電源回路を強化したハイエンドゲーミングマザーボード

第3世代Ryzen Threadripperに対応するSocket sTRX4マザーボードの新製品。チップセットはAMD TRX40で、フォームファクタはE-ATX（縦277x横310mm）。

「ROG Zenith II Extreme」のマイナーチェンジモデルで、電源回路のMOSFETを70A DrMOS「TDA21472」から、90A DrMOS「TDA21490」に変更。これにより、64コア/128スレッドの最上位モデルRyzen Threadripper 3990Xのオーバークロックにも対応するという。

主なスペックはメモリスロットがDDR4-4733×8（最大256GB）、ストレージはROG DIMM.2×1、M.2×3、SATA3.0（6Gbps）x8。拡張スロットはPCI-Express4.0（x16）x4で、マルチグラフィックスはNVIDIA 3-Way SLI/AMD 3-Way CrossFire Xに対応する。

ネットワークはIntel I211-ATギガビットLAN、Aquantia AQC-107 10ギガビットLAN、Intel Wi-Fi 6 AX200によるWi-Fi 6+Bluetooth 5.0を搭載。オーディオはS1220+ESS9018Q2Cの「ROG SupremeFX」を採用する。なお現時点、この製品について国内市場での販売アナウンスは出ていない。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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