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最終更新日 2025年5月21日 19:23

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.875

これで全てが分かる。Thermaltake「View 51 TG ARGB」徹底解説

2020.05.29 更新

文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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PCケース Thermaltake

ボディサイズを生かした広いマザーボードトレイ

ボディサイズに比例して、マザーボードトレイも大判だ。そもそもSSI-CEB規格をサポートしているだけあって、特に右方向(フロントパネル側)の空間に余裕がある。ちなみにマザーボードトレイ面には、予め9本のスタンドオフ(台座ネジ)が装着済み。加えてMicroATX用、SSI-CEB等の大判規格用のネジ穴も、場所を示す刻印入りで装備されていた。

v51_33_1024x768b

ドライブベイレイアウト:TypeA

ストレージ収納力も気になる所だろう。大型PCケースとあって、どうしても期待が高まるワケだが、実際にはミドルタワーPCケースの平均的な装備に留められている。時代がそうさせているのであろう、ドライブベイ数の縮小傾向は、「View 51 TG ARGB」からも見て取れる。

さてメインとなるのは、右エリア背面部からアクセスするケージタイプの3.5インチシャドウベイ(TypeA)だ。通気孔仕様のフタはハンドスクリュー1本で固定されており、これを取り外すと2台分のトレイが格納されている。3.5インチHDDは縦置きで、2.5インチSSDを固定するネジ穴も装備されている。

v51_35_1024x768
ABS樹脂製のトレイは2台分。ストレージは縦置きで格納される
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v51_38_1024x768 3.5インチHDDは両側面、2.5インチSSDは底面のネジ穴を利用してトレイに固定。この手の仕掛けで多く見かけるツールフリー機構の採用は見送られている。ちなみにマニュアルによると、このシャドウベイは「TypeA」と呼ばれている

ドライブベイレイアウト:TypeB

TypeBと呼ばれる2つめのストレージ収納スペースは、冷却ファンも増設できるボトム面にある。出荷時より2台分の2.5インチSSDブラケットが搭載済みで、コネクタをマザーボードトレイ側に向けてマウントができるようになっている。こちらは2.5インチ専用で、3.5インチHDDは搭載できない。

冷却ファンセッションでも触れたように、ボトム面は冷却ファン(またはラジエター)または2.5インチSSDのどちらかが搭載可能。目的に合わせてユーザーが自由に選択できる。

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2.5インチSSD専用ブラケットはスチール製。ボトム面には片側を引っ掛け、1本のハンドスクリューで固定する事になる
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もう少し間隔を詰めれば3台は置けたであろう、ボトム面の2.5インチSSD専用ブラケット搭載スペース。内部容積の広さを目いっぱい使わず、ゆったりした設計は製品コンセプトのひとつかもしれない

ドライブベイレイアウト:TypeC

3つ目のストレージ搭載箇所「TypeC」は、TypeAとTypeBの合わせ技。2.5インチSSD専用ブラケット1つを、ケージタイプの3.5インチシャドウベイ側面にネジ留めができるというもの。ただし収納力がアップしたという事では無く、単に2.5インチSSD専用ブラケットを移設したに過ぎない。恐らくはボトム面に冷却ファン(またはラジエター)を設置した際に追い出されるブラケットを、別場所で有効活用しようという考えだろう。1台分という点がやや中途半端だが、搭載スペースが限られた設計だけに、装備は存分に活用したい。

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TypeAの側面に、ハンドスクリューで固定された2.5インチSSD専用ブラケット

垂直マウントにも対応する拡張スロット

拡張スロットは全8段仕様。搭載できるグラフィックスカードのサイズは、最大で長さ440mmまでをサポートする。ちなみにフロント部分にリザーバー・ポンプを搭載する場合は、最大300mmまでに制限される。ユーザーがチョイスする構成次第で、有効スペースが変化するパターンは、多くの自作派が心得ている。購入前に情報を集め、無駄のないパーツ選びをしてほしい。

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拡張スロット金具は通気孔仕様。各々の固定は筐体外側で行うタイプで、拡張スロットの折り返し部分を側面から固定するプレートもシャーシ側に装着済み
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5本のネジで固定された拡張スロットの枠は、縦置きにスタイル変更が可能。別途ライザーケーブルを用意することでグラフィックスカードの垂直マウントができる。なおライザーケーブル固定用のブラケットは標準で装備されていた

電源ユニット搭載スペース

デュアルチャンバー構造のセパレート設計が特徴の「View 51 TG ARGB」。電源ユニット搭載スペースは一般的なPCケースとは異なり、右側面の背面寄り下部に設けられている。内蔵ファンを右サイド側に向け、縦にマウントするスタイルで、奥行きは最大200mmまでをサポート。シャドウベイと共存する右側スペースの配置ながら、両者は上下のポジションにあるため、互いが干渉する事が無い。この辺りがセパレート設計の利点と言えよう。

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v51_49_1024x768 同じくデュアルチャンバー構造を採用する他社製PCケースでも、電源ユニットの搭載スペースは「右リア縦置き」が採用されるパターンが多い
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