2026.10.01 09:00 更新
2026.09.30 配信
QNAP Systems, Inc.(QNAP/本社:台湾)は2026年9月30日(現地時間)、L3 Liteマネージドスイッチ「QSW-M5218」シリーズを発表した。価格および販売時期は明らかにされていない。
12基の10ギガビットLANと、アップリンク用の25ギガビットSFP28 ×6基を備えたラックマウント型ネットワークスイッチ。PoE非対応の「QSW-M5218-6F12T」と、PoE++対応の「QSW-M5218P-6F12T」をラインナップする。
10ギガビットLANは10G / 5G / 2.5G / 1G / 100Mbpsに対応し、既存のカテゴリー6Aケーブルを利用可能。25ギガビットSFP28をバックボーン接続に使用することで、NASやサーバー、ワークステーションからのトラフィックを高速に集約できる。総スイッチング容量は540Gbps、ノンブロッキングスループットは270Gbps。
L3 Lite機能として、IPv4/IPv6スタティックルーティング、DHCPサーバー、VLAN間ルーティングをサポート。複数のスイッチ間リンクを論理的に束ねて冗長化するMC-LAGにも対応し、ネットワーク障害発生時の可用性を高めている。
また、AV over IP環境における映像や音声の同期を想定し、IEEE 1588v2 PTPによるハードウェアレベルの高精度時刻同期をサポート。複数のディスプレイやメディアサーバーを使用する環境で、フレーム単位の同期を可能にする。
管理OSには、L2/L3 Lite機能をWebブラウザから設定できる「QSS Pro」を採用。クラウド管理サービス「AMIZcloud」による複数拠点の集中監視にも対応する。このほか、QNAP NASと連携するネットワーク検知・対応ソリューション「ADRA NDR X」や、バックアップ環境をネットワークから隔離する「Airgap+」を利用できる。
「QSW-M5218P-6F12T」は、12基の10ギガビットLANすべてでIEEE 802.3bt準拠のPoE++に対応。1ポートあたり最大90W、合計最大470Wの電力を供給でき、ネットワークカメラや無線LANアクセスポイント、AV機器などへの給電が可能だ。本体サイズと重量は、「QSW-M5218-6F12T」が幅439mm、奥行き190mm、高さ44mm、約2.74kg。「QSW-M5218P-6F12T」が幅439mm、奥行き284mm、高さ44mm、約4.19kg。
文: 編集部 松枝 清顕
QNAP Systems, Inc.: http://www.qnap.com/

