2018.09.13 14:56 更新
2018.09.12 配信
NVIDIAから最新アーキテクチャTuringに対応する、Tensorコア採用のAI推論向けグラフィックスアクセラレータ「Tesla T4」がリリース。
GPUには320基のTensor Coreと2,560基のCUDAコアを内蔵。さらにNVIDIA「Tensor Hyperscale Inference Platform」に対応し、大量の音声クエリや映像、ビデオ、翻訳、画像、ソーシャルメディアなどのデータを高速に処理することができるようになる。
またTDPが75Wに抑えられているのも大きな特徴。Turingアーキテクチャを採用するGPUはすでにプロユース・データセンター向け「Quadro RTX」シリーズや、コンシューマ向け「GeForce RTX 20」シリーズがリリースされているが、いずれもTDPは175Wを超えるハイエンド向けのものばかり。
しかし、TDP 75Wの「Tesla T4」が登場したで、今後は補助電源が不要なエントリークラスのQuadro/NVIDIAの登場が期待できそうだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/