エルミタ的「編集部で使ってみた」

まるでノートPCのような変態スマホ「Gemini PDA」の魅力に迫る

2019.04.13 更新

文:フリーライター 太田 文浩

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スマートフォンがなかった時代、人々はスケジュールやタスク情報を「PDA」(Personal Digital Assistant)と呼ばれる小型の携帯情報端末を使って持ち歩いていた。 そんな「PDA」の名を冠したスマートフォンがPlanet Computers Ltd.(本社:イギリス)の「Gemini PDA」だ。Android端末では珍しい、キーボードを搭載するクラムシェル型端末。今回は国内正規代理店の株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)協力のもと、実機を借り受けその使い勝手をチェックしていこう。
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PLANET「Gemini PDA」(型番:10-001-JPN-J/日本語かな印字あり) 実勢価格税込70,000円前後
製品情報(株式会社リンクスインターナショナル) 

マンネリ化したスマートフォン市場を湧かせた「Gemini PDA」

まずは「Gemini PDA」が登場した背景を簡単に整理しておこう。現在のスマートフォン市場は、すでにピークをすぎて縮小傾向に入ったと言われている。その理由として、伸び代がなくなるほど技術が進化しきったこと、そしてスマートフォンを買い換える人のサイクルが長くなってきたことなどが挙げられている。

そんな背景もあって、ここ最近では少しでも他社との差別化を図る動きが盛んだ。背面パネルにディスプレイを搭載した Nubia「nubia X」や、カメラがポップアップするギミックがユニークなVivo「Nex S」 OPPO「FIND X」などはいい例だろう。

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キーボードを搭載したAndroid端末(スマートフォン)はこれまでもいくつか登場していたが、ノートPCのようなクラムシェル型はとても珍しい

こうした流れの中でも、キーボードを搭載したクラムシェル型デザインを採用する「Gemini PDA」はインパクトのある一台だ。とは言え、その正体はれっきとしたAndroidスマートフォン。当然ながら本体にはSIMカードが搭載でき、4Gデータ通信が可能。もちろん端末を閉じた状態で通話することもできる。そのスタイルから特殊な端末という印象を持つ人もいるだろうが、スマートフォンに触った事があれば、使い方自体で戸惑うことはないはずだ。

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白をベースに、製品写真が大きくデザインされたパッケージを採用する「Gemini PDA」

ちなみに国内では昨年12月に、第1弾として「日本語かな印字無し」モデルが発売されたが、あまりの人気に即完売。かくいう筆者も購入するべく探し回ったが、どうしても手に入れることができなかった。そして今年3月からは第2弾モデルとして、「日本語かな印字あり」モデルの発売が開始。ようやく潤沢に出回るようになり、量販店などでも購入ができるようになっている。

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「USB Type-Cケーブル」「ACアダプタ」「クイックスタートガイド」「専用オープナー」「ステッカー」「マイクロファイバークロス」が付属する

さて次項では「Gemini PDA」の魅力に迫るべく、まずは外観を詳しく見ていこう。

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