100Vコンセントでも最大1,200Wまで出力が可能

株式会社アユート（本社：東京都文京区）は2022年3月24日、最大出力2,000WのFSP（本社：台湾）製フルモジュラー電源ユニット「CANNON PRO 2000W」について、新規取り扱い開始を発表した。

AC入力電圧が200～240V環境下で2,000W、115～200Vの環境下で1,500W、100～115Vの環境下でも1,200Wまで出力可能。また計18個のPCI-Express 6+2pinコネクタを備え、ハイエンドワークステーションやマイニングなどの複数枚グラフィックスカードを搭載するシステムに向く。

冷却ファンは135mmのダブルボールベアリングファンで、コンデンサには日本メーカー製105°対応コンデンサを採用。さらに特許取得済みの「MIA ICチップセット」や、DC-DCコンバータを組み合わせることで、優れた電源効率と安定性を発揮する。

電源効率の指標となる80PLUSプログラムは80PLUS GOLD 230V EU認証を取得。保護回路はOCP （過電流保護回路）、OVP（過電圧保護回路）、SCP（短絡回路保護）、OPP（過負荷保護回路）、OTP（過温度保護回路）、UVP（出力低電圧保護）を備える。

最大2,000Wの大容量電源ユニットということで、使用する際には付属ケーブル以外にもいくつか注意事項がある

外形寸法は幅150mm、奥行き200mm、高さ86mm、重量2.64kg。MTBFは100,000時間、製品保証は3年間。なお付属のACケーブルは国内向け単相200Vコンセント用のため、100Vコンセントで使用する場合は別途ACケーブルが必要になる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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