で最大4.7GHz前後、「Ryzen 7 3800XT」が最大4.5GHz前後だ。コア数やスレッド数、動作クロックだけがCPUの性能を決める指標ではないが、筆者が知る限り、これまでは実際にIntel CPUがゲームで高いフレームレートを出しやすいケースが多かった。

要するに、果たしてPCI-Express4.0(x16)接続に対応する「GeForce RTX 3080」と組み合わせた場合でもIntel CPUはその実力を引き出すことができるのか、という点が問題になるわけだ。そこで、今回はなるべくCPU・マザーボード以外の計測条件を揃えた上で、各種ゲーム系ベンチマークによる性能比較を実施した。

RTX3080test_009_1024x768 RTX3080test_010_700x970
ASUS「TUF-RTX3080-O10G-GAMING」。GeForce RTX 3080搭載かつオーバークロック仕様の製品で、トリプルファン採用オリジナルクーラーによる高い冷却力も特徴のひとつ Intelプラットフォームで使用したマザーボードは、ASUS「PRIME Z490-A」。倍率変更によるCPUオーバークロックが可能なIntel Z490チップセット搭載製品の中でも、実勢26,300円前後と比較的手頃な価格で購入できる
RTX3080test_011_591x805  
AMDプラットフォームで使用したマザーボードは、ASUS「ROG Strix X570-F GAMING」。第3世代Ryzenとの組み合わせでは、PCI-Express4.0接続をサポートする  

計測にあたり採用したGeForce RTX 3080搭載グラフィックスカードは、以前詳細検証をお届けしたASUS「TUF-RTX3080-O10G-GAMING」で、GPUドライバは最新の「456.71」。マザーボードは、IntelプラットフォームがASUS「PRIME Z490-A」、AMDプラットフォームが「ROG Strix X570-F GAMING」。なお「PRIME Z490-A」の場合、初回起動時にCPU Power Limit(PL)の範囲を選択する必要があるが、ここではPL1が定格の125Wとなる設定を採用している。

RTX3080test_012_603x602 メモリはネイティブでDDR-3200動作する製品を使用。IntelプラットフォームでもDDR4-3200で動作させ、起動やベンチマーク中でも動作に問題がないことを確認している

また、「Core i7-10700K」と「Ryzen 7 3800XT」では正式サポートするメモリクロックが異なるものの、メモリはDDR4-3200(ネイティブ)動作の製品を使用し、どちらのプラットフォームでもメモリクロックをDDR4-3200に設定して検証した。

次のページ
両CPUの実力をゲームベンチマークで検証
  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # Ryzen X3Dを安くPCIe 5.0環境で使いたい!欲張りニーズに応えるマザ…
  • # これで全てが分かる。Fractal Design「Meshify 3 XL」徹底…
  • # 台湾本社直結のDRAM製造工場へ潜入!“メイドイン台湾”のTeam製メモリができ…
  • # 誰でもすぐに使える簡単接続のモニタリングカメラ、SpotCamを試す
  • # 「INNO3D GeForce RTX 5060 Ti 16GB TWIN X2…
  • # これで全てが分かる。MSI「MPG VELOX 300R AIRFLOW PZ」…

CLOSE UP

  • 2025年5月29日
    COMPUTEX:最大転送速度110GB/s超え!PCIe 5.0 M.2 SSDを28枚搭載できる拡張カード
  • 2025年5月29日
    COMPUTEX:CRYORIG、ファンレス水冷システムを搭載したピラーレスPCケース「Lull」発表
  • 2025年5月29日
    COMPUTEX:4箇所に420mmラジエーター搭載スペースを設けた最上位フルタワー、SilverStone「ALTA T2」
  • 2025年5月29日
    COMPUTEX:ツールレスでバラバラにできるAntecの新型フルタワー「NINE HUNDRED」
  • 2025年5月29日
    INNO3D、Alphacool製ウォーターブロックを搭載したGeForce RTX 5090/5080発売
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2025年5月28日
    Ryzen X3Dを安くPCIe 5.0環境で使いたい!欲張りニーズに応えるマザーボード、ASRock「B650M Pro X3D WiFi」
  • 2025年5月26日
    これで全てが分かる。Fractal Design「Meshify 3 XL」徹底解説
  • 2025年5月24日
    台湾本社直結のDRAM製造工場へ潜入!“メイドイン台湾”のTeam製メモリができるまで
  • 2025年5月19日
    誰でもすぐに使える簡単接続のモニタリングカメラ、SpotCamを試す
  • 2025年5月17日
    「INNO3D GeForce RTX 5060 Ti 16GB TWIN X2」で検証、旧世代ミドルから乗り換えてここまで速くなる

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2025年2月
  • 2025年1月
  • 2024年12月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2025 GDM All rights reserved.