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最終更新日 2022年8月6日 0:00

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エルミタ的業界インタビュー「オピニオン」 Vol.21

ZOTACセールス部門のキーマンに聞く、斬新なコンパクトベアを製品化できる理由

2014.08.22 更新

文:GDM編集部 Tawashi

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省スペース

ついに登場したファンレスベアボーンはOS込みで3万円台

ZOTACが手掛けるベアボーンは、コンパクトなデザインが真骨頂
  • 編集部:
    なぜZOTACはベアボーン、それも小型の製品に注力しているのでしょうか。
  • James氏:
    ひと昔前のPCとは異なり、ZOTACがベアボーン市場に本格参入した2009年頃には、コンパクトなマザーボードでも高性能な構成を実現できるようになっていました。例えば、かつて必要だったサウンドカードは、オンボード機能の性能が向上し、今では一般的なユーザーには不要です。グラフィックスカードも同様で、CPU(またはAPU)内蔵のものが、かなり高性能になってきました。これは、小型ベアボーンを提供するのに非常にいい傾向でしたね。
ベアボーンのラインナップ一覧。新たに「ZBOX C」シリーズと「ZBOX O」シリーズを追加。ハイパフォーマンスの「ZBOX E」シリーズを筆頭に、全部で5シリーズが用意されている
  • 編集部:
    新製品の「ZBOX C」シリーズですが、シリーズのコンセプトを教えてください。
  • James氏:
    ZOTACでは長年に亘り、ベアボーンを扱ってきましたが、その過程でユーザーからの要望として多かったのは「静音」でした。そこで小型ベアボーンの課題である排熱処理を見直し、ファンレス動作を実現したのが今回の新モデル「ZBOX C」シリーズです。
インタビュー中も資料閲覧用PCとして活躍していた「ZBOX C」シリーズ。稼働中に実際に触れてみたが、ほんのり暖かい程度で熱はほとんど気にならない
  • 編集部:
    やはりそこには、テクノロジーの進化があるのでしょうか。
  • James氏:
    「ZBOX C」シリーズは、Core i5 4210Y搭載の「ZBOX CI540 nano」を筆頭に、Core i3 4020Y搭載の「ZBOX CI520 nano」、Celeron N2930搭載の「ZBOX CI320 nano」、A6-1450搭載の「ZBOX CA320 nano」の4モデルをラインナップしますが、いずれも低消費電力です。やはり、IntelやAMDのテクノロジーが進化した恩恵と言えるでしょう。それに加えて「ZBOX C」シリーズは、ハニカム構造のメッシュが施された専用筺体を採用します。触っていただければ分りますが、動作中も非常に低発熱です。
Core i5 4210Y搭載の「ZBOX CI540 nano」は正式発表前のモデル Core i3 4020Y搭載の「ZBOX CI520 nano」。Windows 8.1 with Bing込みで市場想定売価は税抜41,140円の予定
Celeron N2930搭載の「ZBOX CI320 nano」。Windows 8.1 with Bing込みで市場想定売価は3万円台後半の予定 A6-1450搭載の「ZBOX CA320 nano」。Windows 8.1 with Bing込みで市場想定売価は3万円台後半の予定
  • 編集部:
    「ZBOX C」シリーズの3モデル(CI520/CI320/CA320)には、Windows 8.1 with Bingがインストールされています。
  • James氏:
    タイミング良く、Windows 8.1 with Bingを採用できる機会があったというのが大きな理由です。OS標準搭載モデルはZOTAC初の試みですが、価格も下位モデルでは3万円台と安いですから。今後の主力となり得る製品として、我々も期待しています。
  • 編集部:
    Windows 8.1 with BingのようなOS込みのモデルは今後増えて行くのでしょうか?
  • James氏:
    「メモリやSSDをもっと高性能なものにしたい」という人もいるので、ベアボーンの提供も続けます。ただ、ZOTACでは、もともとメモリやHDD(SSD)を標準搭載した“Plus”モデルをラインナップしているので、Windows 8.1 with Bingインストール済みのモデルを用意するのは楽でした。あとは、ユーザーの好みで選択してもらえればいいと考えています。
Windows 8.1 with Bing標準搭載モデルは「ZBOX C」シリーズ以外にも準備されている。いずれも、販売価格が安いコストパフォーマンス重視のスペックだ
  • 編集部:
    メッシュ仕様の特徴的な筺体ですが、デザインはどこで開発しているのですか?
  • James氏:
    ZOTACはあくまでマーケティングとセールスを専門にしている会社です。そのため、デザインやスペックなど、開発についてはすべてPC Partnerで行っています。たたし、事前にZOTACのマーケティングチームとPC Partnerのエンジニアチームの間でミーティングは行います。
  • 編集部:
    先日レビューした球形筐体を採用する「ZBOX OI520」は、これまでにないインパクトのある外観でした。
  • James氏:
    まずはリビング向けPCというのを強く意識しました。またレストランなど、人目に触れる場所でも周囲との風景やデザインを損なわないという点にもこだわりました。結果、あのような球形筐体になったのです。
“オーブ”を連想させる球形デザインが特徴的な「ZBOX OI520」。詳しくは、こちらを参考にしてほしい
  • 編集部:
    なかなか斬新なデザインですが、他にも候補はありましたか?
  • James氏:
    細長い筒のようなタワー型や、AV機器の横長スピーカーのようなもの、全面ガラス張りという案もありましたね。ただ、それには採用するマザーボードのサイズも重要です。「ZBOX OI520」では、従来からあるマザーボードのラインナップから選択できるという利点がありました。
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