エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.631

これで全てが分かる。Fractal Design「Define R6」徹底解説

2018.01.24 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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2017年12月にグローバルリリースが一斉に配信された、Fractal Design(本社:スウェーデン)待望のミドルタワーPCケース「Define R6」を徹底検証。自作PC市場における定番PCケースとして、世界が注目する最新作、その全てをお届けしよう。

正統派ミドルタワーPCケースのフルモデルチェンジ

国内のみならず、世界各国の自作PC市場で絶大なる人気を誇るFractal Design。中でもミドルタワーPCケース「Define」シリーズの注目度は高く、新製品を心待ちにしている人も多いだろう。

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Fractal Design「Define R6」(型番:FD-CA-DEF-R6-BK)
市場想定売価税抜19,780円(2018年1月26日発売)
製品情報(Fractal Design)(株式会社アスク

思えば2017年も数多くのPCケースレビューをお届けしたが、その多くに強化ガラス製サイドパネルを装備。フロントパネル裏手を占めていたシャドウベイは姿を消し、電源ユニットをすっぽりと覆うボトムカバー(シュラウド)を軒並み装着。これらに共通するキーワードは「魅せるPC」であり、RGB LEDイルミネーションはアクセサリー関連アイテムに留まらず、マザーボードやグラフィックスカード、さらに電源ユニットまでを巻き込んだ。自由にカスタマイズができる点こそ、自作PCの真骨頂だが、一方で実用に特化した、質実剛健な「硬派なPCケース」のリリースが少なかったように思う。

さて今回の主役「Define R6」は、バリエーションモデルに左側面強化ガラス仕様の用意があるものの、設計思想の根幹は「静音」であり、歴代「Define」シリーズの伝統は受け継がれている。2018年も引き続き「魅せるPC」というキーワードが自作PC業界を牽引する勢いだが、流行にとらわれない正統派ミドルタワーPCケースとして、第6世代「Define」シリーズにはこれまで以上に注目が集まっている。

バリエーションは全8モデル

国内正規代理店の株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は取り扱い第1弾として、合計4モデルを発表した。カラーはブラックとブラックアウトの2種類で、それぞれ標準的なフラットサイドパネルと強化ガラス製パネルを用意。目的にあったスタイルが選択できる。なおFractal Designのグローバルサイトによると、ホワイトとガンメタリックのバリエーションも既に掲載されている。これまでの例に習えば、国内市場にも追加投入される可能性は高いとみていいだろう。

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FD-CA-DEF-R6-BKO_1024x768 国内投入第1弾でラインナップされるブラックアウト「Define R6 – Blackout – Tempered glass」。”無印”で使用されるホワイト部分を全てブラックに塗装されている

スペック表に見る「Define R6」

実機に触れる前に、スペック表により「Define R6」の性格を把握しておこう。ミドルタワーPCケースに区別されながらも、対応マザーボードの筆頭にE-ATXが加えられている。とはいえ注意書きによると、基板サイズは幅285mmまでが条件。330mmのフルサイズに比べれば物足りないものの、ATXマザーボード(305×244mm)を搭載する場合、左右方向に余裕があると解釈すればいい。

外形寸法を前作「Define R5」と比較すると、幅233mm(+1mm)、奥行き543mm(+22mm)、高さ465mm(+14mm)となり、僅かながら大型化。これに伴い重量も+1.2kg増しの12.4kgになった。

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なおパッケージ寸法は幅347mm、奥行き535mm、高さ650mmで、付属品および梱包材を含めた総重量は14.4kgになる。店頭持ち帰りを希望するなら、キャリーカートは用意したい。

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