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最終更新日 2026年9月10日 12:59

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1512

ワンランク上の性能が手に入る”SOC”モデル、MSI「GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION」

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2025.02.28 更新

文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕

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GeForce RTX 5080 MSI NVIDIA グラフィックスカード

ベンチマークテスト:Microsoft Flight Simulator

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

ここからは「NVIDIA App」のDLSSオーバーライド機能を使うことで、マルチフレーム生成機能が利用できるゲームのパフォーマンスを確認していこう。まずは「Microsoft Flight Simulator」からだ。

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION
ゲーム側の対応はまだでも、「NVIDIA App」のDLSSオーバーライド機能でマルチフレーム生成機能が使えるようになるゲームもある

「グローバルレンダリング品質」は「ウルトラ」、「アンチエイリアス」は「NVIDIA DLSS SUPER RESOLUTION」、「NVIDIA DLSS スーパー解像度」は「バランス」、「DLSS フレーム生成」は「オン」に設定。解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測には「FrameView」を使用している。

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

「Microsoft Flight Simulator」では、CPUがボトルネックになるためいずれの解像度でもほぼ横並び。GeForce RTX 5080との差もほとんどなかった。またマルチフレーム生成機能で「4x」を選択すると「2x」からフレームレートは約2倍に向上する。

ベンチマークテスト:Microsoft Flight Simulator 2024

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

最新のフライトシミュレーター「Microsoft Flight Simulator 2024」でもチェックをしていこう。「グローバルレンダリング品質」は「ウルトラ」、「アンチエイリアス」は「NVIDIA DLSS Super Resolution」、「NVIDIA DLSS スーパー解像度」は「バランス」、「DLSS フレーム生成」は「オン」に設定。解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測には「FrameView」を使用している。

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

「Microsoft Flight Simulator」で発生していたCPUによるボトルネックは解消され、解像度が下がるに従ってフレームレートも順調に伸びている。またGeForce RTX 5080との比較では、4K解像度で約5%、WQHD解像度やフルHD解像度でも約4%上回る。そしてマルチフレーム生成機能の効果は約2倍で、これまでのテストの中で最も大きくなった。

ベンチマークテスト:アヴェウムの騎士団

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

シングルプレイヤー魔法シューティングゲーム「アヴェウムの騎士団」の結果も確認をしておこう。「NVIDIA DLSS」は「バランス」、「フレーム生成」は「オン」で、その他は最も高品質な設定を選択。解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートの計測には「FrameView」を使用している。

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

スコアの傾向は「Microsoft Flight Simulator 2024」に近く、フルHD解像度やWQHD解像度では約3%、4K解像度では約5%もGeForce RTX 5080を上回る。またマルチフレーム生成機能を有効にするとフレームレートは約2倍まで上昇する。

ベンチマークテスト:消費電力

ゲームのベンチマークが一段落したところで、消費電力をチェックしておこう。アイドル時は起動直後10分間放置した際の最低値を、各ベンチマークについては4K解像度でテスト実行中の最高値を取得している。

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

オーバークロックモデルで、Power Limitも引き上げられているため、GeForce RTX 5080に比べると約20~30W消費電力が増加している。ただし、最大消費電力は約500Wで頭打ちになることから、より消費電力多いCPUを組み合わせた場合でも推奨電源ユニットである850W以上の製品を組み合わせてやれば問題ないだろう。

オリジナルトリプルファンクーラーの冷却性能をチェック

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

テストセッションのラストは、MSI自慢のオリジナルトリプルファンクーラー「HYPER FROZR」の実力を確認していこう。「Dual BIOS」は「GAMINGモード」に加えて、「SILENTモード」を選択した場合でも検証を行っている。

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

今回はGPU、メモリともオーバークロック仕様の「Extreme Performance」の設定で検証を行っているにも関わらず、「GAMINGモード」のGPU温度は最高61.4℃、メモリ温度は最高66℃で、公称TGPが360Wのハイエンドグラフィックスカードの発熱を完全に押さえ込むことができている。ちなみに、GeForce RTX 5080と比較するとGPU温度8.6℃、メモリ温度は12℃も低い数値で、「HYPER FROZR」の優秀さが光る結果になった。

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

また「SILENTモード」では、ファン回転数は1,350rpm前後へと約200rpm低下する。それでもGPU温度は最高67.2℃、メモリ温度は最高72℃までしか上がらず、十分な冷却性能を発揮する。正直、「GAMINGモード」の設定でもテスト中はオールインワン型水冷ユニットのファンの音のほうが大きく、風切音はまったく気にならなかったが、静音性を追求するなら「SILENTモード」での動作を検討してもいいだろう。

定格モデルを安定して上回る性能と卓越した冷却性能が魅力のハイエンドVGA

「SUPRIM」と「GAMING TRIO」のギャップを埋めるべく、NVIDIA GeForce RTX 50シリーズに合わせて投入されたMSIの新ハイエンド「VANGUARD」シリーズ。今回はその中からGeForce RTX 5080を搭載する「GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION」の検証を進めてきた。

フラッグシップ「SUPRIM」と同様、最新技術を結集した新型クーラー「HYPER FROZR」は静音性、冷却性能とも優秀で、発熱やノイズに悩まされることなくゲームを楽しむことができる。またあくまでも自己責任になるが、手動オーバークロックでさらにパフォーマンスを引き出す場合でも、冷却性能が不足することはないだろう。

GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION

そしてSOCモデルらしく、あらかじめ高クロックのチューニングが施されているのも特徴。「Extreme Performance」によるテストでは、GeForce RTX 5080 Founders Editionに比べておおむね3~4%、場合によっては約6%上回るものもあるなど、実際のゲーム性能も良好だった。GeForce RTX 5080の中でも高めの価格帯に位置する製品だが、卓越した冷却性能と高いパフォーマンスを併せ持つ「GeForce RTX 5080 16G VANGUARD SOC LAUNCH EDITION」は、ハイエンドゲーマーにとって多いに魅力的な製品になるだろう。

提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

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