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最終更新日 2023年3月28日 0:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.474

圧倒的に冷える憧れの水冷ハイエンドグラフィックス、GIGABYTE「GV-N98TXTREME W-6GD」

2016.02.07 更新

文:GDM編集部 絵踏 一

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GIGABYTE グラフィックスカード
 かつて自作シーンにおける高嶺の花だった水冷ソリューションだが、今ではオールインワン水冷の台頭もあり、すっかり敷居が下がった印象だ。とは言えそれはCPU冷却に限った話。グラフィックス分野においては、CPU向け水冷を転用するキットの普及が端緒についたばかり。グラフィックスカードの水冷化が一般化するには、もう少し時間が必要になるだろう。
 今回はそうした自作シーンの現状も踏まえつつ、オールインワン水冷を標準装備した貴重なGTX 980 Tiカードである、GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)の「GV-N98TXTREME W-6GD」を取り上げる。ハイパフォーマンスかつ水冷仕様、自作ユーザーが憧れる要素満載のハイエンドグラフィックスカードだ。
GIGABYTE「GV-N98TXTREME W-6GD」 実勢売価税込120,000円前後
製品情報(GIGABYTE/CFD販売株式会社)

憧れの水冷GPUクーラー「WATERFORCE All in One」

カスタム水冷の技術的な難易度を考えれば、多くのユーザーにとって水冷ソリューションの選択肢に挙げられるのは、オールインワン水冷ということになる。今やCPU向けには多数の魅力的なモデルがリリースされており、それをグラフィックスカードに転用するカスタムキットも出回るようになった。しかしそうしたキットはリファレンス仕様のカードを対象にしたもので、さらに既存のカードを改造する必要があることから、導入のハードルは決して低いわけではない。改造元のカードが高価であればあるほど、いざバラして水冷化といくには、それなりの度胸がいるだろう。

Radeon R9 Fury Xのような例外を除けば、水冷仕様のグラフィックスカードは極めて珍しい存在。今回検証を行う「GV-N98TXTREME W-6GD」は、標準でオールインワン水冷クーラーを搭載した貴重なモデルだ

そうしたハイエンドユーザーのジレンマを解決してくれる存在こそ、今回の主役である「GV-N98TXTREME W-6GD」だ。オールインワン水冷仕様のオリジナルクーラー「WATERFORCE All in One Closed Loop Water Cooling System」(以下「WATERFORCE All in One」)を標準装備させたモデルで、水冷ソリューションならではのハイレベルな冷却性能を誇る。
 ちなみに「WATERFORCE」といえば、3-Way SLI構成を丸ごと水冷化した巨大ユニットが思い起こされるが、これはそのシステムのシングルカード版と言えなくもない。「WINDFORCE」で空冷クーラーの名手として鳴らすGIGABYTE、実はグラフィックス水冷化においても先駆者的な存在なのだ。

「WATERFORCE」と言えば、登場時にユーザーの度肝を抜いた巨大水冷ユニット。今回のモデルが身に付ける「WATERFORCE All in One」は、そうしたノウハウを下地にしたシングルカード用のオールインワン水冷だ

選別チップを採用した強OC仕様のGTX 980 Tiカード「GV-N98TXTREME W-6GD」

すでに水冷仕様というだけでワクワクさせられる「GV-N98TXTREME W-6GD」だが、クーラーだけでなく“基礎体力”も抜きん出たモデル。エンスー向けの最上位シリーズ「XTREME GAMING」に属するGeForce GTX 980 Tiグラフィックスカードで、GIGABYTE独自の「GPU Gauntlet Sorting」に基づき、電源効率が高く消費電力の少ない選別チップが搭載されている。さらに合計14フェーズの電源回路や、独自規格「Ultra Durable VGA」に準拠した高品質コンポーネントで構成。いずれも優れたオーバークロック耐性を実現するための贅沢な仕様だ。

GIGABYTEがエンスー向けに展開している、「XTREME GAMING」シリーズ。「GV-N98TXTREME W-6GD」を含む所属モデルは、いずれも「GPU Gauntlet Sorting」により厳選された選別チップを搭載している

そして動作クロックは、コアベースクロック1,216MHz(リファレンス1,000MHz)、ブーストクロック1,317MHz(同1,075MHz)、メモリクロック7,200MHz(同7,010MHz)へとチューニング済み。ビデオメモリはGDDR5 6GB(メモリバス幅384bit)を実装する。これは以前に検証を行った「GV-N98TXTREME-6GD」と同クロックのフラッグシップ仕様、「GV-N98TXTREME W-6GD」はその水冷版というワケだ。

そのほか、補助電源コネクタの通電状況を確認できる「smart power LED」や基板をたわみから守る「Metal back plate」、湿気・ホコリ・腐食からPCBを保護する航空・宇宙グレードの特殊コーティング「Aerospace-grade coating」、極冷OC用BIOS「LN2 BIOS」など、最上位に相応しい装備を搭載。ハイパフォーマンスかつタフなグラフィックスカードに仕上がっている。

また、空冷版と同様にマルチカラーに対応したイルミネーション機能「RGB LED illumination」も実装。専用ツールでLEDカラーや発光パターンのカスタムが可能で、“魅せるPC”の構成要素としてケース内のドレスアップにも効果アリだ。

ちょっとしたMini-ITXケースなら入ってしまいそうな巨大なパッケージは、外形寸法W433×D214×H182mm。特に付属品が多いわけではなく、内部はオールインワン水冷仕様の本体を守る緩衝材でほとんどが占められている

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かさばる水冷クーラー搭載モデル。余裕のあるPCケースに組み込もう
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