2025.04.22 10:37 更新
2025.04.21 配信
ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2025年4月21日(現地時間)、AMD X870Eチップセットを採用するハイエンドマザーボード「ROG CROSSHAIR X870E EXTREME」「ROG CROSSHAIR X870E APEX」を発表した。
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「ROG CROSSHAIR X870E EXTREME」は、「ROG CROSSHAIR」シリーズに属する最上位モデル。電源回路は110A SPSや10K black metallic capacitors、MicroFine Alloy Chokesによる20+2+2フェーズで、ヒートパイプを内蔵した大型のVRMヒートシンクを搭載。さらにリアインターフェイス側のヒートシンクにはフルカラーの5型LCDを備える。
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また電流と温度のしきい値を設定してCPUの性能を最大限に引き出す「Dynamic OC Switcher」や、オーバークロックに失敗した場合に即座にPCをリセットしてセーフモードで起動する「Safe Boot Button」、-120℃の極冷状態でもシステムを起動できる「RSVD Switch」、液体窒素オーバークロック向けの特別なオプションを有効にする「LN2 Mode」などのチューニング機能を備える。
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主なスペックはメモリスロットがDDR5-9000+×4(最大256GB)、ストレージは基板上にM.2(PCI Express 5.0×4)×3、SATA 3.0×4、SlimSAS×1を備え、PCI Express 4.0(x4)接続のM.2スロット×2を搭載するROG Q-DIMM.2も付属。拡張スロットはPCI Expres 5.0(x16)×2を搭載する。
ネットワークは10ギガビットLAN×1、5ギガビットLAN×1、Wi-Fi 7+Bluetooth 5.4、オーディオ回路はALC4082とESS ES9219 QUAD DACによるROG SupremeFX 7.1で、帯域幅40GbpsのUSB4を2ポート備える。
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「ROG CROSSHAIR X870E APEX」は、「ROG CROSSHAIR」シリーズに属するオーバークロック特化モデル。電源回路は110A SPSやSMD Capacitors、MicroFine Alloy Chokesによる18+2+2フェーズで、ヒートパイプを内蔵した大型のVRMヒートシンクを搭載。また「ROG CROSSHAIR X870E EXTREME」と同様のチューニング機能を備える。
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主なスペックはメモリスロットがDDR5-9600+×2(最大128GB)、ストレージはM.2(PCI Express 5.0×4)×3、SATA 3.0×4を備え、PCI Express 4.0(x4)接続のM.2スロット×2を搭載するROG DIMM.2も付属。拡張スロットはPCI Expres 5.0(x16)×2、PCI Express 4.0(x4)×1、PCI Express 3.0(x1)×1。
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ネットワークは5ギガビットLAN×1、Wi-Fi 7+Bluetooth 5.4、オーディオ回路はALC4080とSavitech SV3H712 AMPによるROG SupremeFX 7.1で、帯域幅40GbpsのUSB4を2ポート備える。
文: 編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.: https://www.asus.com/