2026.10.29 14:00 更新
2026.10.28 配信
台湾のPCパーツメーカーFormula V Lineは2026年10月28日(現地時間)、90°回転するPCIeブラケットを採用したピラーレス仕様のミドルタワーPCケース「Crystal Z3」シリーズを発表した。第一弾として、120mm ARGBファンを3基標準搭載する「Crystal Z3 Plus」のブラックとホワイトを投入する。
「Crystal Z3」シリーズは、COMPUTEX 2026で初披露された、パノラマビュー仕様のATX対応ミドルタワーPCケース。フロントと左サイドに強化ガラスパネルを採用し、内部に組み込んだPCパーツやライティングを広く見渡せるデザインに仕上げられている。
また、リアのPCIeブラケットを90°回転できる独自構造を採用。通常の水平配置に加え、グラフィックスカードをガラスパネル側に向けた垂直配置にも対応する。ただしライザーケーブルはオプション扱い。
冷却面では、筐体下部の前面および側面に吸気口を設け、底面の冷却ファンへ外気を導く構造を採用。底面ファンブラケットは2本のネジを外すことで取り出せるため、ファンを取り外さずにダストフィルターを清掃できるなどのメリットがある。
また、4ピンPWM制御と3ピンARGBライティングに対応する120mmファン「PA2」を3基標準搭載。内訳は底面2基、リア1基で、筐体全体では最大8基の120mmファンを搭載できる。
また、フロントおよび左右サイドパネルにはクイックリリース機構を採用し、工具を使わずに着脱可能。天面、底面、側面の吸気部分には着脱式ダストフィルターも備える。
対応マザーボードはATX、MicroATX、Mini-ITX。拡張カードスペースは最大425mm、CPUクーラーの高さ制限は180mmで、天面には最大360mmサイズの水冷ラジエーターを搭載できる。
ストレージは2.5インチSSDを2基、3.5インチHDDを2基同時搭載可能。フロントインターフェースにはUSB 3.0、USB 2.0、10Gbps対応USB Type-C、HDオーディオを備える。
なお、底面の吸気スペースを確保する関係で、電源ユニットの奥行きはケーブルを含めて140mmまでに制限される。組み込みの際には、電源ユニット本体だけでなくケーブルの取り回しにも注意が必要。
文: 編集部 松枝 清顕
Formula V Line: https://www.formulav-line.com/

