2026.10.28 11:09 更新
2026.10.28 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2026年10月28日、専用メガネを使用せずに立体映像を楽しめる6インチ空間再現ディスプレイ「ELF-MN1」を発表した。12月11日より発売を開始する予定で、市場推定価格は税込54,000円前後。
ソニーの空間コンテンツソリューション群「XYN(ジン)」のハードウェアラインナップとして展開される小型3Dディスプレイ。アバターやキャラクター、3DCGオブジェクトなどを、目の前に実在するかのような立体映像として表示できる。
立体映像の生成には、ユーザーの瞳の位置を検出する第3世代の視線認識センサーを採用。従来のセンサーにIRセンサーを追加することで、暗い環境でも高精度な視線追従を可能にした。また、2視点方式と映像のクロストークを抑制する技術を組み合わせ、自然な立体表現を実現している。
ディスプレイには、解像度1,080×2,160ドット、画素密度403ppiのマイクロオプティカルレンズ方式液晶パネルを搭載。画素密度はソニーの空間再現ディスプレイとして最高となり、輝度470cd/m²、コントラスト比1,350:1を確保する。3D視聴可能距離は30~80cm、視聴角度は上下左右25°で、1人での視聴を想定している。
接続はDisplayPort Alternate Modeに対応するUSB Type-Cを使用し、対応するWindows PCやiOS/Androidスマートフォンから3Dコンテンツを表示可能。スマートフォンへの給電機能も備え、対応アプリケーションを利用することで、複雑な初期設定なしに立体映像を楽しめる。
コンテンツ面では、株式会社Gugenkaのデジタルフィギュアサービス「ホロモデル」に対応。アニメの公式キャラクターを中心とした3Dデジタルフィギュアを鑑賞できるほか、開発者向けSDKも提供され、UnityやOpenXRを利用したオリジナルコンテンツの開発にも対応する。
本体はデスク上での設置を想定したコンパクトなデザインで、付属のアクリルスタンドにより、ディスプレイと設置面の境界が目立ちにくい構造を採用。1Wステレオスピーカーとマイクも内蔵する。
外形寸法は幅77mm、奥行94.5mm、高さ154mm、重量は約300g。スタンドなどのアクセサリー装着時は幅110.7mm、奥行111.8mm、高さ154.6mm、重量約350g。付属品はUSB Type-Cケーブル(1m)、スタンド、フレームなどで、ACアダプターは別売。
なお、Windows PCの推奨動作環境は、Windows 11、6コア以上のCore i5またはRyzen 5、GeForce RTX 2070 SUPERまたはRadeon RX 5700 XT以上、メモリ16GB以上。
文: 編集部 松枝 清顕
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/

