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最終更新日 2023年3月28日 0:00

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1063

SAPPHIRE「PULSE AMD Radeon RX 6600 GAMING」検証:省電力・コンパクトなミドルレンジの決定版

2021.10.13 更新

文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕

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AMD Radeon RX 6600 SAPPHIRE グラフィックスカード
AMD(本社:アメリカ)からRadeon RX 6000シリーズに属する最新GPU「Radeon RX 6600」が登場した。今年8月に発売が開始されたRadeon RX 6600 XTからさらに消費電力が低下し、より扱いやすくなった最新ミドルレンジGPU。今回はSAPPHIRE TECHNOLOGY LIMITED(本社:香港)協力のもと「PULSE AMD Radeon RX 6600 GAMING 8GB GDDR6」を借り受け、その気になる実力をチェックしてみることにした。
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SAPPHIRE「PULSE AMD Radeon RX 6600 GAMING 8GB GDDR6」 
市場想定売価税込59,840円(10月14日11時発売予定)
製品情報(SAPPHIRE)

妥協のないフルHDゲーミング環境を実現する「Radeon RX 6600」

AMDからRadeon RX 6000シリーズに属する最新ミドルレンジGPU「Radeon RX 6600」が登場した。Radeon RX 6600 XTの下位に位置づけられる製品で、現在最も主流であるフルHD解像度において“画質に妥協することなく快適なゲーミング環境”を提供するという。

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Radeon RX 6000シリーズのミドルレンジGPU「Radeon RX 6600」。Radeon RX 6600 XTと同様、リファレンスモデルは用意されず、メーカーからのカスタムモデルのみの提供になる

コアアーキテクチャは製造プロセス7nmの「RDNA 2」で、GPUコアにはRadeon RX 6600 XTと同じ「Navi 23」を採用。トランジスタ数は111億、Infinity Cacheは32MB、メモリバス幅は128bitで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載する。

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対応機能については、すでに発売中のRadeon RX 6000シリーズと同じ。もちろん最新OSであるWindows 11もサポートしている

またDirectXレイトレーシングに対応する「DirectX 12 Ultimate」や、CPUからすべてのビデオメモリにアクセスする「Smart Access Memory」、性能への影響を最小限に抑えつつ映像を高解像度化する超解像技術「AMD FidelityFX Super Resolution」(FSR)、入力遅延を軽減する「Radeon Anti-Lag」などの機能に対応する。

ただし、コンピュートユニット数は32基から28基に、ストリームプロセッサは2,048基から1,792基へと削減。またゲームクロックは2,359MHzから2,044MHzへ、ブーストクロックは2,589MHzから2,491MHzへ、メモリスピードは16Gbpsから14Gbpsへとそれぞれ引き下げられ、ピーク演算性能については8割程度に留まるとされている。

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Radeon RX 6000シリーズでは、現状最も下位に位置づけられる製品だが、先代ミドルレンジGeForce RTX 2060やRadeon RX 5600 XTに対しては最大で20%以上も高いパフォーマンスを発揮する

その分、TBP(Total Board Power)も160Wから132Wへと28W低下。推奨電源ユニットも500Wから450Wに変更され、これまで電源容量や発熱の問題で最新グラフィックスカードの導入を諦めていた(もしくはためらっていた)システムにも、無理なく搭載できるようになった。

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Radeon RX 6600 XTからTBPが引き下げられた「Radeon RX 6600 XT」。直接の対抗になるGeForce RTX 3060と比較するとワットパフォーマンスは平均で1.3倍に達するという
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初出時Radeon RX 6600 XTのスペック表記に一部誤りがありました。謹んで訂正させて頂きます(2021/10/16)

カード長を約190mmに抑えたコンパクトモデル

そんな「Radeon RX 6600」を搭載するのが今回の主役であるSAPPHIRE「PULSE AMD Radeon RX 6600 GAMING 8GB GDDR6」だ。カード長を約190mmに抑えたショートモデルで、VGAクーラーには2基のデュアルボールベアリングファンを備える「Dual-X Cooling」を採用する。

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2スロット厚の「Dual-X Cooling」を搭載。カード長も控えめのため、ロープロファイル専用のスリムPCを除けばほぼ全てのデスクトップPCに搭載できる

さらにGPUやメモリ、電源回路の温度によってファンの回転数を細かく調整する「インテリジェントファンコントロール」機能や、セミファンレス機能を組み合わせることで、冷却性能と静音性を両立しているワケだ。

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基板裏面はアルミニウムバックプレートで保護されている

動作クロックは、ゲームクロック2,044MHz、ブーストクロック2,491MHz、メモリスピード14Gbpsのリファレンス仕様。ストリームプロセッサ数は1,792基、メモリバスは128bit、ビデオメモリはGDDR6 8GBで、補助電源コネクタは8pinx1を備える。

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実測幅約260mm、高さ約165mm、厚さ約60mmのコンパクトなパッケージ。カード本体は周囲を頑丈なダンボールの内箱と緩衝材に守られた状態で梱包されている

バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x8/16形状)、外形寸法は長さ193mm、幅120.05mm、厚さ40.05mm。出力インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI2.1×1の4系統を備え、解像度は7,680×4,320ドットまでサポートする。

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