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最終更新日 2023年3月28日 18:40

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.967

RTX 3060の実力を引き出す傑作、GIGABYTE「GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G」検証

2021.02.25 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕

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GeForce RTX 3060 GIGABYTE グラフィックスカード
市場がグラフィックスカード枯渇にあえぐタイミングでの解禁とあって、一際大きな期待を集めている「GeForce RTX 3060」。「GeForce RTX 30」シリーズの末っ子として登場した、ミドルレンジ向けの最新GPUだ。今回はその中から、GIGABYTE Technology(本社:台湾)が投入する秀作クーラー装備の注目モデル「GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G」を取り上げる。
g3060g_03_1024x768
GIGABYTE「GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G」(型番:GV-N3060GAMING OC-12GD)
市場想定売価税抜57,980円(2021年2月26日発売)

レイトレ時代の導き手となる最新ミドルGPU「GeForce RTX 3060」

新たに登場した「GeForce RTX 3060」は、NVIDIAの最新アーキテクチャ「Ampere」を採用する「GeForce RTX 30」シリーズのミドルレンジ向けGPUだ。最大のトピックは、NVIDIAが「レイトレーシングを活用したフルHDゲーミングを60fps以上でプレイできる」と謳う実用的なレイトレーシング性能。ミドルレンジにレイトレーシングを普及させるという、重要な使命を帯びたGPUとして市場に投入される。

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ミドルレンジで実用的なレイトレーシング性能を実現する、NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 3060」が解禁された

昨年12月に発売が開始されたGeForce RTX 3060 Tiの下位に位置付けられるGPUで、SamsungがNVIDIA向けにカスタムした8nmプロセス技術で製造。GPUコアは、上位のGeForce RTX 3070やGeForce RTX 3060 Tiとは異なる「GA106」が採用されている。

「GA106」コアはトランジスタ数が120億で、ミニGPUクラスタの「GPC(Graphics Processing Cluster)」は前世代のミドルレンジGPU GeForce RTX 2060と同じ3基構成。SM(Streaming Multiprocessor)数は28基、CUDAコアは3,584基を内蔵する。

GV-N3060G_OC_02_1024x525
フルスペック版「GA106」のブロックダイアグラム図。GeForce RTX 3060では、30基のSMの内2基が無効化されている

ちなみにCUDAコアの理論性能値は13 TFLOPSとされ、これは前世代のフラッグシップGeForce RTX 2080 Ti(13.45 TFLOPS)に迫る演算性能。第2世代RTコアによるレイトレーシング性能値は25 RT-TFLOPSで、推論アクセラレータである第3世代Tensorコアの理論性能値は101 TensorFLOPSとされる。前世代に比べ大きく効果が引き上げられているというNVIDIA DLSSのパフォーマンスも気になるところだ。

主なスペックは、コアベースクロックが1,320MHzでブーストクロックは1,780MHz。メモリバス幅は192bitに制限されているが、メモリスピード15Gbps、メモリ帯域は360GB/secで、GDDR6 12GBの大容量ビデオメモリを実装している。TGP(Total Graphics Power)は170Wとされ、補助電源は8pin×1構成だ。

GV-N3060G_OC_03_600x353

また、ビデオメモリのフルアクセス機能「Resizable BAR(Re-Size BAR)」をサポートする点も見逃せない。これはAMDのRadeon RX 6000シリーズが対応する「Smart Access Memory」と同じもので、CPUがPCI-Expressバスを介してビデオメモリに無制限にアクセス可能になる機能。今後既存の「GeForce RTX 30」シリーズもvBIOSの更新でサポートするものの、NVIDIA GPUとしては「GeForce RTX 3060」が初対応ということになる。

GV-N3060G_OC_04_800x449
他の「GeForce RTX 30」シリーズに先駆け、VRAMフルアクセス機能「Resizable BAR」をサポート。マザーボード側の対応も必要な機能だが、グラフィックスパフォーマンスのさらなる向上が期待できる

なお、NVIDIAが発表した国内における「GeForce RTX 3060」の参考売価は49,980円。実際に最廉価モデルは約5万円台での発売が見込まれており、折しもかつてなく深刻なグラフィックスカード在庫不足に陥っている自作市場では、解禁前から熱い視線が注がれている。

ちなみにこうした状況は、世界的な半導体の供給不足による影響だ。NVIDIAもこの情勢を理解しており、「GeForce RTX 3060」をゲーマーの手に届けるため、ドライバ側でマイニング効率を50%に制限する措置を講じるアナウンスが出された。なんとも異例と言えるアプローチだが、「GeForce RTX 3060」にはゲーマーにとっての救世主という立場も期待されているというワケだ。

20210220_kore_1024x768_01 20210220_kore_1024x768_03
グラフィックスカードが圧倒的に品薄な情勢下におけるデビュー。マイニング向け需要も高いNVIDIA製GPUだが、今回はゲーマーのために特別な措置が取られることになった
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大型3連ファンクーラーを装備したGeForce RTX 3060搭載のOCモデル
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