エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.723

新世代ミドルGTX 1660 Tiの鉄板はコレ。秀作クーラー搭載のGIGABYTE「GV-N166TOC-6GD」

2019.03.05 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一

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「GV-N166TOC-6GD」の実動テスト。クーラー性能を活かした簡易チューニングも

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Core i9-9900Kとハイエンドマザーボードを組み合わせ、いざGeForce GTX 1660 Ti搭載グラフィックスの各種テストを始めよう

ここからは、実際に「GV-N166TOC-6GD」をシステムに組み込み、GeForce GTX 1660 Tiのパフォーマンスをチェックしていく。テスト環境には、Core 9000シリーズ最上位のCore i9-9900K(8コア/16スレッド/3.6GHz/TB時5.0GHz/TDP95W)、マザーボードには以前詳細レビューをお届けしたハイエンドモデル「Z390 AORUS XTREME」を用意した。ミドルレンジGPUのパートナーとしてはいささか大げさながら、この環境ならCPUがボトルネックになることはない。

また、テストにあたってはGIGABYTEの独自ユーティリティ「AORUS ENGINE」を使用したチューニングにチャレンジ。特に苦労なく+150MHz(リファレンス相当との比較では+180MHz)でのオーバークロック動作が可能だった。

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出荷時から1,800MHzの“プチOC”がかかっている「GV-N166TOC-6GD」。高負荷時には、動作クロックが最大1,905MHzまで上昇していた
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「AORUS ENGINE」の設定にて、「GPU VOLTAGE」と「POWER TARGET」、「TARGET TEMP」を最大にセット。クロックはリファレンス比+180MHzとなる1,950MHzに設定しても問題なく動作した
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OC状態での挙動を「GPU-Z」でチェック。ブーストクロックは最大2,100MHzまで上昇、その一方でアイドル時は出荷時同様に300MHzまで抑えられていた

ベンチマークテスト:3DMark

まずベンチマークテストのトップバッターは、3Dベンチの定番ソフト「3DMark」から。テスト項目は、DirectX 11環境のテストである「Fire Strike」は“Extreme”と“Ultra”、DirectX 12環境の「Time Spy」は無印テストと“Extreme”を使用した。GeForce GTX 1660 Tiのパフォーマンスとともに、簡易の手動OCによる伸びもチェックしておこう。

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2K解像度の「Fire Strike」“Extreme”と無印の「Time Spy」では、7000オーバーの良好なスコア。旧世代のアッパーミドルGPUを超える実力で、FPSも40前後と動作にも余裕がある。その一方で4K解像度の「Fire Strike」“Ultra”と「Time Spy」“Extreme”では、スコア3000クラスの20FPS切りと、だいぶ厳しめな結果が出ている。GeForce GTX 1660 Tiは、基本的にフルHDから2K(1440p)クラスの解像度を主戦場としたGPUと言えそうだ。

そしてオーバークロックにより、目に見えてスコアアップの恩恵を受けている点にも注目。特にシェーダーが古めな「Fire Strike」で最大4.5%ほどの差であるのに比べて、技術的に新しい「Time Spy」では最大6%まで差が拡大。より新しい世代の3Dシーンで真価を発揮してくれそうだ。

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