エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.710

これで全てが分かる。Cooler Master「MasterCase SL600M」徹底解説

2019.01.07 更新

文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕

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2019年のCooler Master Technology(本社:台湾)新型PCケース第1弾は、ミドルタワーPCケース「MasterCase SL600M」(型番:MCM-SL600M-SGNN-S00)だ。外装をアルミニウムプレートと強化ガラスで覆った大型筐体は、マニュアルを見なければ分かりづらいほど大胆な設計が特徴。一般的なミドルタワーPCケースでは飽き足らない貴兄に贈る注目作だ。

どのモデルとも違う外観デザインが特徴の「MasterCase SL600M」

初めて見る実機は、すこぶる良い印象だ。外装にアルミニウム製のパネルを装着し、余分な装飾を排除。これまでのCooler Masterのイメージとは一線を画す新しい発想のデザインで、クールな外観は実に格好が良い。この大型ながらミドルタワーPCケースにカテゴライズされる「MasterCase SL600M」は、どのPCケースとも違う圧倒的な存在感を放っている。

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Cooler Master「MasterCase SL600M」(型番:MCM-SL600M-SGNN-S00)
市場想定売価税抜28,800円(2019年1月25日発売予定)
製品情報(Cooler Master Technology

市場想定売価は税込で3万円オーバー。価格だけを見れば「MasterCase」シリーズよりも、フラッグシップ「COSMOS」シリーズに近い。アルミニウムの質感を前面に押し出すスタイルは、初期の名機「ATC-100」を彷彿とさせ、Cooler Masterの黎明期を知る自作派には、どこか懐かしさを感じるだろう。

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トップパネルからフロントパネル、さらに台座に至るまでのデザインは一体感があり、細部を見ていくと実にディテールに凝った筐体である事が分かる。さらに電源ユニットをマウントする開口部が無く、見慣れたリアファン部分が塞がれている等、内部設計は現時点見当もつかない。Cooler Masterの自信作「MasterCase SL600M」は、実に興味深い「謎」多きPCケースなのだ。

スペック表に見るCooler Master「MasterCase SL600M」

実機に触れる前に、スペック表から「MasterCase SL600M」の概要を把握しておこう。主な使用素材はシルバー色の外装パネルはアルミニウム製で、シャーシはスチール製。副素材にABS樹脂を使用し、左サイドパネルには強化ガラスが採用されている。

対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITXで、12インチ(約304.8mm)x10.7インチ(約272mm)までの条件付きながら、E-ATXもサポート表に明記されている。

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なお外形寸法は幅242x奥行き544x高さ573mmで、重量は13.4kgとされる。ミドルタワーPCケースとしては大型で、フルタワーにカテゴライズされる「COSMOS SE」(型番:COS-5000-KKN1-JP)との比較では、幅こそ21.8mm短いものの、奥行きで19.6mm、高さで3.6mmそれぞれ上回っている。

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